佐藤多佳子のレビュー一覧
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白烏神社の御神体、星のかけらだと言い伝えられている星明石で、子ども神楽を一緒に練習する事になった6人、藤堂千里・藤堂星司・筒井美音・北川礼生・岡崎有紗、三上数人は、星明石で一緒に手を触れた瞬間、空が青く輝き、岩を砕くほどの音がとどろき、全員が意識を失った。
そして目覚めると、それぞれに不思議な力がついていた。
超能力。
普通では考えられない力。千里はテレポーテーション、星司は動物の気持ちがわかる、美音は人の気持ちがわかる、礼生は命令すると、いう事をきかせられる、数人は暗記などの能力があがる、有紗はそれらを跳ね返す力がついたのだ。
子どもたちはそれぞれ、その力を信じられず、怖がった。けれど、その力を受け入れ、強くし、なぜこんな事になったのかを調べることにした。
1巻では、登場人物の関係などをおっていくばかりだったが、2巻でやっとストーリーが始動しはじめたかんじ。これからが楽しみ。 -
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白烏神社(シロガラスじんじゃ)に暮らす藤堂千里(とうどうせんり)は小学五年生ながら、古武術の天才少女だ。父は亡くなったが、祖父は古武術・星芒一心流(せいぼういっしんりゅう)の当主で白烏神社の神主。厳しい祖父と、母と暮らしている。
隣にはおじと、同じ年のいとこ・藤堂星司(どうどうせいじ)が住んでいて、幼いころから兄弟のように仲良くしている。星司の母は神隠しのようにいなくなってしまい、父子家庭でいる。占い師としてマスコミにも出たりしている父・藤堂真典(てんちゃん)と祖父の仲は悪いが、独身のおじ藤堂真行(ゆきちゃん)もふくめ、藤堂家は白烏神社を守っている。
神社の祭で子ども神楽がある。
その神楽で、剣士に選ばれた千里と星司、そして同じ小5の筒井美音、北川礼生、岡崎有沙、三上数人。
決して仲が良かったわけではない6人が、神楽を踊り、剣舞をすることになった。
そして、6人は、白烏神社でとんでもない事件に巻き込まれてしまう。 -
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実は作者の作品は二作目です。
最初に読んだ『一瞬の風になれ』が強烈で、
スポーツ小説の先駆者とばかり思っていました。
奇妙なタイトルにひかれて読んだのですが、
これはスポーツの青春ものではなく、
絵を通してふれあう男女の高校生の物語で
ちょっと意外でした。
10歳の少年木島悟が
離婚して10年近く会っていない父親と再会します。
父親テッセイの家で見つけた画材セット。
二人の会話がそこからはずみます。
悟のスケッチ癖は父親ゆずりだったのです。
イラストレーターの叔父を慕う村田みのり。
勝気でクールな感じの少女は
ただ叔父の書く絵が好きでよくアトリエに手伝いに行っていました。
なんだかどこで二人の接点があるのか、
わからないまま読んでいきましたが、
作品の中盤あたりから、やっと接点がみえてきました。
作品の出来にこだわらず、
頭に描いたイメージをそのまま書くのが好きな悟と
絵を描くよりも、
書かれた絵をじっくり見ていたいみのり。
いつしか、悟はみのりを書きたいと思うようになり、
徐々に二人の距離は縮まっていきました。
作者が『黄色い目の魚』を初めて書いたのが
大学二年生の頃だったそうです。
そのあと、切れ切れに浮かぶイメージを組み立てて、
10年後にこのようなひとつの作品に仕上げたとか。
全体的に漂う、未完成なあやふや感と
酸っぱいレモンのような爽やか感は
そこからきているのかもしれません。
スポーツ小説ばかりが、
青春小説ではないのだな、と正直思いました。 -
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ネタバレ【内容】6人はそれぞれの能力を試しつつ、能力をのばしていく。千里だけと話せた雪気は、美音と星司ともそれぞれの力で会話ができるようになる。能力を伸ばすために、神社の裏の小屋を秘密基地にする。
6人の子供達の行動を不思議に思っていた、千里のおじさんのユキちゃん(真行:神社の三男)に全てをうちあけることになる。
そこへ、雪気が現れ、実は白烏神社の創始者である森崎古丹(もりさきこたん)が宇宙人だったことを話す。
【感想】子どもたちがそれぞれの能力を試しながらも、高めていく過程は、子供らしいシンプルな動機でいて面白い。これまでは子供中心に書かれていたけれど、ここで大人が重要人物として出てくるが、だいぶ重要な役回り。きっと雪気の力を高めるためにユキちゃんの笙の笛の音が必要だったのだろうね。
とりあえず、超能力者で通すかと思ったら、どうやらこの間の最後に、創始者の森崎古丹(もりさきこたん)が宇宙人だったというまさかの展開。
なんか、どんどん広がってくけど、どうこの物語を収集つもりだろう?
とりあえず、次号以降は、なるばく巻が貯まるか、終わってから読み始めたほうがいいかもしれない。
ちょっと展開が遅い気もする。