あらすじ
オフ・シーズン。強豪校・鷲谷との合宿が始まる。この合宿が終われば、2年生になる。新入生も入ってくる。そして、新しいチームで、新しいヨンケイを走る!「努力の分だけ結果が出るわけじゃない。だけど何もしなかったらまったく結果は出ない」。まずは南関東へ――。新二と連の第2シーズンが始まる。
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学生生活の全てを賭けていた。そんなことのひとつふたつ、ありませんでしたか?「最近あの頃みたいに熱くなってないな…」というあなたにぜひオススメしたい一冊です。きっと熱いモノがジワジワくるはず。自分もまた頑張ろうって背中を押してもらえます。
陸上競技に学生生活の全てを賭けて成長していく高校生たちを見ているうちに、思わず「あの頃」の自分を思い出す。信じあえる仲間、気になる異性、天才的な才能を持つライバル、自分の夢、挫折、諦められない情熱。なんだかもう全てがひたすらに青春!です。
学生時代に何かに打ち込んだ経験のある人なら絶対に共感してしまうはず。読後の爽やか感は120%!爽やかすぎて直視できない!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
部活って良かったな。
本音でぶつかったり、必死にもがいたり、
今振り返ると尊い時間だったなって思う。
23歳の私は戻れないから
より一層感じるんだろうね。
でも、やっぱ。かっこいいよ。
目標に向かう部活ってさ、
汗のツーンとした匂いがするぐらい泥臭い。
仲間と掴み取った勝利の記憶、労い支え合う関係性はどれも綺麗で美しい。
美味しい青春が詰まった作品でした。
Posted by ブクログ
1〜3巻まで一気に読んだ。青春いいな〜
陸上の面白さが少しわかった気がする。特に神谷目線で語られるリレーの臨場感、心の声が漏れ出たかのような描写でその場にいるかのように感じられるのがすごい。
特に心に残ったのは、神谷が顧問の三輪先生に焦りを感じて相談に行った時の三輪先生のコメント
「俺はおまえらの夢までは面倒見ねえぞ。夢が実現するようにいくらでも手は貸すが、俺がおまえらの夢を先に見るようなことはしねえ。…(中略)…自分で夢を見ろ。でかい夢を見ろ。」
指導者ってこうあるべきだなって。三輪先生は自分も陸上に未練や、やりきれなかった悔しさがある中で、それを生徒に押し付けるのではなく、一歩引いて生徒が主体的に夢を持って、それを応援することに徹せられるって、すごいし、すごく難しいと思った。
Posted by ブクログ
【きっかけ】
一瞬の風になれ1が面白かったので、続編である一瞬の風になれ2も読んだ。
【読んでみて】
この本を読んでウルっときた場面がいくつかあった。
私は青春成長ストーリーが好きだと改めて感じた。
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THE 青春って感じの第二部
能力の限界を考えずワクワクする方に進んでのめり込めることがあるって幸せだと思う。周りの誰よりも自分自身を信じて進むことって実は難しいことだけど、夢中になって全力で取り組む姿はかっこよくて素敵。
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第2部も泣けました。一気読みでした。
守谷先輩と走る最後のリレー。4人の息も合ってきた、その矢先、連がケガをしてしまう。いつもの連なら、そこで練習をやめそうだが、医者や先生に逆らってまで、練習を続ける。そんな連と先生とのやり取り。守谷先輩の言葉・・・。
鳥肌が立ちました。
新二にも大きな試練が訪れます。
尊敬してやまない兄が、選手生命を絶たれるか否かの大きな事故に遭う。新二は、ショックのあまり、抜け殻同然になり、キャプテンでありながら、練習にも一向に顔を出さなくなってしまう。そんなとき、思いを寄せる谷口から「駅伝を見に来てほしい。」とメールが来て、応援に行くことに。そこで、連と出会い・・・。
最高のスポーツ青春小説です。青春の輝きがつまっています。
鷲谷とのリレー対決や、100M走、200M走の勝負。谷口との恋の行方・・・。どうなるのか、まったく予想がつきません。第3部も、楽しみです!!
Posted by ブクログ
1巻目よりも新二の口語が落ち着いて、文章がかなり読みやすく感じた!新二の語彙が少し大人になって、より丁寧な言葉で心情を描写してくれるから、情景が思い浮かんで久しぶりに本で泣いちゃった。
特に守屋さんの引退は普通に電車で泣いた。
健ちゃんの怪我で自分も走れなくなっちゃうのが若干同情できないけど、大事な家族が事故に遭うとそんな感じになっちゃうのかな。
完璧だった連も試練を乗り越えて成長している姿にママ泣いちゃうよ...
Posted by ブクログ
後半こうくるのか…という話の展開
ツラくて胸がえぐられる気持ちになった
ここから主人公がどのように向き合い
どう成長していくのか、
応援する気持ちを込めて最期まで見届けたい
Posted by ブクログ
1巻を読んだ時は、ちょっとどうかな?と思ったけど、2巻で一気に好きなタイプな話になってしまった…。同期との関係、先輩後輩との関係、兄弟との関係、片思いのほろ苦さ走ることの苦しさと楽しさ全部がこの瞬間の輝きだなぁ。谷口さんと関係良すぎる笑 連に対しても実力あるのになんでこいつこんななんだよ、と読んでる方も新二と一緒に思ってたけど、最後の最後でほろっときちゃったな。3巻も楽しみ。
Posted by ブクログ
第一部から間髪置かずに読み切った!作者のなせる技なのか青春小説の爽やかさがそうさせるのか。
それにしても、主人公は全然すれていなくて素直な人物だな。その要素が小説全体の爽やかさに加担しているのだろう。連の視点から描かれた文章もあるとおもしろいな。兄に対しても憧れの念がやまない。
私は好きだけど、もしかしたらここまで爽やかなのが無理な人もいるかもしれないな。
兎にも角にも私はおすすめの一冊です。
Posted by ブクログ
高校2年生。下級生が入ってきて少し大人ぶる。
3年生が引退すると実質は最上級生に。
改めて高校での部活を思い返すと、長いようであっという間の濃密な時間だったなと思う。
この本には青春がたくさん詰まっていて、何かに夢中になったり、恋愛したり、家庭問題があったり、周りの目を気にしすぎたりと、懐かしくも苦い記憶を思い起こさせてくれる。
最後の3ページくらいは思わず泣いちゃったなぁ、ってまだ終わっていないけれども。
さあ。最終巻に進もう。じっくり読ませてもらおう。
Posted by ブクログ
1よりもずっと良かった。キャラクターに愛着が湧いてきたからかな?
主人公の努力と10秒の壁を越える瞬間。トップスピードで走る爽快さを読者にも体験させてくれる表現が素敵。
蓮が守屋さんとの4継を走ろうとしてくれるところや先生の説得のくだりが特に好きだった。
星と蛙という例えもよかったな。主人公にはこれからもまっすぐに生きてほしい。
Posted by ブクログ
練習の泥臭さ、挫折、仲間とのぎこちなさがより濃く描かれ、感情の揺れが胸をもたげる。天性のスプリンターの連と、自分の足で這い上がる新二との関係性。サブキャラや教師の背景も深まり、物語の厚みが増しておもしろかった。
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第二部もおもしろかった。新ニと谷口の恋模様が気になる…!最後の駅伝のシーンで新ニがキャプテンとして部員に声をかけたところで心を揺さぶられた。新ニや連たちはインターハイでどのような結末を迎えるんだろう。最終巻を読むのが楽しみ。
Posted by ブクログ
陸上をテーマにした高校青春小説3部作の第2弾。
主人公、新ニのキャラは努力家で凄く好感が持てる。また、脇を固めるライバルや、チームメイト、監督達も個性的て物語の幅を広げている。
スポーツをしていると、怪我や挫折といった辛い部分は付き物ですが、チームでお互いに支え合っている感じが「ザ・青春」でいいなぁ。
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2年生
後輩もでき、更に陸上にのめり込む
走ることが、ただ純粋に楽しかったことを思い出すなぁ
最終巻に向けて、私も走り出そう!!
(実際に走るわけではないけれど)
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シリアスな展開と登場人物の解像度が上がって、より面白くなったと感じる。スポーツ選手の怪我は見ていられない辛さがあり、血の繋がった兄弟の絆と呪縛についても思うところがあった。
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神谷がインターハイ予選の準決勝では高梨に勝って、決勝では負ける場面が大会のリアルを表してていいなと思った。天候や当日のコンディションで走りは変わってくるので。
引退式で守屋さんが泣いて、部員全体が泣いたという描写がグッと来た。
健ちゃんが怪我してしまって、神谷が「俺が怪我すればよかった」って言ってる場面で泣いた。連の前でちゃんと泣けてよかった。
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だいにぶもおもしろかった!
ただ速いだけじゃなく、それぞれの人によって強みや伸ばすところがあるんだと感じるし、それをしっかりわかって指導できる先生ってすごい。
後半で残念すぎることがあって、ここからどうなるのか、第3部も気になる。
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3巻でストーリーを作るから中途半端になるかと思いきや、なかなか読みやすくて面白い。3年生になるに向けて、挫折シーンが結構多くて見逃せなかった。3巻目が楽しみになる
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そそそそ、そんなああ。恋愛とかポップな感じで甘酸っぱい展開かと思いきや。主人公の苦悩が見ていて苦しい。次どうなるのかめっちゃ気になるー!
Posted by ブクログ
努力し力をつけても、まだまだ上がいる
さらに上を目指す気持ち
先輩の想いを受け取る瞬間
淡い恋心
そして、大きな挫折
第一部よりも更に加速した感じ
大切なことに気付いた新ニはきっと大きく成長したのだろう
第三部、楽しみです
Posted by ブクログ
走ることのコツを掴んできて、実力がついてきた様子が出てきてワクワクしました。
成長してるなーって嬉しくなりました。
でも後半でまさかの事態…
葛藤して、もがいてる様子に泣きながら読みました。
いよいよラスト1冊、どう乗り越えていくのか、楽しみです。
Posted by ブクログ
部活と友情と恋と家族
青春スポーツ小説の全部盛りって感じの2/3巻でした。
1巻は、授業とか試験とか学校行事がほとんど出てこないのにも関わらず、なぜかスポーツ要素少なめだった気がします。2巻はスポーツ濃度も高まってきました。
兄や連の影ばかり追いかけていた新二が、谷口さんの中長距離転向を後押しし、後輩や部を引っ張っていく。成長しましたね。
意外と心に残るフレーズは少なかったんですが、谷口さんが中長距離転向を相談した時の台詞
「走るの、好きなんだ」
目を伏せてつぶやいた。小さな声。強い口調。
谷口さんを応援したくなりました。
Posted by ブクログ
全く違うキャラクターの新二と連が、お互いや陸上部メンバーと一緒に様々な出来事を経験をすることで成長していく姿を瑞々しく綴ったお話。3巻まで一気に読んでしまいました。
Posted by ブクログ
一瞬の風になれの第二部!
連と新二のその後を知りたく続きも読むことに。どんどん成長していく2人を見ていると懐かしいような羨ましいような。もう戻ってこない一度きりの部活動生活を読んで戻りたくはないけど「あーっ。」と思ったり笑
そして今回、まさかの健ちゃんが…。驚きとショックがデカすぎて新二の気持ちに感情移入。てっきり王道青春で最後まで進むものだと。
残る1作となった『一瞬の風になれ』ですが結末はどうなるのか、続け第三部も読んでいこうと思います!
Posted by ブクログ
長年続けてきたサッカーをあきらめ、高校入学を機に陸上を始めた神谷新二。オフ・シーズンを経て2年生に進級、第二シーズンへと突入。
ほのかな恋の気配や先輩たちの引退…
ただひたむきに練習に打ち込む新二たち。
「努力の分だけ結果が出るわけじゃない。だけど何もしなかったらまったく結果は出ない」(201頁)
なんだろ、多くは語りません。とにかく新二の成長を見守りたい、春高陸上部を応援したくなります。
話の流れ的に、どこかでケガとかスランプとかあるのかな?なんて予想しつつ読んでいたけれど、そうくるか、なかなか辛い展開。果たして、新二はどう乗り越えていくのか、3巻が楽しみです。