佐藤多佳子のレビュー一覧

  • 一瞬の風になれ 第二部 ヨウイ
    あらすじ
    サッカー一家に育った少年が、高校入学を機に陸上部に転向。 風変わりだが、抜群の才能を持つ親友や、走ることにひたすら熱い友人らとともに駆け抜ける、まさに風のような青春ストーリー。
    感想
    読んででどんどん頁が捲れ
    青春って良いな〜とつくづく感じた小説でした。
  • 一瞬の風になれ 第三部 ドン
    部活をやってた人間なら絶対共感できるポイントがたくさんあって、学生時代を思い出す青春スポーツ小説。まさに青春ど真ん中!な話。主人公が努力家で好感がもてるし、他のみんなも全員好き!読んでてうるっとくる場面がたくさんある。劇的な場面でなくても、ただのモノローグだけでも。私は主人公の口語体は読みやすかった...続きを読む
  • 一瞬の風になれ 全3冊合本版

    一瞬の風になれ

    やった事のない体験や青春時代をこの本を通じて体験できました。
  • 一瞬の風になれ 第二部 ヨウイ
    主人公の新ニや、チームメイトの成長。友情。
    淡い恋愛なんかも入りつつ、もう待って!やめて!っていう出来事も起こり、二部も楽しく読んだ。

    旧キャプテンから、新キャプテンへの引き継ぎの様子に涙し(涙もろすぎかな)
    顧問の三輪先生の生徒を思う言葉や行動にハートを掴まれた。こんな先生と部活やってみたかった...続きを読む
  • 黄色い目の魚
    はじめて読んだ時は感動と興奮でいてもたってもいられず、事あるごとに何度も何度も読み返し、毎回登場人物の誰かに共感し、毎回違う感動を得る。
    自分の中のベスト3に必ず入る名作です。
  • 一瞬の風になれ 第二部 ヨウイ
    第二部。

    感動。泣いてしまった。
    みんな必死で走って、他校に部活の仲間に自分に負けたくないって言うのが伝わってくる。
    だけど、仲間の応援も精一杯するし尊敬してる。

    佐藤多佳子さんの文章は軽やかで爽やかで、ぐいぐい読ませるんだけど、心の葛藤に頭がぐるぐるしちゃう描写とかはすごく分かるなぁ、って...続きを読む
  • しゃべれども しゃべれども
    なんでも一期一会。
    周りの仲良い人が笑ってくれる、その瞬間が幸せ。

    落語みたいに古臭くたっていいじゃん。突き進め。
  • 聖夜
    私はこの作品に郷愁を感じました。

    カトリックの初等部から大学まである一貫校の高等部に通う、主人公鳴海一哉は、父は牧師、母は元ピアニストです。父と母はドイツでバッハを通して知り合いましたが、母は一哉が10歳の時にドイツ人のオルガン教師と出会い、離婚してドイツに渡ってしまい、祖母と三人で暮らしています...続きを読む
  • 第二音楽室
    小学校、中学校、高校での、それぞれ音楽に関するお話の中短編集。
    「デュエット」「FOUR」は中学生、「裸樹」は高校生が主役のお話。まだまだ、子供のような、彼、彼女らのお話しにもそれぞれ、様々な感情やドラマがありました。

    「第二音楽室」
    第二音楽室は屋上にたった一つだけある教室。
    後ろ姿だけイケてる...続きを読む
  • 一瞬の風になれ 第一部 イチニツイテ

    ぜんぶが眩しい!

    夢、友情、憧れ、嫉妬、挫折…。 さわやかでみずみずしい青春の全てが詰まった傑作陸上小説。 かけがえのない一瞬の高校生活、明るくてひたむきな努力、部活というコミュニティを通して、体だけでなく、成長していくしなやかな精神、仲間への純粋な愛情と思いやりが眩しい。
  • 聖夜
    読んでいくうちにどんどん引き込まれていった。

    私にはすんでのところでの勇気がなくて彼のように冒険(?)できなかったことがとても悔やまれる。
  • 黄色い目の魚
    自分をうまく表現するのが下手で、まわりとケンカばかりしてしまうが、絵を見る才能はある女の子と、離婚した画家の父親の幻にとらわれつつも、自分なりの絵のスタイルを見つけようと模索している男の子のラブストーリー。

    ストーリーオムニバス(そんな言葉があるのかはわからないが)形式。

    この本を読んでイメ...続きを読む
  • 一瞬の風になれ 第一部 イチニツイテ

    本屋大賞1位

    これぞ青春スポーツ小説!2006年の本屋大賞1位に輝いた本作。すごくオススメです。
  • 第二音楽室
    「学校」と「音楽」をキーワードにした短編集。
    リコーダーアンサンブルに参加する小学生やら、
    軽音楽部でベースを弾く女子高生やら、
    登場人物はみな音楽を「演奏する側」の人。

    みなアマチュア...と言うか子供や若者で、
    決して上手・立派な演奏をしている訳ではない。
    むしろ「初心者が頑張ってる」シーンの...続きを読む
  • 聖夜
    一哉のイライラ感が痛々しいほど伝わってきます。
    刺々しさや、投げやり感…、思春期の頃の息子とかぶってしまいました
    親ってなぜか正論しか言えないんですよね。
    そんな言葉を求めていないのに…。

    イライラ一哉を救う、音楽や仲間、そして親の生の声。
    ラストのパイプオルガンの荘厳な響きがグワーッと鳴って
    ...続きを読む
  • 第二音楽室
    小学校、中学校、高校と、それぞれの世界で関わる音楽、そして仲間との出会いが、丁寧に描かれています。

    ラストの『裸樹(らじゅ)』が一番好きでした。
    中学時代にいじめにあって以来、友達との距離感をうまくつかめずにいる望。
    心に傷をおった彼女が出会った歌、『裸樹』。
    ギターを覚え、自力で弾けるようになっ...続きを読む
  • 黄色い目の魚
    14歳からずっと、心の支えになっている本。
    本気になれよ、とみのりちゃんは私にいつも話しかけてくれます。
    心にまっすぐに生きている人は、ただただ美しくて、とてもまぶしい。
    そんな人でいたいな。
  • 黄色い目の魚
    この人の本は本当に読みやすい。
    絵を書くことへの無意識のこだわりと、サッカー部で青春している木島のギャップがすてき。
  • 黄色い目の魚
    高校生のときにこの本に出会えてよかった。あのころの自分にすごくマッチする。あの年頃特有の痛々しさ。みのりの不器用さが苦しみが痛いほどわかる。これからも度々読んでいきたいです。私にとって大切な本。
  • 黄色い目の魚
    サッカー少年で、離婚した父”テッセイ”に会ったことで絵に目覚めた木島
    家に居場所が無く、イラストレーターの叔父”通ちゃん”ちに入り浸っている村田みのり

    高校生って学校で友達に見せる顔と違う顔を持ち始める
    それが魅力 
    2人は絵を通して それに気が付いた
    ゆっくり恋愛が始めっていく

    みんな悪い人す...続きを読む