大野舞の作品一覧
「大野舞」の「西洋の敗北 日本と世界に何が起きるのか」「第三次世界大戦はもう始まっている」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
オーディブルだったので、基本的にはながら聞き。しかし内容量が多いので文字では挫折していたかも。
2024年11月発行で作家はフランスの人類学者。人口統計と家族累計型から、人類のあり様を思考している。
ロシア×ウクライナ戦争は、当初はロシアの戦車はボロだとか西側はウクライナの味方だとかでやたらと勢いが良かったが、なかなか収まらない。そもそもこの戦争は避けられなかったのか。妥協点は見いだせなかったのだろうか。ロシアにしろウクライナにしろ戦争を始めた人たちに命の危険はなくて、市井の人々、特に子供たちが犠牲になっている。自分が聞いていた情報がどこか違っていた…というより事象はそんなに単純ではないとい
Posted by ブクログ
序盤はウクライナ戦争について、日本のニュースからはなかなか知る事のできない背景や原因を解説してくれていて、今までと違った視点を得られたのは良かったと思います。
特にイデオロギーだけでなく各国の伝統的な家族構造など人類学的な見方も面白かったです。
本書の主題としてプロテスタンティズムの崩壊と言う表現がたびたび出てきますが、要するに先進国の多くの人々の倫理観がなくなったと言う事と書かれています。
個人的に欧米人が倫理的と思った事はありませんし、本書では人種差別していた時代を含めてとありますので価値観と言った方が良いかもしれません。
そもそも西洋的に倫理的な物事が他の社会にとって倫理的でないだけな
Posted by ブクログ
ウクライナ侵攻の問題が日々動き続ける中で、ロシアやアメリカ、イギリス、そしてヨーロッパやスカンジナビアの歴史と宗教、階級や言語の問題などを俯瞰しつつ分かりやすく情勢分析を試みた一冊。全編にわたり、ウクライナという国が想像以上に脆弱な国だということが読み取れた。私の個人的な知識不足は言うまでもないけれど、毎度著者の本を読むたびに、統計の読み方と解釈に目からウロコ、なことが多い。
キリスト教、特にプロテスタンティズムの衰退に関する言及も多い。宗教が衰退し、いままで宗派が分断していたものが意味をなさなくなり、社会全体が迷走していると著者は解釈しているように見える。
西側陣営が自分たちこそが世界の主だ