佐藤多佳子のレビュー一覧

  • シロガラス 3 ただいま稽古中

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    (15-43) 子供たちの気持ちはバラバラだが、それぞれの動機から授かった能力を鍛えようとする。副題の「ただいま稽古中」というわけ。動機と練習のやり方が個性に沿ったものなのが面白い!やっと少しずつ謎が明らかになって物語に引き込まれていったのだが、この巻のラストの方で、え~そういう展開なの?とやや引いてしまった。
    私としてはそっち方向は望んでなかったんだけどなあ。今後出版されるであろう4巻がどうなっていくのかちょっと心配しながら待ってます。

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    2015年05月14日
  • シロガラス 3 ただいま稽古中

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    ネタバレ

    【内容】6人はそれぞれの能力を試しつつ、能力をのばしていく。千里だけと話せた雪気は、美音と星司ともそれぞれの力で会話ができるようになる。能力を伸ばすために、神社の裏の小屋を秘密基地にする。
    6人の子供達の行動を不思議に思っていた、千里のおじさんのユキちゃん(真行:神社の三男)に全てをうちあけることになる。
    そこへ、雪気が現れ、実は白烏神社の創始者である森崎古丹(もりさきこたん)が宇宙人だったことを話す。
    【感想】子どもたちがそれぞれの能力を試しながらも、高めていく過程は、子供らしいシンプルな動機でいて面白い。これまでは子供中心に書かれていたけれど、ここで大人が重要人物として出てくるが、だいぶ重

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    2015年04月12日
  • シロガラス 2 めざめ

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    (15-34) 6人が気を失って獲得した能力以外は普通の小学生の世界が描かれていて、それがリアルなので違和感が無くこの話に入り込めた。
    彼等は結構複雑なことを思っているが、小学生の頃私はどうだっただろう?思い出してみると1年生から6年生までいる小学校では、私は高学年になると低学年よりずっと大人になったように感じていた。そんな雰囲気をこの物語の登場人物にも感じ、彼らにいっそう親近感が湧いた。しかし、礼生と有沙はなんだか心配だ。今後大丈夫か?

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    2015年04月05日
  • シロガラス 1 パワー・ストーン

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    (15-31) 何となくきっかけが無くて読んだことがなかった佐藤多佳子さんの本。先日「三人寄れば、物語のことを」で上橋さんと荻原さんとの話し合いが楽しかったので読んだ。もっとファンタジーだと思っていたのだが、最後の数ページまで普通の世界だった。小学生たちの付き合いはかなりややこしいけど、一応健全な範囲内に何とか入ってる子たちだったので、楽しめた。あまり陰惨ないじめとかあると、現実的でも読む気が失せるから。そしてここで1巻のラストですか!2巻を読まないではいられませんね。

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    2015年03月27日
  • シロガラス 1 パワー・ストーン

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    佐藤多佳子さんということで期待して読んだが、物語がなかなか進まず、これから?って感じの1巻でした。
    これからの展開に期待です!

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    2015年03月23日
  • シロガラス 2 めざめ

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    千里たちは、それぞれ超能力に目覚めていく。白いカラスに乗り移ったお化けが喋り出し、どんどんファンタジーの世界へ!6人それぞれのキャラがしっかり描かれていて面白い。ただ、展開はかなりゆっくり。

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    2015年03月08日
  • シロガラス 1 パワー・ストーン

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    「三人寄れば、物語のことを」でこの本が話題になっていて気になったので。登場人物は6人の小学五年生。古武術の天才千里、動物好きで千里のいとこ星司、千里の親友の美音、千里をライバル視している礼生、ファッションリーダー有沙、宇宙が好きな数斗。1巻は全て序章といった感じで、最後の最後でようやく物語が進み出す。

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    2015年03月08日
  • シロガラス 3 ただいま稽古中

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    6人それぞれの超能力を鍛え、また秘密基地を作り、小学生ながらしっかり考えて行動するのにビックリ。そして宇宙人!この話はどこへ行くのだろう。篳篥を吹く真行が素敵だ。

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    2015年03月05日
  • シロガラス 1 パワー・ストーン

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    白烏神社を舞台に何か起こるらしいが、今はまだ6人の子供達の人物紹介と白烏登場といったところ。相変わらず子供達の生き生きした様子が上手く表現されていて、これからどういう関係に発展するのかも楽しみ。

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    2015年02月27日
  • シロガラス 3 ただいま稽古中

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    次巻こそは!とここまで読み進めてきたけれど。んー。何がやりたいんだろう、佐藤さん。なかなかに期待はずれ。

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    2015年02月07日
  • シロガラス 2 めざめ

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    なかなかストーリーが進まない感じ。おもしろくないわけじゃないけど、もう少しスピード感があってもいいよなあ。全体としてどれくらいのものを予定してるんだろう・・・長編だとしても1巻ごとにもっと引き付けるものがないと読み続けるのはしんどい。

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    2015年01月17日
  • シロガラス 3 ただいま稽古中

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    ネタバレ

    古式ゆかしい神社が舞台なので
    不思議な力もそちらの方に
    いくと思ってた。
    それが…

    え?!
    神社のはじまりが戦国時代?
    えらい新しい神社だなぁ

    え?!え〜っ!
    SFだったのか〜

    驚き。

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    2015年01月06日
  • シロガラス 2 めざめ

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    1巻は楽しかったけれど、超能力が前面にでてくる展開はちょっとどうなんだろうと思う。これから先、ちゃんと面白くなるといいけど。6人も出しちゃった主人公たち、うまく回せるのか心配。

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    2014年12月12日
  • シロガラス 1 パワー・ストーン

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    6人という、かなり多めの主人公たちのからみを丁寧に描いていて好感がもてた。とくに、レオが千里を挑発して、戦いにひきずりだすために、彼女の友人を孤立させようとたくらむあたりの展開がなかなか。逆にそれでその友人が別の子と急接近していくというかたちで、6人をぐっとまとめあげていくところが素晴らしい。

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    2014年12月12日
  • しゃべれども しゃべれども

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    真打ち前の落語家とそこに縁あって集う、悩み多き大人と子供の落語教室の話。

    それぞれの人生が、落語での話ぶりに表現される。

    プロ野球選手、イジメられっ子、吃音に悩むテニスコーチ、演劇出身で自分に自信の持てないOL。

    その生徒たちを破天荒ながら、人間らしい指導をする落語家が面白い。

    ここまで現実感がある本も面白いと感じた。

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    2014年10月19日
  • 第二音楽室

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    佐藤多佳子作品の青春感とノスタルジーは何なんだろう。

    「デュエット」は高校の音楽の授業を思い出しました。

    *第二音楽室
    *デュエット
    *FOUR
    *裸樹

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    2014年06月29日
  • 聖夜

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    佐藤多佳子の聖夜を読みました。
    School and Musicというシリーズで書かれた小説とのこと。

    主人公の鳴海は小さい頃からオルガンを弾いていたので、ミッションスクールの高等部でオルガン部に入っています。
    鳴海の母は牧師の父を裏切って駆け落ちしてしまったため、彼はトラウマを抱えて高校生活をおくっています。

    母親が好きだったメシアンの曲を選んで練習をするのですが、自分のできばえに納得が出来ません。
    発表会当日鳴海は演奏をすっぽかしてしまうのでした。

    鳴海と彼を取り巻く友人たちとの交流が温かく描かれていました。

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    2014年05月25日
  • 第二音楽室

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    鼓笛隊のようなグループにおいてクラスメイトのほとんどが前年とは違う個性的な楽器を手にする中、前年と同様リコーダーを手にすることとなった6人組が、学校果ての地・第二音楽室で秘密の時を共有する話。

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    2014年05月16日
  • 第二音楽室

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    鼓笛隊のあぶれ者。
    私もそうだったからすごく共感できた。
    でもこの子たちみたいにはいかなかったなあ。
    こんなに心を動かされたり人と心を分かち合えるなんて。
    羨ましくてしかたない。

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    2014年04月11日
  • 黄色い目の魚

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    お勧めいただいた本。
    同作者の「一瞬の〜」では気にならなかった口語体?が今回非常に読み辛かった。

    序盤はなかなか読み進めるのに時間がかかりましたが、読後は爽やかな作品でした。
    綺麗事ばかりではない、思春期の葛藤。
    思っていた内容とは少し違ったけど、孤独な少年少女の心の拠り所を描くのが上手いですね。

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    2014年02月11日