大野舞の作品一覧
「大野舞」の「西洋の敗北 日本と世界に何が起きるのか」「エマニュエル・トッド大いに語る――コロナ、中国、日本の将来 ~フランスが生んだ欧州の知性~」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
このような、「現実をちゃんと見ろ」系でちゃんとした本は参考になる。
アメリカは国として行き詰っており、モノを作ることができない。(ウクライナ戦に武器を十分に供与できない)アメリカはまさに今(2025年7月)、貿易不均衡の是正を求めて関税をかけようとしているが、不均衡の解消といってもそもそもアメリカで製造されているモノはどんどん少なくなっている。著者は、「アメリカの最大の輸出商品はドルそのもの」とする。
アメリカやヨーロッパ諸国では乳幼児死亡率や男性の平均寿命などに悪化の兆しがしっかりと現れている。いろいろな指標をアメリカとロシアで比べると国家としての底力はロシアの方が、ある。
な
Posted by ブクログ
オーディブルだったので、基本的にはながら聞き。しかし内容量が多いので文字では挫折していたかも。
2024年11月発行で作家はフランスの人類学者。人口統計と家族累計型から、人類のあり様を思考している。
ロシア×ウクライナ戦争は、当初はロシアの戦車はボロだとか西側はウクライナの味方だとかでやたらと勢いが良かったが、なかなか収まらない。そもそもこの戦争は避けられなかったのか。妥協点は見いだせなかったのだろうか。ロシアにしろウクライナにしろ戦争を始めた人たちに命の危険はなくて、市井の人々、特に子供たちが犠牲になっている。自分が聞いていた情報がどこか違っていた…というより事象はそんなに単純ではないとい
Posted by ブクログ
序盤はウクライナ戦争について、日本のニュースからはなかなか知る事のできない背景や原因を解説してくれていて、今までと違った視点を得られたのは良かったと思います。
特にイデオロギーだけでなく各国の伝統的な家族構造など人類学的な見方も面白かったです。
本書の主題としてプロテスタンティズムの崩壊と言う表現がたびたび出てきますが、要するに先進国の多くの人々の倫理観がなくなったと言う事と書かれています。
個人的に欧米人が倫理的と思った事はありませんし、本書では人種差別していた時代を含めてとありますので価値観と言った方が良いかもしれません。
そもそも西洋的に倫理的な物事が他の社会にとって倫理的でないだけな