佐藤多佳子の作品一覧
「佐藤多佳子」の「一瞬の風になれ 全3冊合本版」「明るい夜に出かけて(新潮文庫)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「佐藤多佳子」の「一瞬の風になれ 全3冊合本版」「明るい夜に出かけて(新潮文庫)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
『一瞬の風になれ 第三部 -ドン-』を読んで、まず強く感じたのは、かけっこというシンプルな競技の中に、こんなにも色々な気持ちが詰まっているのかということだった。走ることはただ前に進むだけの動作なのに、その裏には努力、焦り、悔しさ、喜びなど、さまざまな感情が積み重なっている。
物語を読み進めるうちに、やっぱり涙が溢れた場面がいくつもあった。勝つ瞬間だけではなく、うまくいかない時間や迷いながらも走り続ける姿がとてもリアルで、胸に響いた。高校陸上部という一つの場所の中で、仲間たちはそれぞれ違う思いを抱えながらも、同じトラックを走り続けている。その姿から、強い希望を感じた。
また、この作品では人と
Posted by ブクログ
一瞬の風になれ 第二部 -ヨウイ-を読み終えたあと、胸の奥に静かな余韻が残った。
この物語で強く心を打たれたのは、「引退」という現実の重さだ。
走ることが当たり前だった日々が、ある瞬間から“過去”になる。その決断の裏にある葛藤や悔しさを思うと、思わず涙が溢れた。 競技の終わりは、ただの区切りではなく、生き方そのものと向き合う時間なのだと感じた。
さらに「怪我」や「事故」という避けられない出来事。
どれほど努力を重ねても、一瞬で道が閉ざされることがある。その理不尽さは残酷で、それでも時間は止まらない。だからこそ、仲間の存在が際立つ。
印象的だったのは、
会話はなくても良い、ただ寄り添う。