佐藤多佳子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
最後は本当に一気読み。とても面白かった。
出来ればもうちょっと先まで読みたかった。
新二くんの直向きな努力が実を結び始める。
努力を毎日継続できるのが一番の才能。
あとは怪我をしない筋肉の質はめちゃくちゃ羨ましいと思った。
学生の部活のわちゃわちゃした空気感とかも懐かしくて、羨ましかった。
もっと必死に毎日を生きたくなってくる。
根岸が関東大会で「俺は走らない」と言った場面がとても心に残った。私だったら自分が走りたいという欲に勝てないかもしれない。鍵山くんは本当にかっこいい。
「俺は、このチームが総体で優勝することを信じている。俺が入ったら、それは無理だ。でも、鍵山が完全にフィットしたら可能性がある。おまえら、誰も、そういう夢を見ねえのか?」
言葉の重みについても触れられていて、今の自分に何故かすごく刺さった。
「何か言葉を口にする前に、自分のすることをとことんまで見つめたいと思う。自分のできること、しなければならないこと。「関東へ行こう」と言った俺の言葉にカケラも嘘はなかった。だけど、全身全霊を懸けた重い言葉にならなかった。もう、こんなことはしたくない。」 -
Posted by ブクログ
2007年本屋大賞受賞作品
高校生の陸上青春小説
鉄板のスポーツもの!期待通りの展開で大満足
第三部 ドン
いよいよ最終学年です
新入生の鍵山がリレーメンバに加わります。
人間として成長してきた新二。連も変わってきます。
新二の言葉、想いが刺さります。
「自分が何か言うことで、何かを変えらえると信じている。」
「人生は、世界は、リレーそのものだな。バトンを渡して、人とつながっていける。一人だけではできない」
また、故障から復活した鍵山を関東大会のメンバにするかの話し合いもぐっと来ました。
根岸の言葉が刺さります。
自分だって走りたいと思うのに..
ビジョンが人を動かすんですね。
100M決勝
新二のレース前、レース中の心情、状況がまさに自分がその場にいるような臨場感
アスリートってそういう思い、感覚を受けているんですね。
そして、いよいよ400Mリレーの決勝
これは、しびれた
ぐぐっと力が入りました。
大満足の青春小説でした。
お勧めです -
Posted by ブクログ
2007年本屋大賞受賞作品
高校生の陸上青春小説
鉄板のスポーツもの!期待通りの展開で大満足
第二部 ヨウイ
オフシーズンから新二の高校二年の物語
谷口に惹かれ始める新二
いいね。青春!!
連の故障
やっぱりアスリートは怪我するんですね。
リハビリしながらも、出場にこだわる連
ここで、走らせない三輪先生の説得より響いたのは守屋の言葉
引退する守屋の為に走りたかった連
これは、ウルっときた
そして、新二は守屋から部長を引き継ぎます
そんな新二にも試練が..
プロ契約している兄が交通事故で大けが
あまりのショックで学校にも部活にもいけなくなってしまった新二
そんな新二に谷口が自分の走りを見に来てほしいと誘う..
隠れて見に行った新二を探し当てた連との会話がまた暖かい
「かけっこ」
いいなぁ -
Posted by ブクログ
2007年本屋大賞受賞作品
高校生の陸上青春小説
鉄板のスポーツもの!期待通りの展開で大満足
第一部 イチニツイテ
主人公の新二の高校一年の物語。
新二の視点で物語が語られます。
中学時代はサッカーに取り組むも、兄との才能の違いを見せつけられ、サッカーは挫折
高校のスポーツテストから、幼馴染の連を誘って、陸上部に入部
ここから、青春始まります(笑)
連もその走りは天才的で、中学から期待されていた選手。
そんな連と根岸、守屋先輩とリレーを組むことに
ライバル鷲谷高校、仙波、高梨
舞台はそろいますね
夏合宿や恋ばななどなど、いろんなエピソード含みながら、新二の高校生活語られていきます。
今まで、駅伝系の話はいろいろ読みましたが、本作では短距離走
100M、200M、そして、400Mリレー
特にリレーのバトンパスではドキドキしちゃいます。
第二部に続く -
Posted by ブクログ
『一瞬の風になれ 第2部 ヨウイ』
春野台高校陸上部・2年・神谷新二。
幼馴染・連とともに走る。
ライバル鷲谷高校・仙波・高梨にはなかなか勝てない。
4継リレーで県大会を勝ち上がり、南関東大会へ。
そんな中、ジュビロ磐田の兄・健一が…
新二の実力は確実に成長している。
人間的にも。
部長として、さらに成長していたのに…
そんな中、健一が交通事故に…
ショックを受ける新二。
立ち上がれ、新二。
若菜も新二が好きなんだろうか…
まあ部内恋愛禁止だから、進展はないんだろうけど。
なんかほんとにアニメっぽい。
『スラムダンク』と『タッチ』を足して2で割った陸上版かと…
だから読みやすくて、映像が出てきやすいのかも。
第3部でどうなるのか…
普通、アニメだと勝っちゃうんだろうけど。
第3部に続く。
-
Posted by ブクログ
ネタバレ目次
・レフトススタンド
・パレード
・ストラックアウト
・ダブルヘッダー
驚きました。
著者がガチのベイスターズファンだよ言うことがよくわかる作品集です。
大洋ホエールズ時代から現在までの、横浜を本拠地とするチームを応援する人たちの物語。
試合の展開が、選手のプレーの一つ一つが、詳しすぎてさすがに引く。
私も学生時代はプロ野球の試合を見に行きましたし、野球マンガはそこそこ読んできたので、言わんとすることはわかります。
だから余計に、その熱量にね…。
だって、言っちゃあなんだけど、まあ弱小球団ですよね、たいていの時は。
でも、諦めない。
負けたって熱い。
この、オタク気質というのでしょうか。
わかりすぎるくらい、わかる。
だから引く。
今でこそ推し活と言われて市民権を得ているけれど、要はオタ活だもんね、これって。
好きな気持ちって、やめようと思ってやめられるもんじゃあない。
損得でもなく、勝手にあふれ出てきてしまう気持ち。
それが一番顕著だったのが『パレード』かな。
『ダブルヘッダー』のじいちゃんも、かっこいい。
好きな気持ちに定年はないんだよ。