【感想・ネタバレ】一瞬の風になれ 第一部 イチニツイテのレビュー

学生生活の全てを賭けていた。そんなことのひとつふたつ、ありませんでしたか?「最近あの頃みたいに熱くなってないな…」というあなたにぜひオススメしたい一冊です。きっと熱いモノがジワジワくるはず。自分もまた頑張ろうって背中を押してもらえます。
陸上競技に学生生活の全てを賭けて成長していく高校生たちを見ているうちに、思わず「あの頃」の自分を思い出す。信じあえる仲間、気になる異性、天才的な才能を持つライバル、自分の夢、挫折、諦められない情熱。なんだかもう全てがひたすらに青春!です。
学生時代に何かに打ち込んだ経験のある人なら絶対に共感してしまうはず。読後の爽やか感は120%!爽やかすぎて直視できない!

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本屋大賞1位

2014年07月03日

これぞ青春スポーツ小説!2006年の本屋大賞1位に輝いた本作。すごくオススメです。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年12月24日

私と同じくらいの年代の高校生の部活の話で読みやすく面白い内容でした。
ルールは詳しくないけど私でもわかりました
恋愛の話が出てきたので今後どうなるか楽しみです

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Posted by ブクログ 2023年03月04日

とても面白かった。
私の好きな分野の物語です。
2007年の本屋大賞の青春スポーツ小説です。
第一部のイチニツイテは、高校1年のお話。
高校時代の部活をしていた時を思い出しながら読みました(陸上ではありませんが)。
家族の支え、仲間との絆、恋etc青春ですね。
みんな徐々に成長していっていますね。
...続きを読む2部はたぶん高校2年生になった話かな?
最後の結末はなんとなく分かるような気がしますが楽しみです。
早速、次2部を読みますよ〜。

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Posted by ブクログ 2023年02月19日

ヒジョーに読みやすい。
続きが気になってすぐに読み終わってしまった。

陸上の描写がものすごく細かいかと思いきや、
兄弟・同じ陸上のチームメイト・ライバル・恋…
などなど主人公の周りの人とのつながりが濃く書かれている。そういった人たちと共に主人公が成長するので、陸上に詳しくない人でも十分に楽しめる。...続きを読む

全3巻多いな…と読む前は思っていたが、これは面白い。

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Posted by ブクログ 2022年06月28日

中学時代、悪さをして外出禁止になったときに父親がくれた本。
この本がキッカケで本を読むようになったし、立ち直ることができた、おそらくこれまでの人生で一番重要な本。

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ぜんぶが眩しい!

2019年07月29日

夢、友情、憧れ、嫉妬、挫折…。 さわやかでみずみずしい青春の全てが詰まった傑作陸上小説。 かけがえのない一瞬の高校生活、明るくてひたむきな努力、部活というコミュニティを通して、体だけでなく、成長していくしなやかな精神、仲間への純粋な愛情と思いやりが眩しい。

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Posted by ブクログ 2024年04月14日

全く違うキャラクターの新二と連が、お互いや陸上部メンバーと一緒に様々な出来事を経験をすることで成長していく姿を瑞々しく綴ったお話。3巻まで一気に読んでしまいました。

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Posted by ブクログ 2024年04月11日

ここ最近にないくらい、するするさらさらあっという間に読めちゃう本でした。陸上部の男子高校生のわちゃわちゃが楽しかった!

遠い昔バレーボール部だった私が、何故か大会前にだけ陸上部に駆り出されたあの頃…。陸上部の雰囲気ってなんか球技系と違うんですよね。だから、この本の話も少しだけ共感できる。あ、今の私...続きを読むは「走るってなに?」のレベルです。

青い時代ですね。友との繋がりも密でしたね。ちょっと恥ずかしい時代ですね。純粋でしたね。自分の気持ちに真っ直ぐでしたね。ええ、黒歴史だってあったかもしれませんね。もう今となっては年月で抹消しましたが。
そんな時代もありました。それを思い出す本でした。

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Posted by ブクログ 2024年03月05日

陸上のスプリントをテーマにした青春小説。高校生男子の友情がテーマで萌えです。丁寧に3冊かけて描いてくれるみたいで期待してます。

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Posted by ブクログ 2024年01月20日

全3部感想。

高校陸上もの。

1部より2部、2部より3部の方が面白い理想的な3部作。

天才の兄、天才の親友に劣等感と憧れを抱きながらひたすら努力した主人公の成長が熱い。

総体まで描いても似たような展開になるだけで難しいのは分かるけれど、谷口とのその後までは描いて欲しかったなー。

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Posted by ブクログ 2023年10月21日

青春ですね。短距離走走れたらよかったのに。ハイな気分を味わいたかった。足が速いって、素敵だわ。努力も必要だけれど、生まれつきセンスがあるのは、ただただ羨ましい。☺

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Posted by ブクログ 2023年10月19日

高校生の心のうちをそのまま表したような文章で読みにくさを感じていたがラストで一気に面白くなり、続きが読みたくなった。
リレー用語がよくわからないので、出てくると調べると良いと思う。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年08月21日

神谷新二
一年三組。身長175センチ、体重63キロ。春野台高校陸上部。

神谷健一
新二の兄。
サッカー関係者なら誰でも知っている高校生天才プレーヤー。サッカーで有名な海嶺高校で高校1年生からレギュラー。

一ノ瀬連
一年四組。新二の親友。身長175センチ、体重52キロ。春野台高校陸上部。

根岸康...続きを読む
一年三組。猿に似た色黒。春野台高校陸上部。

長谷部。
春野台高校三年。陸上部部長。投擲の実力者。

三輪
春野台高校陸上部の顧問。三年の担任で社会の教諭。三十三歳独身。生徒から「みっちゃん」と呼ばれている。

鳥沢圭子
春野台高校陸上部。中距離。

谷口若葉
春野台高校陸上部。短距離。

守屋
春野台高校陸上部。二年。

島田
春野台高校陸上部。三年。

浦木
春野台高校陸上部。二年。

岡林
春野台高校陸上部。三年。

市川
春野台高校陸上部。短距離三年女子エース。

大塚
県立鷲谷高校陸上部監督。三輪恩師。

仙波一也
県立鷲谷高校陸上部。一年生では県下No 1。

本郷
馬面の他校の監督。

高梨正巳
県立鷲谷高校陸上部。

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Posted by ブクログ 2023年08月10日

本屋大賞制覇したい欲から手に。3部作で長すぎないかと感じたものの、高校生・青春・部活で爽やかに読み切れた。危うく幼い主人公を見る自分の目が親目線になっていることに青春モノを自分視点で素直に楽しめる時期が終わってしまったような寂しさがあった。

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Posted by ブクログ 2023年04月03日

なんかいいな、の一言につきる。

ちょっと非常識な友達でも信頼し才能を認め面倒見てしまったり、優秀な兄を尊敬しつつも自らを卑下することなく努力したり、気になる女の子がいたり、部活にただただ向きあっていたり・・・。
誰にでも経験できそうなことだけど、なかなか出来ないことだったりする。
そんな、なんかい...続きを読むいなが散りばめられている。

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Posted by ブクログ 2023年02月07日

爽快感。才能あるって良いよね。連の感性好きだわ、大切なものがわかってるというかバランス感覚が優れてると言うか。スプリントも好きだけど他のものも大事にしたいと言う気持ち。彼女とか家族とSFの趣味とか。それはスポーツ専念すべしと言う周りとは合わなくなるけど、それも関係ない。自分の大切なものをキチンと見分...続きを読むけられるのは素敵なこと。バランスをもって取り組むのは良いこと。さいごはシンジがレンに勝って終わりなんだろな、と予想してみる。清々しいお話だわ。

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Posted by ブクログ 2023年02月05日

読みやすい青春小説なんですが、陸上のことや思春期特有の気持ちがうまく表現されていて甘酸っぱくなりました。おっさんが読む小説ではないのかもしれませんが、第2部、第3部まで読ませてもらって子どもに勧めたいです。

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Posted by ブクログ 2023年01月27日

以前から聞いたことはあったけど、読む機会に恵まれなかった。やっと読めた。
陸上をやったことのあるものからすれば、とても懐かしい空気。普段の一般的な生活の中では使うことのない、ヨンケイ、トッパー、投擲ブロック、跳躍ブロック、中長距離、アップ、流し…これらの言葉だけで懐かしい。 3着プラス2とか、陸上経...続きを読む験者じゃなきゃ、なんのことやらわからないだろう呪文のような言葉が懐かしい。

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Posted by ブクログ 2023年01月08日

高校生の時、自分の陸上熱を加速させてくれた小説。
再読は、あの頃の、過去の自分を思い出させてくれた気がする。

陸上部に入ったと言ったら知人からおすすめされた小説。夢中になって呼んだ記憶がある。読み返しても、その頃の魅力は残っていた。スラスラ読めるし、若々しさが、気持ち良い。読んでいると、駆け出した...続きを読むくなる。

短距離という、一瞬で終わる勝負、僕は長距離だったけど1回だけ、100mを走ったことがある。
その時のなんとも言えない疾走感を、今も忘れられないでいる。地区止まりの、大したことないただの陸上部員だった自分の、一瞬だけど色濃い思い出。

部活っていいなあ。青春だな。戻らないのが悲しかったり、あの時こうしておけばなぁなんて、少し浸ってしまうくらい、自分とも重なるこの小説。
でも、時間は戻らないから、今は続きを駆けたいと思う。

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Posted by ブクログ 2022年11月12日

この小説を読んだのは2度目で、最初に読んだのは中学か高校か忘れたけど、久し振りに読んだ。私自身が中学で陸上部だったのもあり、情景がリアルに浮かんできてスラスラ読めた。

最初に読んだ時にはあまり考えなかったけれど、期待してくれる人がいること、目指したいと思える人がいること、共に頑張る仲間がいることは...続きを読む、とても幸運なことなんだと思う。

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Posted by ブクログ 2022年09月17日

青春小説の王道です。登場人物のキャラクターの輪郭もはっきりしているし、主人公の高校生らしい悩みや葛藤さえもさわやか。喜怒哀楽に振り回される自分に翻弄されつつ、それでも前に進もうとする姿が気持ちいいです。陸上をテーマにした作品は、どれも名作ぞろいですね。

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Posted by ブクログ 2022年08月29日

人と比べて一喜一憂してしまう思春期。そんな時に陸上と出会った新ニが、自分と向き合っていく青春物語から目が離せない。

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Posted by ブクログ 2022年04月18日

高校陸上部男子のさわやかな青春ストーリー。

青春スポーツ物は、バッテリーと武士道シックスティーンを読んだが、これが1番読みやすくて楽しい。

元陸上部部員なので、当時のことを思い出しながら読みました。主人公が4継の第一走者で、私もそうだったので、最後の試合の光景がよみがえってきて、普段の読書とは違...続きを読むう気持ちを味わうことができました。昨夜の夢に高校の友達がたくさん登場したのは多分この本を読んでいたから。

軽くてサラッと読めるので、続きも楽しみ。

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Posted by ブクログ 2022年03月16日

「歩く」の次は「走る」(^^)。
本屋大賞受賞作を読もうシリーズ。「流浪の月」文庫化までに間に合わなかった。仕方ない。出来るだけ早く本屋大賞コンプリートをしたい。

不思議なことに、とても激戦の本屋大賞なのに、この一位作品だけは歴代大賞の中で、映画にもドラマにもアニメにもなっていない!なぜなのか?佐...続きを読む藤多佳子さんは他の作品「しゃべれどもしゃべれども」も映画化を許可しているから「拒否症」ではない。いまのところ、「一瞬のー」がは酷い作品とは思えない。(←後で調べると08年深夜枠ジャニーズ主演で4夜連続ドラマになっていた。扱いは、大賞中で最も酷いと私は思う)

高校生の体育会系部活あるある世界を、見事に切り取っている。
私は柔道部に6年間在籍していたけど、ずっと不満に思っていたことがある。
「どうして部活は、野球とサッカーがあんなに持て囃されるんだ?」僻(ひが)みの様に聞こえるけど、彼らは予選の段階からテレビに出て、敗れて涙して、そういう姿さえも放映される。「ストーリー」が市民の頭にある。それ以外の体育会系部活の者は、近所のおばちゃんから「この前のインターハイ予選どうだった?」などと一度たりとも聞かれたりはしない(←聞いて欲しいわけではないけど)。

毎日毎日、どうしてあんなに黙々と練習をして日々を過ごしていたのだろう。この作品の主人公とは違って、俺たちなんか、インターハイはおろか、いつも地区大会止まりだったのに。

合宿練習のメニューは
150m×3を3セット(要は9回走る)、300m×1、腹筋3種×30回、背筋50回、手押し車50m×3、おんぶ走50m×3。‥‥もちろん、俺たちはこんなにやってなかったけど(量的にこの半分くらい)、なんか懐かしい。

部のメンバーの中に、おかしな先輩、尊敬できる凄い先輩、同級生に飛び抜けて才能のある奴、まとめ役が上手いやつ‥‥等々、そう言えば居た。今あいつらどうしているのだろう。

一冊まるまる、部活の話しか書いていない。世の中が注目するマラソンや駅伝の字も出ない。世の中が注目しない、高校の陸上の世界。「イチニツイテ」高校一年が終わる。そうやって高校3年間を走り抜けるのだろう。

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購入済み

はじまりの一部

2021年10月22日

メインキャラクターに特別悪人はいないので、読んでいて嫌な気分になることがなく、比較的読みやすいと思いました。

主人公も基本的に良い子のようですし。特別面白いとも感じませんが、二部も読んでみたいと思います。

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Posted by ブクログ 2023年09月30日

陸上に青春をかけた物語の序章。
若者らしいひねくれた心情を美味く表現しつつ爽やかさが感じられる。
口語体で書かれてるのがどうも受け付けなかったので★3つにしました。

本筋とは関係ないところで、年寄Jリーグの話が挟まれているのですが、ジェフユナイテッドがまだJ1にいたり、ジュビロ磐田が強豪だったりと...続きを読む、サッカー好きには歴史を感じるものでした。

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Posted by ブクログ 2023年09月26日

これぞ青春!と叫びたくなる本。

兄に親友と天才を持つ主人公。常に尊敬する兄と比べてどうしても卑下してしまうサッカー経験を抱えていた。そんな中、出会ったのが陸上。

純粋に競技を楽しむ事を覚えた主人公。今まで到底叶わない天才に諦めがあったけど、今度は追い抜いてやろうという新しい成長の意思が見える。
...続きを読む
高校の最高の3年間。部活に打ち込んだ人にも打ち込んでない人にもオススメ!

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Posted by ブクログ 2023年07月23日

歴代本屋大賞受賞作を読みたくて
陸上部の日常をそんな大きな出来事もなくたんたんと……第二部から面白くなっていくのでしょうか?
あと2冊読むのしんどいなぁ……

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Posted by ブクログ 2023年05月18日

スポーツ、部活ものは共感しかありませんね。遠い記憶が呼び起こされます。

団体競技で青春したんだけども、大人になって、陸上やってたらどうなってたかなと想像したっけ。
個人競技でありながら、リレーはチームワークが必要。爽やかでもあり、青臭さもあり、そんな彼らが陸部で、リレーで、何かをつかみ取ることがで...続きを読むきるのか?

続きが楽しみです。

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Posted by ブクログ 2023年05月08日

運動部だった中学生の頃の自分に読ませたい。

「めんどくさい」「辛い」「負けたくない」「楽しい!」等、運動部時代のいろんな感情と青春を思い出した。
新二や連たち陸上選手のこれからの成長が楽しみな第一部「イチニツイテ」でした!

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Posted by ブクログ 2023年01月17日

↓この舞台じゃなかった!
・舞台観劇の為に予習。
・主人公目線の心情描写が非常に多く、舞台ではどのように演出されるのだろうかと思った。練習中や大会のシーンがかなり多くなり、大きく場面が変わるシーンが無さそう。単調になってしまいそう。
・高校生なので黒髪にするのかと思っていたが、金髪というより沢庵色だ...続きを読むそうで、そのままの髪色で演じられそう。沢庵色だから白色っぽくでなく、オレンジがかったハッキリとした色に染めるかもしれないけど。
・第一巻は、1年のシーズンが終わった秋まで。舞台では3巻まで一気に演じられるのだろうか?

・サッカーは目指すところが高かったこともあり、辞めてしまった主人公だったが、短距離では才能があると認められ頭角を現していった。誰にでも適正はあるもので、それを見極められるかが大切だと思った。主人公に関しては結局、サッカーも短距離も普通の人よりも格段に能力があった事に間違いないけれど。比べる相手がプロになった兄というので大きすぎた。何に関しても他の人よりも得意だと言えるものがない自分にからすると羨まし過ぎる。高校から陸上初めてすぐにここまで行けたのは才能が大きいので。特に短距離は。

・一巻読んだだけではこの作品の魅力があまり分からず、なぜこんなにも有名な作品なのだろうかと思った。

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Posted by ブクログ 2022年05月07日

青春!を感じる陸上物語。
大人になってから読むのもよいけど、やっぱり10代まっさかりのときに読むのが一番楽しめるのかも。

同世代には共感と刺激、大人世代からは応援の気持ちと懐かしさ、羨ましさ、そして変わらないわくわく感をくれるさわやかな一冊。

とても読みやすく、今のところ大事件も起きていない(か...続きを読むわいい事件はある笑)ので肩の力を抜いて読めるのもまたよし。

一人の一人の登場人物のキャラがたちすぎ?って人もいるくらい立ってるので、いい意味でちょっと漫画っぽいのも面白さの一要素。

主人公たちが少しずつ成長していくのを見守れるのはスポーツものの醍醐味の一つですね。

また、2006年の作品なのでMDといった懐かしいものたちがちょくちょく出て来るのも愛おしい笑
その頃に読んでたらよかったなって思える作品ですね。

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Posted by ブクログ 2022年05月02日

三部作の一作目
一冊ごとにキリのいいところで終わるのかなと思って続編を買ってなかったが、普通に第二部へ続く、って感じ。
全くいいところで終わってない
読みやすいけど深みがない
続編も探してあれば買う

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一瞬の風になれ

2024年02月07日

普通の青春スポーツ物語。
1部しか読んでないがこれ以上はしんどい。
「スラムダンク」の面白さがわからない僕のような人間は読まないほうがいいかも。
これが本屋大賞だとは。

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