佐藤多佳子のレビュー一覧

  • 黄色い目の魚

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    ネタバレ

    ・バスタブ。
    銀色のバスタブ。
    ステンレスのバスタブ。
    冷たいバスタブ。
    からっぽのバスタブ。
    私の宇宙船。
    虚空を飛び、数多の世界へ旅立つ船。


    ・「自分の顔ってわかんないよ」
    私は言った。


    ・「もう、入らない」
    私は言った。
    「入れない」
    言い直すと、得体の知れない悲しさが、じわじわとわきあがってきた。


    ・「いいな、木島くんは」
    村田はポソリと言った。
    「やれることが、いっぱいある」
    「やれてないってば」
    「やってるじゃん」
    村田はきつい調子で言った。
    「私は何もしてない。限界が見えるようなこと、何もできない」
    俺は黙っていた。
    村田も口をつぐんだ。かなり長いこと黙っていてから、

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    2013年04月08日
  • 一瞬の風になれ(6)

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    個性のあるキャラと迫力ある情景を良くうまく纏めたと思います。原作を読んでいたら満足できる作品。読んでいないと、どうだろう。

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    2013年01月27日
  • 一瞬の風になれ(2)

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    ネタバレ

    連の設定は少々弱々しげで、今ひとつ違和感があるのですが、
    連の脱走の辺りの緊迫感はかなりリアルに再現されていて良いです。

    0
    2011年02月10日
  • 一瞬の風になれ(1)

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    ネタバレ

    主人公の可愛さ・凛々しさが原作のイメージとピタリ一致。
    原作の主人公のモノローグも違和感なく取り入れられています。
    個人的にやや不満なのは連のキャラクター。
    女の子にモテる辺りの設定が進行上の都合か省かれている。
    あの辺りは、願っても届かないものがある、同じような悩みを持つ
    主人公とライバル、として、多少は意味があるのではないかな、と。

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    2011年02月10日
  • 一瞬の風になれ(1)

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    小説はとても面白かったが、案外漫画はいい。必要以上に説明せず、イメージを壊さず、イメージも崩さず漫画化のよさをだしている。

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    2011年08月11日
  • しゃべれども しゃべれども

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    原作エピソードを選びテーマもぶれずちゃんと笑えるコミカライズのお手本みたいな作品、作家の和風資質が原作に合う。みつ葉の頑固さ十河の可愛さ、ほっこり泣けてラスト熱いお茶がもう一杯こわい…

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    2010年09月04日
  • 一瞬の風になれ(6)

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    小説原作のマンガとしてはかなりのハイクオリティ。
    絵の迫力がすごい。時々絵が乱れる…というか、誰?ってなることがある。

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    2010年07月06日
  • 一瞬の風になれ(5)

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    高校の部活!って感じ。
    神谷君が先輩ぽくなってる…青春ですねー(笑
    予告の一之瀬君との戦いぽいのが気になる。

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    2010年01月02日
  • 一瞬の風になれ(3)

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    相変わらず作中の躍動感がそのまま表現されてます。
    三巻はみっちーかっこよかったなぁ…。
    四巻はぐんと成長した姿が見れそうなので大変楽しみです!

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    2009年10月04日
  • しゃべれども しゃべれども

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    勝田文さんが好きなので買ってみたら映画よりずっと素敵に仕上がっていました!映画も国分さんの落語がうまかったから面白かったですけどストーリーがちょっとなぁ・・・.小説読んでいないので読んでみたいです.

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    2009年10月04日
  • 一瞬の風になれ 第一部 イチニツイテ

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    陸上に翔る青春物語
    上手くいっても失敗しても、友達の事で悩んでも悩まなくても爽やかな青春^^;うらやましい
    2巻、3巻の展開も楽しみです

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    2025年12月01日
  • 明るい夜に出かけて(新潮文庫)

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    自分も深夜ラジオ好きで読んでみた。アルピーのラジオは当時聞いてなかったけど伝説と呼ばれているのは聞いてました。

    分かる、分かるゾォという感じ。自分にとっても深夜ラジオはこういう存在です。
    僕が深夜ラジオを聞くようになったきっかけはバカリズムのオールナイトニッポン。高校生の頃、イヤホンをして1人布団の中で聞いていたあの時を思い出した。初めてネタメールが読まれた時の体が痺れるような興奮も未だに覚えてる。

    文章から、孤独だけど居心地の良い夜気を感じた。

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    2025年11月08日
  • 一瞬の風になれ 第一部 イチニツイテ

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    学生時代にスポーツに打ち込んだ経験はないですが、ランニングが趣味なこともあり、おもしろいです。2部に向けて、いい助走という感じで続きが読みたくなります。

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    2025年11月04日
  • しゃべれども しゃべれども

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    話すことに問題を抱える人たちが、
    落語を通して解決しようと集まるのだが、
    みんな頑固だったり不器用だったり…
    とても温かくて読後感の良い話です。

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    2025年10月31日
  • 一瞬の風になれ 第一部 イチニツイテ

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    2007年本屋大賞受賞作
    遡りで本屋大賞未読作品を読もうとしてます。
    まだ始まったばかりなのでこの作品の楽しみ方も探し中といったところ。スポコンヒューマン系なので好きな部類かなぁと思ってます。

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    2025年10月17日
  • 一瞬の風になれ 第一部 イチニツイテ

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    最初はイマイチ乗り切れなかったけど、だんだん主人公に愛着が湧くにつれて面白くなってきた。素直だし捻くれてない良い子だよね。

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    2025年10月09日
  • 一瞬の風になれ 第二部 ヨウイ

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    一瞬の風になれの第二部!
    連と新二のその後を知りたく続きも読むことに。どんどん成長していく2人を見ていると懐かしいような羨ましいような。もう戻ってこない一度きりの部活動生活を読んで戻りたくはないけど「あーっ。」と思ったり笑
    そして今回、まさかの健ちゃんが…。驚きとショックがデカすぎて新二の気持ちに感情移入。てっきり王道青春で最後まで進むものだと。
    残る1作となった『一瞬の風になれ』ですが結末はどうなるのか、続け第三部も読んでいこうと思います!

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    2025年09月28日
  • 一瞬の風になれ 第三部 ドン

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    2025年、織田裕二さんが最後のキャスターを務めた世界陸上が閉幕した。そんな中で読み終えた本作品。
    高校3年間を陸上に捧げた青春物語。毎日努力を重ねている陸上部のメンバーが、走るシーンになるとケガをしてしまわないかとハラハラしながら読んだ。読み終えても、続編に期待してしまった。陸上の描写はマンネリ感が否めなかた。

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    2025年09月28日
  • 一瞬の風になれ 第二部 ヨウイ

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    いっきに2巻目を読み終えました。
    本当に読みやすい。
    プロ契約(ジュビロ磐田)した兄貴がピンチになる。
    この後どうなるのか?楽しみ。

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    2025年09月23日
  • 一瞬の風になれ 第一部 イチニツイテ

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    一人称視点が濃すぎて慣れなかった。客観的な視点を求めずに、主人公の揺れ動く内面追うテンポの良さを楽しむ必要がある。感情移入はおそらく無理だが、世界陸上きっかけに積読から読み始めたので、続く二巻で爽快な青春を楽しみたいと思う。

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    2025年09月17日