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新宿・歌舞伎町で客引きとして生きる花田章は、日本に滞在させるため偽装結婚した中国人女性をふとしたことから愛し始めていた。しかし――(表題作)。才能がありながらもクラシック音楽の世界を捨て、今ではクラブのピアノ弾きとして生きる元チェリストの男の孤独を描いた「スターダスト・レヴュー」など、やさしくもせつない8つの涙の物語。
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Posted by ブクログ
今更ですが 浅田次郎を初めて読んだ 映画やドラマになるので何となく避けてきた 短編の中にある密な表現に驚き感情をヒリヒリと刺激された 作者の見てきた住んできた世界なのか 実体験であってもこのように読者にさらせる力はさすがと 遅ればせながら他の作品をむさぼるように読んでいる
戦後昭和、高度経済成長を遂げた日本は、人々の希望を叶えたのだろうか……といったことを考えてしまう切ない短編集。
浅田次郎の、傑作短編集。 著者の短編は常々至宝だと思っているが、人情味を残しつつ、ハードボイルド色の強い話を集めた本作は、登場人物がクールで、結末もドライ。 非常に話に引き込まれ易く、結末までで色んな感情を強く揺さぶられ、興奮させてくれる。 特に好きなのは「スターダスト・レビュー」で、個人的には、過...続きを読む去に読んだ単品の短編作品で最高傑作だと思っている。 何度読んでも、唸ってしまう。 5
大人の童話という感じだろうか。悲しく、とても美しい物語ばかり。美しいというのは、絶望のなかでも人としての矜持を忘れないということだろうと思う。ベースになっているのは、Oヘンリの短編ではないだろうか。
8つの物語が入った短編集。浅田次郎の作品は初です。 どれも切ない物語で、しみじみとしました。「うたかた」が一番良かったです。
短編集。 この中の「うたかた」という作品をラジオで朗読してるのを聞いて興味をもちました。 移り行く時代の寂しさ、自分にとっての幸せとは何か。 作品自体は暗さや深刻さは無く、優しい風を感じるような作品でした。
短編集。 踊り子、スターダストレビュー、かくれんぼ、、、などの8編から成ります。 数回読んでますが、読むたびに気づきが変わるような気がします。。なんでだろ。。 切ない話が多いです。 小学生3人が、馴染め始めたハーフの子と夏休みにかくれんぼをするのですが、かくれんぼ中にそのハーフの子を虐めて途中で帰っ...続きを読むてしまい、その後その子が行方不明になったことをずっと引きずっている話や、下っ端のヤクザがアパートに帰ると死体が置かれててびっくり仰天するのですが、そこへ故郷からお母さんが訪ねてきてしまったり、、など、いろいろな話。 うるっとしてしまった話は、タイトルにもなっている「見知らぬ妻へ」。 中国人の出稼ぎに来ている女性に籍を与えるために結婚させられた花田さん。本の2日間だけの家庭。離婚した妻との間の娘が父親を頼って来ようとするのを拒絶したシーンは涙が出た、、、。
どの作品も生き様が感じられた。 切ないです。 「見知らぬ妻」で花田が娘に言う一言、「とうさんはおまえの電話がいやなんだ。迷惑なんだ」 つらいです。
胸を打つ、切ない八つの短編集。 浅田次郎の短編集は、自分の中では、あまり良いイメージが無かったが、この短編集はありだと思った。 どれもが、切なく、自分の好みにあった物語であった。 特に『うたかた』が胸を打った。
何度か浅田次郎だったよなと思い起こしながら読みました。何となく、重松さんを思い起こさせる作品が多かったので。 どちらかといえば「泣かせ」に組する作品群ですが、その中では淡々と描かれている方でしょう。あまり"これでもか!"という書き込みは有りません。そこらが重松さんに似てると思っ...続きを読むたところかもしれません。 前々からタイトルは見ていたものの、何故か手が出なかった作品でしたが、予想以上の出来でした。
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見知らぬ妻へ
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浅田次郎
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