大名倒産 下
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大名倒産 下

850円 (税込)

4pt

〈家臣も商人も(神様も?)必死の金策。奇跡の大逆転、なるか!?〉

美しい故郷とお家を守りたい――。
天下一の塩引鮭が名産の御領国・越後丹生山へ初入りした
若殿・小四郎。そのなりふり構わぬ姿に、
国家老が、商人と民が、そして金が動き始める。

人の世を眺めている七福神まで巻き込んで、
奇跡の「経営再建」は成るか?

笑いと涙がてんこ盛りの超豪華エンターテインメント。
巻末対談 浅田次郎×磯田道史「改革をなし得る人とは」
2023年、映画化決定!

※この電子書籍は2019年12月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

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  • 大名倒産 上
    850円 (税込)
    〈大ショックの若殿vs.逃げ切りを目指す先代〉 天下泰平260年の間に、積もり積もった藩の借金はなんと25万両! この世のものとは思えぬ巨額の負債を知った嫡男はショックで急死してしまった。 丹生山松平家12代当主は、次男三男を飛び越えて 庶子の四男・小四郎に家督を継がせて隠居すると、 ひそかに「大名倒産」の準備を進め、逃げ切りを狙う。 何も知らずに大名家の家督を継いでしまった 21歳の小四郎は、クソがつくほどの真面目さ誠実さを武器に 最大の難関・参勤交代の費用をひねり出そうと必死に奮闘するが……。 万策尽きた時、人の世を眺めていた七福神たちが動き出す!? 笑いと涙がてんこ盛りの超豪華エンターテインメント。 2023年、映画化決定! ※この電子書籍は2019年12月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 大名倒産 下
    850円 (税込)
    〈家臣も商人も(神様も?)必死の金策。奇跡の大逆転、なるか!?〉 美しい故郷とお家を守りたい――。 天下一の塩引鮭が名産の御領国・越後丹生山へ初入りした 若殿・小四郎。そのなりふり構わぬ姿に、 国家老が、商人と民が、そして金が動き始める。 人の世を眺めている七福神まで巻き込んで、 奇跡の「経営再建」は成るか? 笑いと涙がてんこ盛りの超豪華エンターテインメント。 巻末対談 浅田次郎×磯田道史「改革をなし得る人とは」 2023年、映画化決定! ※この電子書籍は2019年12月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

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大名倒産 下 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年01月19日

    時代小説ならではの奥行き深い文章に浸れる一方、吹き出してしまうような笑いもあり、極上の楽しさありです。神様の登場が笑えました。親と子の情愛にほろっとくる場面もありました。

    最後に載せられていた浅田さんと磯田さんの対談で理解がさらに深まります。世代間の考え方の違いが、現代と照らし合わせて考えられ面白...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年02月09日

    なんだか集中しきれない上巻を頑張って読んだ流れで挑む下巻は、打って変わってあらゆるものがひとつになってフィナーレに進んでいく小気味良さが素晴らしい。

    0

    Posted by ブクログ 2024年04月02日

    史実ではないが、史実に沿った形でストーリーやキャラクターが組み立てられていて、物語の世界に入り込めた。
    本筋ではないが…とにかく鮭が美味しそうで食べたくなった!

    0

    Posted by ブクログ 2024年02月07日

    神様の登場が笑えた
    個人的には神様出しすぎでは?と思ったけど
    面白かったから良し
    これは映画化するのもわかる
    どこまで映像で表現できるかな~?
    とも思いますが
    老若男女が楽しめる作品だと思うし
    浅田次郎さんは笑いのツボおさえるのがうまいですね
    最後まで飽きずにテンポ良く読めました

    0

    Posted by ブクログ 2023年12月18日

    今年のNHK大河ドラマ、どうする家康、結構、ハマって見てました。今までは、戦国時代、苦手だったけど。だから余計に戦の無い時代がこんなに腑抜けになってしまったのかと。
    だからこそ、今の日本、ここから学ぶことがあると。日本の借金とか。歴史は、現代に活かす為に学ぶモノでなければ。

    0

    Posted by ブクログ 2023年08月13日

    上下巻まとめて投稿
    根っからの悪人とか嫌なやつが出てこなくて、心地よく読めた。Audibleで聴いたので、よくできた落語を聞いたような感じで、ちょこちょこ笑えるところもあってよかった。個人的には越中守がお気に入りだった。

    0

    Posted by ブクログ 2023年05月24日

    一番印象が強かったのは、旗本の番頭頭、小池越中守の塩引鮭への恋焦がれ。和泉守の兄の岳父となった経緯から、越後丹生山に同行。
    面白可笑しい文章だけど、下卑た処がない。不思議な品がある。こういう文を浅田先生以上に書ける人がいるだろうか。

    その他の登場人物では異母兄のきさぶ様、異父兄の平家琵琶の名手の正...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年05月21日

    藩祖から代々積み重ねた借金を、思いもよらぬ経緯から家督相続した当代藩主が返済するために尽力する。前半、度重なる不幸が襲うも本巻からは幸運が舞い込んでくる。が、それでも返済には遠く及ばない。
    登場人物には悪人も多くいるが、その人たちだって見方を変えれば善人である。浅田次郎の人を見る視点や切り取り方は本...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年04月26日

    ちょっと変わった時代物と思いきや七福神や貧乏神やら死神やら はちゃめちゃ感があってとても面白く読めました。

    0

    Posted by ブクログ 2023年04月22日

    読み終わって気づく。 
    あぁファンタジーなのねコレ。

    序盤主人公っぽく登場し大名を継がされた小四郎さんは主役ではなく 25万両という桁外れの借金を中心に描かれる群像劇 (神様成分多し)
    特にギャグメイカーの鮭狂いの旗本さんが大好き。
    筋肉はすべてを解決するよね。
    「それにしても何故此奴はこんなに鮭...続きを読む

    0

大名倒産 下 の詳細情報

  • 映画化

    「大名倒産」

    2023年6月23日公開
    出演:神木隆之介、杉咲花、松山ケンイチ

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