佐藤多佳子のレビュー一覧

  • シロガラス 5 青い目のふたご

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    子ども神楽を無事終え、それぞれの能力にも慣れていく6人。庵で見つけた古文書を解読し、神社と古丹の謎に迫る。そして現れた異星人と思われる青い目をした双子。誰かを探しているらしいのだが?
    神社の三男・真行の秘密とは何なのか?

    4巻で古丹がリサンダール星人らしいとなったところ辺りから、ちょっと興味が引いて行ってるのだが、とりあえず読んでみた。やっぱり私の期待する方向ではないのかなあ…。

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    2018年10月31日
  • シロガラス 4 お神楽の夜へ

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    神楽の練習とそれぞれの能力の鍛練に励む6人。やがて雪気とも意思の疎通ができるようになり、古丹ついても調べ始める。そして迎えた子ども神楽の本番。白いカラスに身を借りた雪気に見守られ無事終了。辺りは青い空気に包まれ、6人の能力は完璧になったようだ。一方で、神社の境内に不審な影が現れる。

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    2018年10月16日
  • シロガラス 3 ただいま稽古中

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    自分たちの能力がわかり、少しづつ訓練していく6人。神社のはずれにある古い使われなくなった庵を修理し6人の秘密基地にする。
    神社の失われたカラス像に宿る雪気とも会話が出来るようになり、先祖の古丹についてを知るようになっていく。

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    2018年10月06日
  • シロガラス 2 めざめ

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    雷にうたれたかのように気絶した子ども神楽のメンバー6人のそれぞれに表れた特殊能力。その扱いに悩みながらも、これからどうするかを考え始める。

    さて、次は?

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    2018年09月30日
  • シロガラス 1 パワー・ストーン

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    白烏神社の孫娘・千里は小学5年生。地元に伝わる古武術と祭りの子ども神楽をやっている。子ども神楽の担い手が減ってきていることから大人たちが地域の子ども6人を選んで、神楽を受け継がせようと提案する。選ばれた6人は、みな同じ学校の5年生。仲の良い子もいれば、水と油のような子もいる。男女6人の個性と関係の紹介のような第1部、5部までで完結している。1部だけでは、まだ何も始まっていない。

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    2018年09月24日
  • シロガラス 5 青い目のふたご

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    ネタバレ

    例大祭(れいたいさい)が無事に終わり、青い光とともに子どもたちの超能力はそれぞれパワーアップしていた。
    それでも庵から出てきた江戸時代の藤堂館の館主・藤堂友清の手紙を解読することは、三上数斗には難しいことだった。


    そんな時、なぞの青い目のそっくりな風貌の2人が現れた。白烏神社に襲来した双子のような二人は、言葉は話さないがテレパシーで語りかける。
    千里は二人から恐怖や嫌なかんじを受けたが、星児(せいじ)はそれほどでもない。彼らの歌を聞いて、日本の歌のようだし、懐かしいとさえ感じる。
    そして双子は「せいちゃん」小さくない?育った?などと言い、星児を連れ去ろうとする。

    6人全員がテレパシーで会

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    2018年09月02日
  • 黄色い目の魚

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    この読後感の良さは久しぶり。青春っぽい、恋愛小説っぽいこってり甘ったるさがなく、心にすこーし染み入るのが良かったです。
    設定としては少女漫画にもできそうだけど、この雰囲気は小説ならではだと思います。

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    2018年02月22日
  • 聖夜

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    主人公は、真面目な牧師の父、鍵盤楽器奏者の母の間に生まれた鳴海一哉という。
    オルガンやピアノについては、高い技術を持った少年。
    母はだいぶ前に家を去り、母のこと、母が好んで弾いたメシアンのオルガン曲のことがずっと心にわだかまって、どこか斜に構えた風になっている。
    学校のオルガン部の部員やコーチとの関わり、同級生の影響で、少しずつ音楽と率直に向き合うことができるようになっていく。
    そうした彼の成長の過程が美しい。

    ただ、文体のせいなのか―ちょっと違和感があって、すっと物語に入り込めなかった。
    なぜなんだろう?
    最初の2ページくらいを読み進めて、語り手でもある主人公が男子高校生だとわかったときは

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    2018年01月11日
  • シロガラス 4 お神楽の夜へ

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    ついにお神楽。6人が心を合わせ、清く舞うことで、青い光に包まれて、超能力もパワーアップするのでは・・・と、それぞれが、自分の持てる力を出し切ってお神楽を成功させようとする。
    一年前には、こんな事になるとは思ってもいなかった6人。

    そしてもちろん、お神楽は素晴らしいものとなった。


    4巻初版2015年11月。
    ストーリーの続きが気になります。5巻、早くでないかな。

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    2017年08月20日
  • シロガラス 3 ただいま稽古中

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    白烏神社の星明石で不思議な力を身につけた6人の子どもたち。
    なぜ、このような力がついてしまったかの謎が少しづつ明らかになってゆく。

    神社で、全員が創始者の森崎古丹の遠い子孫であり、その古丹がなぜそんな力があったのか・・・

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    2017年08月18日
  • シロガラス 2 めざめ

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    白烏神社の御神体、星のかけらだと言い伝えられている星明石で、子ども神楽を一緒に練習する事になった6人、藤堂千里・藤堂星司・筒井美音・北川礼生・岡崎有紗、三上数人は、星明石で一緒に手を触れた瞬間、空が青く輝き、岩を砕くほどの音がとどろき、全員が意識を失った。
    そして目覚めると、それぞれに不思議な力がついていた。

    超能力。
    普通では考えられない力。千里はテレポーテーション、星司は動物の気持ちがわかる、美音は人の気持ちがわかる、礼生は命令すると、いう事をきかせられる、数人は暗記などの能力があがる、有紗はそれらを跳ね返す力がついたのだ。
    子どもたちはそれぞれ、その力を信じられず、怖がった。けれど、そ

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    2017年08月18日
  • シロガラス 1 パワー・ストーン

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    白烏神社(シロガラスじんじゃ)に暮らす藤堂千里(とうどうせんり)は小学五年生ながら、古武術の天才少女だ。父は亡くなったが、祖父は古武術・星芒一心流(せいぼういっしんりゅう)の当主で白烏神社の神主。厳しい祖父と、母と暮らしている。
    隣にはおじと、同じ年のいとこ・藤堂星司(どうどうせいじ)が住んでいて、幼いころから兄弟のように仲良くしている。星司の母は神隠しのようにいなくなってしまい、父子家庭でいる。占い師としてマスコミにも出たりしている父・藤堂真典(てんちゃん)と祖父の仲は悪いが、独身のおじ藤堂真行(ゆきちゃん)もふくめ、藤堂家は白烏神社を守っている。
    神社の祭で子ども神楽がある。
    その神楽で、

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    2017年08月18日
  • シロガラス 4 お神楽の夜へ

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    ネタバレ

    だいぶ前に読み終わったのに、感想書くの忘れてた。
    おばけから宇宙人に変わったのは、それってどうよな感じでしたが、おもしろくないこともない。だんだんみんなの距離が縮まってくのがいいかな。負の感情を持ってるけど、みんななんだかんだで、めっちゃ善良だし。

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    2017年07月16日
  • シロガラス 4 お神楽の夜へ

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    4巻で完結と思ったら、まさかの続きが!
    1〜4まで一気に読んでしまったので、5巻が読みたくて堪らなーい!

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    2017年03月30日
  • 聖夜

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    きれいなお話だった。
    要約するなら「辛い過去を抱えた多感な17歳の少年(一哉)の夏休みから聖夜にかけての成長物語」だけど、その過程の彼の心の動きを丁寧に描いている。
    母を求めて求めてもがいている彼の辛さがたまらなくて、ぎゅっと抱きしめてあげたくなる。
    天野さんの音楽に対するまっすぐな気持ち、祈りのような音が彼を変えていく。だけど、安易な恋物語にもっていかなかったことが好印象。
    母親からの手紙が読みたかったなぁ~

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    2016年12月12日
  • 黄色い目の魚

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    実は作者の作品は二作目です。
    最初に読んだ『一瞬の風になれ』が強烈で、
    スポーツ小説の先駆者とばかり思っていました。

    奇妙なタイトルにひかれて読んだのですが、
    これはスポーツの青春ものではなく、
    絵を通してふれあう男女の高校生の物語で
    ちょっと意外でした。

    10歳の少年木島悟が
    離婚して10年近く会っていない父親と再会します。
    父親テッセイの家で見つけた画材セット。
    二人の会話がそこからはずみます。
    悟のスケッチ癖は父親ゆずりだったのです。

    イラストレーターの叔父を慕う村田みのり。
    勝気でクールな感じの少女は
    ただ叔父の書く絵が好きでよくアトリエに手伝いに行っていました。

    なんだかどこ

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    2017年11月09日
  • シロガラス 4 お神楽の夜へ

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    少しずつ子どもたちが超能力を使えるようになっていく過程が面白い.それとともに絆も強まり,お神楽も清く舞え,青い光が現れるとともに,正体不明の怪しきものが登場する.
    真行も知っていることを言って欲しいが,まだまだ引っ張るのかな.

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    2016年01月04日
  • シロガラス 4 お神楽の夜へ

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    ネタバレ

    ついにお神楽の本番を迎えた。超能力がレベルアップした子どもたち。神社の境内に怪しい2つの人かげが現れたところで、次巻へ。

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    2016年01月04日
  • 黄色い目の魚

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    前半は★5のすばらしさで、すごいって思ったんだけど・・・後半、設定が高校生なのにお酒を飲む話や木島があまりに素敵すぎるっていうか、あまりにきれいにすぎるんだよね。とても残念。

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    2015年11月20日
  • シロガラス 1 パワー・ストーン

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    登場人物紹介と周辺状況の説明、といった感じの一巻か。起承転結の起の部分だと思った。

    これから面白い話が始まるんだろうなぁというところで終わった印象です。

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    2015年10月28日