佐藤多佳子のレビュー一覧

  • 黄色い目の魚
    本気ってこわくない?限界見えちゃいそうで。

    見たこともない限界にたいして、おびえていた頃。
    あの頃、あんなにもまっすぐで、伸びやかだった気持ち。
    いつのまになくしちゃったのかな。
    ふたりがであってくれてほんとうによかった。

    14歳は大人が考えるよりずっと大人なんだと思う。
    確かそうだった。

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  • しゃべれども しゃべれども
    しゃべれどもしゃべれどものマンガ版。勝田ぶんさんの絵が原作と合っていてキャラクターもぴったり。マンガはマンガで原作見ていなくても楽しめます。
  • しゃべれども しゃべれども
    素晴らしい。原作知らないけど、楽しんで読めた。独特のテンポに引き込まれるよ。ゆっくりしながら読んでほしい!勝田文いいな。
  • 一瞬の風になれ(6)
    かなり好きな作品だった。4継に懸ける想いとかみんなの分までとか熱いスポーツ系の漫画が好きな人はぜひ。
    だらだらもしなかったからなおよし。
  • しゃべれども しゃべれども
    『本自体が放つ品格』

    大好きな、大好きな小説の漫画版です。

    書店でこのコミックを見つけたときに「なんと無謀なことを」と
    斜に構えていたはずなのに、
    どうも本自体が放つ品格が気になってレジへ。

    結論として、ジーンとしてしまいました。

    軽いタッチの絵柄ですが、原作への敬意と自己表現のせめ...続きを読む
  • しゃべれども しゃべれども
    小説、映画に続いて、漫画版を読みました。

    すごく良かったです!!
    イメージにぴったりな絵に、長い小説なのに上手くまとめられてて、夢中で読めます。

    キャラクター全員が好きで、微笑ましく読める。
    でも、最後の方の十河と三つ葉のシーン・台詞は、やっぱり泣ける。
    何回読んでも、この場面に来ると涙が出てし...続きを読む
  • しゃべれども しゃべれども
    こちらは原作付き。
    原作はまだ読んでいないけれど勝田さんの作風とすっごくマッチしていて是非読んでみたくなりました♪
    映画も観に行こうかなぁ♪
  • しゃべれども しゃべれども
    原作を先に読んでいるので、勝手に脳内で補強しているかもしれないが…
    マンガはかなりバッサリと短縮している部分があるので、いきなりマンガから入る人にはちょっとサクサクし過ぎている様に見えるんではないかと思ったりしつつ。

    勝田文好きだーーー!
    特に、今回のキャラクターはみんなビジュアル的に大好き。
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  • 黄色い目の魚
    このもどかしい感じ、すごく好き。

    曖昧で半端で、でもまっすぐに進もうとする二人の主人公の姿が眩しい。
    胸を突き上げてくる感情。付かず離れずの関係。ツボにハマる。

    でも無理にそれを「恋」っていう枠でくくってしまった事が残念。
    愛だとか恋だとか、そういうのじゃなくて、もっと深くて繊細で微妙に違うニュ...続きを読む
  • しゃべれども しゃべれども
    しゃべることに問題を抱えた人々が、それを克服するために落語を習うことになるお話。
    落語に興味があるので手に取りましたが、すごく面白かったです。自分に自信がもてなくなった人、社会との付き合い方が下手な人が、ほんの少し前を向く話。って身につまされますな。
    みんな不器用なんだけど真っ直ぐなんですよ。そんな...続きを読む
  • 一瞬の風になれ(1)
    別で紹介している小説のメディアミックス漫画作品。
    作者の方が、自ら漫画化されたいと希望されただけ合って、
    素晴らしい出来だと思います。
    ビジュアル的には、若干連のイメージがタチバナとは違ったけど、
    「走る」という事に、きちんとこだわって描かれた作品だと思います。

    勢いが必要なところは、凄いエネルギ...続きを読む
  • しゃべれども しゃべれども
    映画の原作を漫画化した作品。
    こちらのほうが、原作に忠実に作られています。まあ、漫画をそのまま映画にしたらとんでもなく長くなりそうやし(汗)
    映画が始まる前に読んだんやけど、キャラクターそれぞれの特徴を捉えていて、頭の中で変換しながら読むのが楽しかったです。
    浅草のほおずき市行ってみたいなぁ…。
  • しゃべれども しゃべれども
    うまくしゃべれなくてそれぞれ上手くいかない人々、でも本当は喋れることが大事なんかじゃない。
    しゃべれどもしゃべれども。いくら言葉を重ねたってそこの気持ちがなければ伝わらないのだよなぁ〜としゃべりすぎて後悔するタイプの私は思ってしまった。
    これを読んで原作が読みたくなって買ってしまいました♪
    その小説...続きを読む
  • 黄色い目の魚
    大好きな本です。佐藤さんの作品はこれが初めてだったけど、すっかり惚れ込んだ。学生の痛みをよくこんなにも描けるものだ。ベタなラブコメでもどろどろの愛憎劇でもない、陳腐でもないただの青春。高校生っていいなあと思う。墓に入れてほしいくらい、人生で最も大切な本。一冊だけ選べといわれたら間違いなくこれを選ぶ。...続きを読む
  • 一瞬の風になれ 第三部 ドン
    全3巻の最終巻
    1巻の感想で、スポーツ要素が低いと書いてすいませんでした。3巻は怒涛の競技会ラッシュ。少年ジャンプのバトル物読んでる気分でした。3巻単独でも400ページ超えの長編ですがあっという間に読み終わります。

    終わり方も少し唐突で、この辺も打ち切りが決まったジャンプのマンガみたいでした。
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  • 一瞬の風になれ 第二部 ヨウイ
    走ることのコツを掴んできて、実力がついてきた様子が出てきてワクワクしました。
    成長してるなーって嬉しくなりました。

    でも後半でまさかの事態…
    葛藤して、もがいてる様子に泣きながら読みました。

    いよいよラスト1冊、どう乗り越えていくのか、楽しみです。
  • 一瞬の風になれ 第二部 ヨウイ
    部活と友情と恋と家族
    青春スポーツ小説の全部盛りって感じの2/3巻でした。
    1巻は、授業とか試験とか学校行事がほとんど出てこないのにも関わらず、なぜかスポーツ要素少なめだった気がします。2巻はスポーツ濃度も高まってきました。
    兄や連の影ばかり追いかけていた新二が、谷口さんの中長距離転向を後押しし、後...続きを読む
  • 一瞬の風になれ 第一部 イチニツイテ
    同じ走るでも、サッカーと陸上ではまた違うんだなぁと知った。
    もともと身体能力があっても、球技が苦手でもスプリントで伸びる可能性がある…人によって可能性が違うんだなと改めて思った。

    この後、どう成長していくのか楽しみです♪
  • 一瞬の風になれ 第三部 ドン
    陸上大会での大トリ、リレー。
    絶対どんな場所でも、全員で盛り上がれるんですよ。そう、幼稚園の運動会でも。町内運動会でも。言わずもがな、オリンピックでも。

    この本も、最後はインターハイをかけた4継。
    4人でバトンを繋ぐリレー。段々強くなっていく部としての、チームとしての、個人個人との絆。もう私自身も...続きを読む
  • 一瞬の風になれ 第一部 イチニツイテ
    全く違うキャラクターの新二と連が、お互いや陸上部メンバーと一緒に様々な出来事を経験をすることで成長していく姿を瑞々しく綴ったお話。3巻まで一気に読んでしまいました。