佐藤多佳子のレビュー一覧

  • しゃべれども しゃべれども

    Posted by ブクログ

    二つ目落語家、今昔亭三つ葉の語りによって進む物語は噺家らしい洒落やたとえの効いたテンポの良い文章が続く。

    話は、まだ本格的にノっていない噺家三つ葉がそれぞれ闇を抱える4人を落語で救おうとして落語教室を開くことがメインとなる。
    けれど一筋縄ではいかない彼らに自分の力がなかなか及ばないことに、そしてそんな力が自分にないことに腹を立てながらも彼らを見放す事ができない。

    0
    2025年09月04日
  • しゃべれども しゃべれども

    Posted by ブクログ

    小さな頃から祖父の影響で落語が好きで噺家になった「今昔三つ葉」

    ひょんなことから落語教室を開くことになる。
    容姿端麗ながら自分に自信がなく緊張するとどもってしまういとこの良。
    昔の失恋を引きずる「十河」
    大阪から東京に引っ越してきて、クラスのボスに目をつけられた小学生の「村林」
    元野球選手の湯河原。
    各々が悩みもをもち、その解決の糸口となればと落語を始める。

    わたし自身、人は人、自分は自分。
    悩みもいつまでも引きずらないし、そもそもそんなに悩む歳でもないので…共感しにくかったな…
    でも村林くんのいじめっことの向き合い方はよかった。実際あんなはにうまくはいかないけどさ…感動したな。

    0
    2025年07月21日
  • 黄色い目の魚

    Posted by ブクログ

    10代の頃のひりひりした感じが伝わってきた。
    絵を描くときの情熱、描かれる時の気持ちの表現も鮮やか。
    ちょっぴり胸キュンなのは、ほどよいスパイス。

    0
    2025年05月28日
  • シロガラス 1 パワー・ストーン

    Posted by ブクログ

    何かが起こるんだろうけど、なかなか起こらない。登場人物たちの性格や関係や日常と次につながる伏線を読む。

    0
    2025年03月24日
  • 明るい夜に出かけて(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2025/01/19
    最初は主人公に痛さを感じてしまって、読み進めるのが辛かった。しかし、佐古田や鹿沢、永川との交流で、少しずつ前に進むことができるようになっていく姿に、ほっとしたし、読んでよかったと思った。みんな何かしら抱えているけど逞しい。

    『明るさを求める気持ちは、すでに、きっと暗い。でも、その暗さを心に抱える人を俺は少し信じる。』

    浅井リョウさんの解説もよかった。

    0
    2025年01月19日
  • しゃべれども しゃべれども

    Posted by ブクログ

    コミュニケーションに問題を持つ人達が話し方を学ぶために落語を覚える事に。
    抱えている問題は各々深刻だが、噺家三つ葉の軽妙な語り口で暗くはならない。
    何であれ行動を起こせば変化が起き一歩進む。そんな一歩が愛おしくなる作品だった。

    0
    2025年01月12日
  • シロガラス 1 パワー・ストーン

    Posted by ブクログ

    一瞬の風になれを読んで、こちらにたどり着きました。1巻ですが、物語の最後は「つづく!」という感じの終わり方。
    上巻みたいな書き方です。
    続きが楽しみです。

    0
    2024年12月28日
  • 第二音楽室

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    第二音楽室
    フーミン
    倉田史江。オーデションを受けたけどピアニカになった。

    久保田
    父親ゆずりというくせっ毛。

    ジャンボ山井
    ダイエット強行中。

    ルーちゃん
    神崎留衣。たぶんクラスで一番頭がいい女子。

    江崎
    無口。二学期に転校してきた。

    佳代
    のんびりや。いつもニコニコしている。あだ名はお母ちゃん。

    山下
    音楽の先生。

    麻理
    仲良し。鉄琴。

    友希
    仲良し。サックス。

    夏美
    アコーディオン。

    池谷
    クラスの男子のボス。

    ノリッチ
    クラスの女子のボス。

    長野
    男子。

    吉川
    男子。

    絵美
    ピアニストを目指している。

    広田


    デュエット
    広谷美緒
    三野田とデュエット相手

    0
    2024年12月10日
  • 明るい夜に出かけて(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    主人公大学生だし、コンビニバイトだし、ラジオ好きだし、舞台がほんとに身近だし、共通点がこんなに多い小説はこれ以上ないくらいだった。共通点がこれだけ多いと、自分を照らし合わせて考えざるを得なかった。

    0
    2024年11月30日
  • いつの空にも星が出ていた

    Posted by ブクログ

    筆者のベイスターズ愛がすごく伝わる作品だった。自分は、ベイファンではないが、野球観戦は好きなので、球場が特別なのはよくわかる。懐かしい選手の名前が色々出て来て、選手の顔が頭に浮かんだ。同時に、その時代の自分の贔屓チームの選手の顔も浮かんで少し思いを馳せてしまった。

    0
    2024年09月03日
  • 明るい夜に出かけて(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    深夜ラジオを聴く人なら入り込みやすい作品。周囲との関係やネットに振り回されながら生きていく若者の、悶々とした気持ちがしっかり描写されている青春小説。
    一昔前のネット知識を持っていないといまいちピンとこない描写が多く、人を選ぶかもしれない。

    0
    2024年08月14日
  • しゃべれども しゃべれども

    Posted by ブクログ

    子どもも大人も、男も女も、おしゃべりな人もそうでない人も"話す"って難しい。自分の気持ちを伝えるって大変だ。
    落語をよく知らないので一度、聞きに行ってみたくなった。

    0
    2024年06月06日
  • 明るい夜に出かけて(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    めっちゃアルピーANN。聴いたことないし面白いって言うから聴いてみようかな。たぶん本棚にあったのもANN好きな友達の勧め。
    主人公の自分でどうにもならないやるせない感じや自意識過剰な感じ、ちょっと痛々しい感じは、ぶっきらぼうな口調が文章そのままに少し分かる気もする。

    0
    2024年05月06日
  • いつの空にも星が出ていた

    Posted by ブクログ

     横浜大洋ホエールズから現在の横浜DeNAベイスターズに至る球団の歴史を主軸にし、各時代のチームを応援していた、様々なファンの群像劇です。

     舞台となる時代も違えば、ファンの年齢・職業・性別、更には応援歴も違う人たちが、たまたま同じ時間を過ごし、喜怒哀楽を共有する様子が巧みに描かれています。
     加えて著者は、球場で生観戦する醍醐味を詳細に伝えます。解放的な広さ、照明のカクテル光線、芝の緑、バットが捉える打撃音、歓声の高揚感など、五感を通して味わった経験は、確実に記憶に刻まれるんですね。

     遠い昔、学生時代に神宮球場でヤクルト×巨人戦を観た記憶が、まざまざと蘇ってきました。何でもそうかもしれ

    0
    2024年04月13日
  • いつの空にも星が出ていた

    Posted by ブクログ

    ホエールズ~ベイスターズファンの人たちを描くお話。

    贔屓の球団があるというのはいいよねえ。
    私は福岡に住んでいたのでその時からのライオンズファンで、埼玉に行ってからもずっと応援していたのだが、もう何年も前から日常的に試合を目にする環境にもなく、いつしか知らない選手ばかりになって、もはや昔ほど応援したいチームでなくなった。
    かと言って、テレビでよく見る関西のチームのファンになるかと言えば、それも違うという感じで、なんだか応援するチームを持てないという宙ぶらりんな心持ちなのだな。
    そもそも球場に足を運ぶのも年に一回あるかないかで、野球に対する興味も薄くなっているのだが、とは言え、この本の登場人物

    0
    2024年02月14日
  • 明るい夜に出かけて(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    アルピーリスナーの人間関係とか、関わりの話で、自分も深夜ラジオが好きなので興味深かった。
    主人公と世代も性別も異なるため、親近感はわきにくかったが、葛藤や人間関係の変化などを遠くから見守っているつもりで、こんな夜がたくさんあるんだろうな、と思うと悪くないなと思う

    0
    2024年02月03日
  • 明るい夜に出かけて(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ラジオのことはよくわからないですが、新たな人との出会いを通して過去のトラウマを乗り越えていく主人公に元気をもらいました。

    0
    2024年01月01日
  • いつの空にも星が出ていた

    Posted by ブクログ

    本を読み始めた頃くらいから
    プロ野球観戦にもハマっていて
    なんだか素敵な本がある!と思い読み始めた

    野球と共に人生を歩んでる人たちのお話
    実名が出てくるので登場人物たちに
    より一層臨場感があってワクワク

    ホークスファンなので最後には
    ホークス選手達も出てきて嬉しかった

    0
    2023年12月07日
  • しゃべれども しゃべれども

    Posted by ブクログ

    若手噺家の三つ葉と、ひょんなことで彼から落語を教わることになった4人の話。
    落語のこと全然知らなくても楽しめた。
    三つ葉が喧嘩っ早くて熱い男だからか、ちょっとくどいなぁと思ったけど、長さがあるわりにサラッと読めた。
    人の数だけ悩みがあって、毎日色々なことがあるけど、登場人物も、読者も、背中を押してもらえる作品。
    読み終わって歩く自分がたまたま鏡に映ったけど、なかなかいい表情してた。
    背筋伸ばして前向いて歩いて、自分のことを自分が認めてあげれば、事はいい方向に向かっていくのかもしれない。

    0
    2023年09月25日
  • 聖夜

    Posted by ブクログ

    キリスト教系の高校なのかな、学校のオルガン部を舞台にした青春物語という感じ。この手の話は苦手なのだが、淡々とした主人公で、淡々とした語り口で、最後までスラーっと読めてよかった。

    0
    2023年09月01日