佐藤多佳子のレビュー一覧

  • 一瞬の風になれ 第三部 ドン

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    一部と二部から少し時間が空いてしまったけど、読み始めたら一瞬で陸上のショートスプリントの世界に戻ってこられた。
    熱いけど、爽やかで瑞々しい。神谷の感性と周りの人々とそして圧巻のレース描写。
    まだまだ続きを読みたい気もしたけど、三部作の最後に相応しい作品でした。

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    2025年12月05日
  • 一瞬の風になれ 第三部 ドン

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    一部から三部へと、正に走っているかのように加速度的に面白くなり、最後は一気に駆け抜けました。心地よい感動がありました。

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    2025年11月20日
  • 一瞬の風になれ 第二部 ヨウイ

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    部活って良かったな。
    本音でぶつかったり、必死にもがいたり、
    今振り返ると尊い時間だったなって思う。
    23歳の私は戻れないから
    より一層感じるんだろうね。

    でも、やっぱ。かっこいいよ。
    目標に向かう部活ってさ、
    汗のツーンとした匂いがするぐらい泥臭い。
    仲間と掴み取った勝利の記憶、労い支え合う関係性はどれも綺麗で美しい。
    美味しい青春が詰まった作品でした。

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    2025年11月20日
  • 一瞬の風になれ 第三部 ドン

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    何回か泣きそうになった。ええ話。みん成長した。
    やっぱり勝てたね。

    谷口との話はどうなったよ。
    総体まで出れたかな?
    高校に戻るなら、みんなの応援に行くな。
    絶対行く。

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    2025年11月18日
  • 一瞬の風になれ 第二部 ヨウイ

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    1〜3巻まで一気に読んだ。青春いいな〜
    陸上の面白さが少しわかった気がする。特に神谷目線で語られるリレーの臨場感、心の声が漏れ出たかのような描写でその場にいるかのように感じられるのがすごい。

    特に心に残ったのは、神谷が顧問の三輪先生に焦りを感じて相談に行った時の三輪先生のコメント
    「俺はおまえらの夢までは面倒見ねえぞ。夢が実現するようにいくらでも手は貸すが、俺がおまえらの夢を先に見るようなことはしねえ。…(中略)…自分で夢を見ろ。でかい夢を見ろ。」

    指導者ってこうあるべきだなって。三輪先生は自分も陸上に未練や、やりきれなかった悔しさがある中で、それを生徒に押し付けるのではなく、一歩引いて生

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    2025年11月18日
  • 一瞬の風になれ 第三部 ドン

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    3巻とも完読

    青春っていいなと感じられた

    個人競技では主人公と幼なじみ連や他校のライバルとのバチバチした想い
    リレーではもちろん他校との関係も素敵だが、春高の補欠含めたみんなの姿、想いが印象に残った

    たった10秒にかける想いを真正面から浴びられる

    怪我、スランプなど決して都合のいいようには終わらない物語

    ラストのインターハイや主人公の兄はどうなったのかなど書かれていない物語が想像できる

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    2025年11月11日
  • 一瞬の風になれ 第三部 ドン

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    朝井リョウさんがYouTubeで推してたから読んでみたけど、あっという間に読まされる本は久々だった。ページをめくるのが苦じゃなくて頭の奥で本の内容が広がっていく楽しさを思い出せた。本の中でみっちゃんの好きな曲として紹介された
    「イージュ★ライダー」聴いてみたけどめっちゃいい曲だった。ありがとうみっちゃん

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    2025年10月25日
  • しゃべれども しゃべれども

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    読後感が心地良い。登場人物達が抱える葛藤、何が好きで何が嫌いか、何に怒り何に笑うのか。とてもよく伝わってきた。
    何かが大きく変わったわけじゃない。解決したわけじゃない。でも快晴の朝を迎えたように、すっきりとした気持ちになれた。

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    2025年10月17日
  • 一瞬の風になれ 第三部 ドン

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    駆け抜けた!!

    やっぱりこの物語大好きです!
    陸上にかける思い、走ることの楽しさ、リレー競技の素晴らしさ!
    どれをとっても良いのです

    文字から、陸上のトラックがちゃんと思い浮かびます
    位置について、このセリフで一気に集中
    用意、このセリフで共に飛び出すイメージを
    号砲と共に、選手と共に読むスピードも駆け出す感じ

    ぶっちぎりの青春陸上の物語
    長いけれど、何度でも読みたい

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    2025年09月19日
  • 一瞬の風になれ 第三部 ドン

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    【読んでみて】
    読み終わるまでは①②③の長編で読み切れるのか心配だったが、
    読んでみると、陸上を通して成長していく青春成長ストーリーでどタイプのストーリーだったので読むスピードがどんどん加速していきあっと言う間に読み切れました。

    本屋大賞受賞作はホント素敵な作品が多いなと思いました。

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    2025年09月07日
  • しゃべれども しゃべれども

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    物語の雰囲気がとても好きな小説。登場人物や、出来事が、あたたかい。
    みんな、何かを克服したくて落語を習いに来るのだが、いかんせん何かを抱えたメンバーなので、普通のようには打ち解けない。それなのに、物語はあたたかい。
    弱さを抱えた者たちが集まると、こうも優しさが充満するものなのか。それとも主人公のなせるわざか。それを描くことのできる作者が素敵だと思った。
    この小説に限らず、佐藤さんの小説はあたたかい。なんなら瀬尾まいこよりあたたかい。と私は思う。

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    2025年09月01日
  • 一瞬の風になれ 第三部 ドン

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    高校の陸上部が舞台の青春物語。
    ケガ、人間関係、恋愛など、様々な困難にぶつかりながら強くなっていく。
    それらを乗り超えての、最後の100mや4継はまるで競技場で応援しているかのように熱くなりました!
    一つことに没頭して取り組む姿が素敵です★

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    2025年08月17日
  • 一瞬の風になれ 第二部 ヨウイ

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    短距離レースの繊細な部分の描写がリアルで、ストーリーに引き込まれる。逆境を乗り越えた先の、新ニの今後の成長が楽しみ!

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    2025年08月13日
  • 一瞬の風になれ 第三部 ドン

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    仲間と共に目標に向かって、ひたすら走って、鍛えて、その近くには好きな子がいて…
    気が付いたらあっという間に3年生、そして最後のインターハイへ。
    こんな高校生活送りたかったー

    スタート前、ぐっと集中して、一歩目を置きに行って、そのままグッグッグッと一歩づつ加速していく…そうそう、こういう感覚。
    なんて、100M走やったことないのに、自分の身体が覚えているかのような気持ちになる。正に追体験というやつ。筆者は陸上経験ないのに、取材だけでここまで伝えられる表現力が恐ろしい。

    そして、高校時代にしかないだろう瑞々しい感性や感情も追体験できるのが、なんと言ってもこの本が支持されている一番の理由だろう。

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    2025年08月13日
  • 一瞬の風になれ 第二部 ヨウイ

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    【きっかけ】
    一瞬の風になれ1が面白かったので、続編である一瞬の風になれ2も読んだ。

    【読んでみて】
    この本を読んでウルっときた場面がいくつかあった。
    私は青春成長ストーリーが好きだと改めて感じた。

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    2025年07月31日
  • 一瞬の風になれ 第一部 イチニツイテ

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    青春小説の金字塔だと思う。
    中学生の時に夢中になって読んだ。
    「小説ってこんなに面白いのか!」と胸が震えたのを鮮明に覚えている。今思えば、本書が小説の面白さを知った原体験かもしれない。「走る」描写をここまで躍動感をもって表現できる著者の表現力は一級品。

    若い時の焦燥感や恋のもどかしさなど青春のすべてが詰まってる。

    青春時代に何かに打ち込んだ経験があるすべての人にお薦めしたい。

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    2025年07月18日
  • 一瞬の風になれ 第一部 イチニツイテ

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    的なスプリンターでもある幼馴染の連と一緒に陸上部に入るところから、物語が始まります。

    物語のキーとなるのは「ヨンケイ」、いわゆる400mリレー。個々人の速さだけではなく、チームとしての速さも求められる競技、高校生にとっての花形ともなるインターハイを目指して、一つ一つの物語が丁寧に積み重ねられていきます。「努力の分だけ結果が出るわけじゃない。だけど何もしなかったらまったく結果は出ない」とは、そうだよなぁ、と。

    ちょうど10年くらい前に読んだ覚えがありますが、その頃、日本代表が北京五輪(2008年)で銅(後日繰り上がって銀)、リオ五輪(2016年)で銀とリアルでも成績を残していて感慨深かったな

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    2025年07月01日
  • 明るい夜に出かけて(新潮文庫)

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    大学を休学してコンビニのバイトをしている富山のちょっと青春ぽい話。キャラも特に佐古田ちゃんが魅力的。歌い手の鹿沢も。アルコ&ピースのラジオが本編中にも登場するしラジオ愛がいっぱいつまってて、ラジオリスナーにはぜひ読んでもらいたい作品!

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    2025年05月17日
  • 一瞬の風になれ 第一部 イチニツイテ

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    高校生の陸上部のお話で、ストーリーもわかりやすく進んでいき陸上競技を知らなくてもスラスラ読むとこが出来ました。こういうスポーツ系の話って競技中、つまり"走っている時間"に重きを置いて情景が描かれるものだと思っていたのですが、どちらかというとその前後が詳細に書かれていたため話にのめり込むことができました。それだけ走っている瞬間は一瞬のものだということが感じられました。
    第二部も読もうと思います。

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    2025年04月26日
  • しゃべれども しゃべれども

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    不器用でも、うまくいかなくても、泥臭く一生懸命やること
    大人になればなるほどできなくなる
    私も趣味といえども真剣に取り組もう、と改めて思った

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    2025年04月25日