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Posted by ブクログ
登場人物
今昔亭三つ葉
落語家。頑固で気が短く、すぐに角の立つようなことを言ってしまう
綾丸良
テニスのコーチ。吃音があり、本人もコミュニケーションに悩んでいる
十河五月
OL。顔立ちは整っているが、つっけんどんで口調もキツいために誤解されることも多い。
物語
「上手に話せるように、稽古をつけてほしい」良は友人の三つ葉相談しに来た。吃音のためにスクール生と円滑なコミュニケーションが取れず悩んでいるのだ。三つ葉は会話の教室に行くように勧め、付き添いで教室に行くようになる
ある時、寄席の席に仏頂面で座っている美人がいるのに気がつく。何とか笑わせてやる…と気になっていた矢先、会話の教室でその美人、十河とまさかの遭遇を果たす
お互いの口のキツさから始めは険悪だったが、良と十河に落語の稽古をつけることになる…
読後感
とても不思議な作品、口調に棘ありの曲者揃いのはずなのに、物語全体としてはとても温かい
それは、口の悪さの裏にある不器用さや秘めた本音が、読み手にはハッキリと伝わってくるからだろう
だから、登場人物はみんな、悪態をついて横道にそれながらも少しずつ前進しているのがわかるし、私自身みんなを好きになれた
人の温かさを多分に感じられる、また読み返したくなるような一冊
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