母の待つ里(新潮文庫)

母の待つ里(新潮文庫)

825円 (税込)

4pt

40年ぶりに帰るふるさとで待っていたのは、初めて会う〈母〉だった――。大企業の社長として孤独を抱える松永徹。退職と同時に妻から離婚された室田精一。親を看取ったばかりのベテラン女医・古賀夏生。人生に疲れた三人が選んだのは「里帰り」だった。囲炉裏端に並ぶ手料理や不思議な昔話。母と過ごす時間が三人を少しずつ変えていく……すべての人に贈る感涙の物語。ふるさとを、あなたへ。(解説・赤坂憲雄)

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母の待つ里(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    一泊二日50万円で故郷を味わいに行く話。本当ではない母のもとで本当の母といるような気分を味わった4人の男女が母の死を知り集まります。故郷ってなんだろう?と考えさせられました。

    0
    2025年02月23日

    Posted by ブクログ

    とても久しぶりの浅田次郎、ゴツゴツした突拍子もないぶっ飛んだプリズムホテルにポッポやに変わらずの劇場。3人のそれぞれの回の切り替えが絶妙で、順番なわけではなくて、ヅラしが効いててさすがだなぁって。ホロホロと泣いたお母さんの場面でじんわりしたよう。メトロに乗ってとか何度も読んだけどまた読みたくなってる

    0
    2025年01月21日

    匿名

    購入済み

    お伽話のような

    初めは TVのドラマで知ったお話。
    むかしむかし ある所に…
    こんな風に 夢の中の物語のようだった。
    このお話の過去は
    このお話の未来は

    私の中で どんどんと膨らんでいってしまう。

    #泣ける #切ない #感動する

    0
    2024年12月03日

    Posted by ブクログ

    40年ぶりの帰郷。訳ありの話なのだと思って読み始めると、それはプレミアムカードの会員のみが参加できる一泊50万円の究極のふるさと体験。村に到着すると現れる幼馴染、家で待っている母。優しいお母さんに心を救われて、演じている彼女も仮の子供達によって癒されているように感じました。ここを訪れた3人の物語。最

    0
    2024年11月21日

    Posted by ブクログ

    タイトルで想像したものとは違った深いお話でした。浅田さんの展開する心をつかむ、あったかい気持ちになれるストーリーでした。

    0
    2024年10月31日

    Posted by ブクログ

    浅田次郎らしい人の営みとその交錯、自然の香りが匂い立ち、何年か経ってもう一度読んだらまた違った感想になるんだろうな、と、何度でも読んでみたい気持ちにさせる素敵な作品でした。

    0
    2024年10月12日

    Posted by ブクログ

    自分の生活における幸せとは何なのか考えさせられる一冊だった。誰かと鍋料理を囲むときのようなあたたかさを読者に与えてくれた。いかに自分が幸福とはこういうものだ、と凝り固まった考えを持っていたのか気づかせてくれる本だった。今よりもっと歳を重ねた後で読んだらまた少し違った感想を抱くだろうと感じた。

    0
    2024年09月25日

    Posted by ブクログ

    最後に大泣きしてしまった
    心の中の古里 成功しても満たされない生活
    大枚払っても再び帰りたくなる様な古里
    お母さん(ちよさん)がみんなを救ってくれたね

    0
    2024年08月13日

    Posted by ブクログ

    実在する仮想現実の世界、法外な費用払ってまで都会で疲れた人々を引き付ける古里。
    そこにいるのはテーマパークと同じような古里の人々を演じるキャスト。それでも移住まで考える登場人物たち。今まさに問題になっている限界集落、最終章で明される"ちよ"の過去。ハートウォーミングながら考えさせ

    0
    2024年08月12日

    Posted by ブクログ

    クレジットカードの特典って様々だ。年会費が高いカードになるとそれはもう会員が満足できる特典もいろいろ揃ってる…ただ、だいたいは空港ラウンジや旅行保険の充実の類い、ホテル予約などコンシェルジュがつくようなものだが、もしもリアルな田舎で母親と接することが擬似体験できるなら、あなたは利用しますか?

    この

    0
    2025年02月27日

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