完本 神坐す山の物語

完本 神坐す山の物語

小説・文芸
2,200円 (税込)

11pt

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奥多摩の、太古から神を祀ってきた霊山・御嶽山の上にある村。そこにある神官屋敷は浅田氏の実家である。彼が少年だったころ、美しい伯母から聞かされた怪談めいた夜語り。それは怖いけれど、美しくも哀しく、どれも引き込まれるものばかりだった。これら神主の家に伝わる話を元に脚色して書かれた短編を編み直し、単行本未収録作品「神上りましし諸人の話」(あとがきにかえて)と、書き下ろし作品「山揺らぐ」を加え、完本とした永久保存の決定版!

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    双葉社
  • タイトル
    :
    完本 神坐す山の物語
  • タイトルID
    :
    20089396
  • 電子版発売日
    :
    2024年06月19日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    4MB

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完本 神坐す山の物語 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    表紙とキャッチコピーに惹かれて衝動買いしました。読んでみると少し不思議で、少し怖い話でどれも大変面白かったです。こういう不思議な現象と人間が共生していた時代があったんだな…としみじみ感じました。いつか御山に行ってお参りしてみたいです。
    普段は静かな環境で読書しますが、無性に雅楽が聴きたくなりBGMとして流して読みました。とってもマッチして雰囲気が出るのでオススメです。

    1
    2024年10月05日

    Posted by ブクログ

    子どもの頃多摩地区に住んでいたので、御嶽山には遠足で行った記憶がある。
    その山が神様の住まう山とは知らなかった。

    どの話も非常に興味深く面白く読んだ。
    小説ではあるが民俗学的な要素が満ちている。
    読み終わるのが惜しいと感じながら、一つひとつ大切に読んだ。

    あらためて御嶽山へ行ってみたくなった。

    1
    2024年08月24日

    Posted by ブクログ

    八王子児の小生は御嶽山には登ったこともあり麓のこともよく分かる。本書を読んでいると江戸から明治、大正昭和へと時代の移り変わりを感じてしまう。この頃の子どもの楽しみは父や母、祖父、祖母から寝もの物語で怖い話しを聞くのが楽しみであったろう。本書はそれがぎゅう詰めなった一冊だ。楽しく読み終えた!

    1
    2024年07月13日

    Posted by ブクログ

    ただ怖いだけじゃない。
    死んで終わりじゃないなあと思う話。
    こういう話好きです。
    身内の不思議と言っていいのか現実離れしているような話。
    私からしたら縁がない話だから現実離れしてると思うだけなのだろうけども。

    寝物語には内容が濃そう。

    0
    2026年07月21日

    Posted by ブクログ

    これはよかった。
    あまり神道に造詣が深くないので、神様が身近にいるというか、生活の中に息づく世界は新鮮だった。
    不思議なことも不可解なことも起こる、怖いことも起こる。けれども、神様がそうするならばと受け入れる。
    全編を通して神様への畏敬の念があると感じた。

    0
    2026年02月20日

    Posted by ブクログ

    どこまでが本当の話かはわからないが、戦前からの御岳山における生活等が垣間見れ、自然や色彩がとても美しい文章で表現されている。
    登山で訪れたことはあるが、現在とはだいぶ様子が異なり、厳しい環境だったことが窺える。
    御岳山に宿泊で再訪したい。

    0
    2025年03月02日

    Posted by ブクログ

    青梅の御嶽山、筆者の母の生家は山頂の集落の宿坊。夏休み集まった従兄弟たちに聞かせる叔母の寝物語。
    世俗を超越した隔てられた異界ならではの数々のエピソード。
    どこまでが創作か分からないが、浅田次郎の作品のファンタジー調な部分は、この幼児体験が影響しているのだろう。

    0
    2025年01月22日

    Posted by ブクログ

    完本、とあるのは様々な文庫や雑誌に掲載したものを集めたからですね。
    不便な山の上にある知る人ぞ知る神社での奇怪な物語。叔母さんが少女の頃に体験したことを小さい子供達に伝える形。しかもそのうちの一人の子はちゃんと見えてしまう霊力がある。圧巻は狐が取り憑いた少女たちの狐落とし。
    大騒ぎになりながら落とすこともあれば、寂しい結末を迎えることもある。
    文章自体が浅田次郎の面目躍如。おどろおどろしい雰囲気を少し古めかしい日本語で記述するので引き込まれる。

    1
    2025年01月12日

    Posted by ブクログ

    10年ほど前に出版されたものを私は読んだのだが、今回は新たな書き下ろしの短編を加えて完本として出版された。

    東京都の奥多摩の霊山・御嶽山の上にある神官屋敷は、浅田氏の母親の実家なのだそうだ。
    浅田氏が少年だった頃、従兄弟やはとこ達と夏休みのほとんどをこちらの屋敷で過ごしたとのことだ。
    就寝前、布団に横になった子供の枕元で、美しい伯母から怪談めいた夜語りを聞かされるのが常だった。
    怖い話なのだが、少年少女達は不思議な世界へ引き込まれていた。
    これらの話は、太古から神主に語り継がれたもので、浅田氏はこれに脚色を加えて短編集としたとある。

    浅田氏のおじさん、おばさんから聞いた話の時代は、明治の頃から戦前の話のようだが、現在の御嶽山の環境とは大違いのような気がする。
    神官屋敷の周辺には宿坊としての屋敷が30軒程あったようだが、麓からは険しい山道となっていて、この地域は隔絶されたような集落だった印象を受けた。
    この物語の怖いところは、神の所業にあるといっても良い。
    神社とお寺の怖さを比較すると、圧倒的に神社の方が怖さは勝ると浅田氏は語っている。
    お寺やお墓の怖さには、人間そのものに関わった恐怖だが、神社には八百万の神(やおよろずのかみ)がぞんざいし、その数と種類の多さから様々な異界が生じているためだという。
    そういえば他宗教には崇める「実像」が存在するが、日本の神には具体的な「像」というものが存在せず、自然を含めた万物が神というところにあるからだろうか⋯。
    山、川、海、岩、大樹、小動物など、あらゆるものが神となる信仰は珍しいものだろう。
    この一冊、「日本の言葉」と「日本の自然美」を愛でる浅田氏にとっては真骨頂の内容が盛り込まれているような気がした。

    1
    2024年12月03日

    Posted by ブクログ

    著者の母方の実家が奥多摩の神社ということで、幼い頃から目には見えないけどいる何か、存在に触れながら育ってきたことが窺える。フィクションとノンフィクションがが混ざったような山にまつわる短編集。怪異譚のようだけど、全く怖くない、どこか懐かしいような感じ。

    1
    2024年12月02日

完本 神坐す山の物語 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    双葉社
  • タイトル
    :
    完本 神坐す山の物語
  • タイトルID
    :
    20089396
  • 電子版発売日
    :
    2024年06月19日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    4MB

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