大名倒産 上

大名倒産 上

850円 (税込)

4pt

〈大ショックの若殿vs.逃げ切りを目指す先代〉

天下泰平260年の間に、積もり積もった藩の借金はなんと25万両!
この世のものとは思えぬ巨額の負債を知った嫡男はショックで急死してしまった。
丹生山松平家12代当主は、次男三男を飛び越えて
庶子の四男・小四郎に家督を継がせて隠居すると、
ひそかに「大名倒産」の準備を進め、逃げ切りを狙う。

何も知らずに大名家の家督を継いでしまった
21歳の小四郎は、クソがつくほどの真面目さ誠実さを武器に
最大の難関・参勤交代の費用をひねり出そうと必死に奮闘するが……。

万策尽きた時、人の世を眺めていた七福神たちが動き出す!?

笑いと涙がてんこ盛りの超豪華エンターテインメント。
2023年、映画化決定!

※この電子書籍は2019年12月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

...続きを読む

詳しい情報を見る

  • 映画化

    「大名倒産」

    2023年6月23日公開
    出演:神木隆之介、杉咲花、松山ケンイチ

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

大名倒産 のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 大名倒産 上
    850円 (税込)
    〈大ショックの若殿vs.逃げ切りを目指す先代〉 天下泰平260年の間に、積もり積もった藩の借金はなんと25万両! この世のものとは思えぬ巨額の負債を知った嫡男はショックで急死してしまった。 丹生山松平家12代当主は、次男三男を飛び越えて 庶子の四男・小四郎に家督を継がせて隠居すると、 ひそかに「大名倒産」の準備を進め、逃げ切りを狙う。 何も知らずに大名家の家督を継いでしまった 21歳の小四郎は、クソがつくほどの真面目さ誠実さを武器に 最大の難関・参勤交代の費用をひねり出そうと必死に奮闘するが……。 万策尽きた時、人の世を眺めていた七福神たちが動き出す!? 笑いと涙がてんこ盛りの超豪華エンターテインメント。 2023年、映画化決定! ※この電子書籍は2019年12月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 大名倒産 下
    850円 (税込)
    〈家臣も商人も(神様も?)必死の金策。奇跡の大逆転、なるか!?〉 美しい故郷とお家を守りたい――。 天下一の塩引鮭が名産の御領国・越後丹生山へ初入りした 若殿・小四郎。そのなりふり構わぬ姿に、 国家老が、商人と民が、そして金が動き始める。 人の世を眺めている七福神まで巻き込んで、 奇跡の「経営再建」は成るか? 笑いと涙がてんこ盛りの超豪華エンターテインメント。 巻末対談 浅田次郎×磯田道史「改革をなし得る人とは」 2023年、映画化決定! ※この電子書籍は2019年12月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

大名倒産 上 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    時代小説は、とっつきにくいと思いきや文章のリズムよく、思わず吹き出してしまうところもあり、とっても楽しい。

    下巻も期待!

    0
    2024年01月11日

    Posted by ブクログ

    とっても面白い!
    文字数は多くてもすごく読みやすいのでページをめくる手が止まらない。
    真面目な問題にもコミカルな表現で笑わせてくるし、かと思えばいきなりしんみりさせられる。
    上巻ではまだ問題解決にはほど遠いけれど、下巻でどうなねぇるのか楽しみ!

    0
    2023年07月31日

    Posted by ブクログ

    浅田次郎さん、初めて読んだ。
    昭和26年生まれらしいので、さぞお固い文章書くんでしょ?と思ってたら、お固い文章とコミカルな文章の対比がよく、ところどころ文章だけで笑ってしまうことがあった。
    最初の文章がやたら固かったのはわざとなの…?とすら思った。
    主人公はもとより、他の登場人物も魅力的で、越中守い

    0
    2023年01月19日

    Posted by ブクログ

    貧乏を絵に描いた様な越後3万石の藩内で、新しく藩主になった小四郎。前藩主はあまりの借金に藩を計画倒産させることで、現状を打破しようとしますが、クソ真面目な小四郎は、倒産そのものを回避しようとする。

    小四郎の人柄が、兄の祝儀を良い方向に運んだり、参勤交代の行列でも、兄の妻の実家が助けに入ったりと、危

    0
    2022年11月20日

    Posted by ブクログ

    借金まみれの三万石の大名家。当主は自藩の計画倒産を目論み家督を庶子の小四郎に押し付け、自らは下屋敷で気ままな遊び暮らしをしながら藩の重臣を抱き込み裏金作りに余念がない。
    片や新当主小四郎、次第に明らかになる惨状にも実直に向き合い、周囲の数多の助力を引き寄せながら、貧乏神同道で江戸から領国への参勤交代

    0
    2022年11月10日

    Posted by ブクログ

    浅田次郎さんの比喩表現がとてもいい(笑)
    特に塩鮭のくだりはヨダレが出るほど面白かった(笑)
    塩鮭が食べたくなるw

    0
    2024年05月17日

    Posted by ブクログ

    多分、はじめての江戸時代の物語、わからない言葉が多く出てきて読みにくいが内容は、現代に通じる会社経営モノ?みたいで面白い。即、下巻へ

    0
    2023年12月09日

    Posted by ブクログ

    義母から借りたシリーズ3作品目。
    江戸時代の話だから難しいと思ったら、面白くてさらさらと読めてしまった。

    江戸時代の武士にはよく分からないしきたりや決まり事が多かったことが分かりました。武士はお金のことに関わっちゃいけないとか、殿様への挨拶の仕方とか色々決まってて大変そうでした。

    それにしても小

    0
    2023年07月30日

    Posted by ブクログ

    映画化になると聞いて読みました。
    昔の語り口調で、全て理解するのは少し難しかったですが(私の不勉強)、全部コメディというイメージとは違った印象でした。
    映画化みたいです!

    0
    2023年06月11日

    Posted by ブクログ

    もくじ
    一、和泉守殿下城差留之事情
    二、十二年前過日之追憶

    とあり、主な登場人物に貧乏神を認める。

    きっちり硬い文章で事態の重大さを伝える文章なのだが、笑わせにかかる。浅田先生の得意技を楽しみながら読む進める。

    足軽の倅として育った小四郎、前代当主の落とし胤として、越後の松平家の当主となる。

    0
    2023年05月23日

大名倒産 上 の詳細情報

  • 映画化

    「大名倒産」

    2023年6月23日公開
    出演:神木隆之介、杉咲花、松山ケンイチ

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

文春文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

浅田次郎 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す