佐藤多佳子のレビュー一覧

  • しゃべれども しゃべれども
    今昔亭三つ葉
    外山達也。噺家。短期で有名。あだ名は『坊ちゃん』。

    綾丸良
    達也の従弟。K大テニスサークル所属。落語を習う。

    今昔亭三角
    後輩。

    今昔亭小三文
    滑稽噺を得意とする飄逸な噺家。師匠。

    柏屋ちまき
    二年ほど前に三つ葉と居酒屋で喧嘩し前歯を二本折られた。三つ葉の三つ年上。

    外山春子...続きを読む
  • 明るい夜に出かけて(新潮文庫)
    「ラジオじゃないと届かない」を読み、作中に出てきたので気になり読んだ。
    トミヤマに長年の理解者がいたことが分かり、また新たな理解者が加わり、本人が快方に向かう流れがいい。いわゆる世間では生きづらい人達はいる。

    佐古田の存在がいい。ワタシ改造計画からのトミヤマの巻き込まれ具合がいい
  • 黄色い目の魚
    木島は何かに真剣に取り組むことから逃げている。限界を知るのが恐いから。
    村田は他人と付き合うとすぐに嫌いになってしまう。その子のことをよく知ろうとしないから。
    そんな悩みを抱えた2人が、出会ってから変わっていく様はおもしろい。
    私も彼と付き合ってから変わっていったように。彼も私と出会って変わっていっ...続きを読む
  • 一瞬の風になれ 第一部 イチニツイテ
    歴代本屋大賞受賞作を読みたくて
    陸上部の日常をそんな大きな出来事もなくたんたんと……第二部から面白くなっていくのでしょうか?
    あと2冊読むのしんどいなぁ……
  • 一瞬の風になれ 第一部 イチニツイテ
    スポーツ、部活ものは共感しかありませんね。遠い記憶が呼び起こされます。

    団体競技で青春したんだけども、大人になって、陸上やってたらどうなってたかなと想像したっけ。
    個人競技でありながら、リレーはチームワークが必要。爽やかでもあり、青臭さもあり、そんな彼らが陸部で、リレーで、何かをつかみ取ることがで...続きを読む
  • 一瞬の風になれ 第一部 イチニツイテ
    運動部だった中学生の頃の自分に読ませたい。

    「めんどくさい」「辛い」「負けたくない」「楽しい!」等、運動部時代のいろんな感情と青春を思い出した。
    新二や連たち陸上選手のこれからの成長が楽しみな第一部「イチニツイテ」でした!
  • 明るい夜に出かけて(新潮文庫)
    過去の事件のトラウマを背負った主人公、それが何かというのは物語を読んでいくにつれ分かっていくのですが、何かがあるという気配は最初から立ち昇っていて、それが独特の雰囲気を形作っています。仕事はコンビニの店員。若者らしく、深夜勤務のその職場に現れた変な人物。同じラジオのリスナーであるという共通点から接触...続きを読む
  • 黄色い目の魚
    感想
    狭い世界を自分で満たす。居心地が良く抜け出せない。抜け出す理由がない。しかし幸福はそこにはない。高校から大学、社会へと歩みを進める。
  • 明るい夜に出かけて(新潮文庫)
    ラジオリスナーとコミュニケーションのお話。
    語り口が喋り言葉風でもあって好き嫌いは分かれそうだけど、主人公の価値観みたいなものが垣間見えて良いんじゃなかろうか。
    ラジオを聞いてみようという気にはなった。
  • 明るい夜に出かけて(新潮文庫)
    今を生きること。そして、無理に明るくしないこと。その大切さを教えてくれる、優しい絆と熱い情熱のお話し。著者のまなざしに底なしの温かさを感じました。
  • 一瞬の風になれ 第一部 イチニツイテ
    ↓この舞台じゃなかった!
    ・舞台観劇の為に予習。
    ・主人公目線の心情描写が非常に多く、舞台ではどのように演出されるのだろうかと思った。練習中や大会のシーンがかなり多くなり、大きく場面が変わるシーンが無さそう。単調になってしまいそう。
    ・高校生なので黒髪にするのかと思っていたが、金髪というより沢庵色だ...続きを読む
  • しゃべれども しゃべれども
    落語家の世界を知ることのできた作品。
    落語の世界ってよく知らなかった。
    二つ目と真打ってよくわからなかった。
    少し前に話題になった作品。

    映画も観るか
  • 明るい夜に出かけて(新潮文庫)
    深夜ラジオの世界が新鮮でおもしろい。ちょっと説明が長く感じるとこもあったけど。
    佐古田がいいなぁ変人やけど純粋で。
  • 一瞬の風になれ 第二部 ヨウイ
    本屋大賞受賞作品、全三部作中の第二部。苦手意識のある青春小説ながら今のところ、照れずに素直に読めている。
  • 聖夜
    信仰も何もない私だけど、教会やパイプオルガンが醸す静謐で糸の張ったような空気は、どこかにいるかもしれない神様へ思いを巡らせる。

    母親の手紙の内容が気になった。
  • 一瞬の風になれ 第一部 イチニツイテ
    青春!を感じる陸上物語。
    大人になってから読むのもよいけど、やっぱり10代まっさかりのときに読むのが一番楽しめるのかも。

    同世代には共感と刺激、大人世代からは応援の気持ちと懐かしさ、羨ましさ、そして変わらないわくわく感をくれるさわやかな一冊。

    とても読みやすく、今のところ大事件も起きていない(か...続きを読む
  • 一瞬の風になれ 第一部 イチニツイテ
    三部作の一作目
    一冊ごとにキリのいいところで終わるのかなと思って続編を買ってなかったが、普通に第二部へ続く、って感じ。
    全くいいところで終わってない
    読みやすいけど深みがない
    続編も探してあれば買う
  • しゃべれども しゃべれども
    主人公の噺家(はなしか)を中心とした訳ありの4人の物語。不器用さの中に、深さがあるような、人情味溢れる作品。小学生、大学生、社会人の誰もが共感できるような登場人物と晴れやかなストーリー展開が魅力的。
  • しゃべれども しゃべれども
    不器用な人達の滑稽だけれど応援したくなる話
    読みやすくてサクサク読み終わりました
    三つ葉さんはお人好しだね
  • 一瞬の風になれ 第二部 ヨウイ
    悔しい。切ない。それでも可能性がある。悩みは人それぞれと理解はするけれど、ナンボノモンジャイと言いたくなる。僻み妬み嫉み。私の可能性は、どこにある?