佐藤多佳子のレビュー一覧

  • 第二音楽室

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    佐藤多佳子を読んだのは「一瞬の風になれ」だけだけど、これが凄く良くて、この本出たのはすぐに購入。
    音楽室や軽音部の部室などを舞台に、音楽をモチーフにしながら、小学生から高校生女子の心情を描く。
    二話目と三話目には、恋の成就は勿論だけど、それよりも何よりも恋することが自体に意味がある、この年頃の結構マセた嬉し恥ずかしの恋心が描かれていて、好感。
    ふたつとも似たようなテイストのお話しなのだけど、短い話にギュッとその感情を押し込んだ二話目が好きかな。
    最後の話は結構イタい話のなのだけど、些細なことで傷つき易く些細なことで立ち直ることが出来る、若さの脆さと逞しさの描写に、上手いこと音楽が絡めてあって、

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    2015年10月03日
  • 第二音楽室

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    音楽だけが持っている力を、文字だけが持っている力で伝える素晴らしい小説。
    小学生の青春と中学生の青春と高校生の青春は、どれも違っている。その甘酸っぱさの違いがちゃんと書き分けてあるのには舌を巻く。
    私はひどい音痴なので、演奏や歌唱にあまりいい思い出がない。その私ですら、「あ、そうそう、音があってきて嬉しくなるときの高揚感ってそういう感じだった」と思ったし、「おおぜいで実現することから落ちこぼれたときのみじめな感じ」がよみがえってきた。

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    2013年05月19日
  • 黄色い目の魚

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    ネタバレ

    ・バスタブ。
    銀色のバスタブ。
    ステンレスのバスタブ。
    冷たいバスタブ。
    からっぽのバスタブ。
    私の宇宙船。
    虚空を飛び、数多の世界へ旅立つ船。


    ・「自分の顔ってわかんないよ」
    私は言った。


    ・「もう、入らない」
    私は言った。
    「入れない」
    言い直すと、得体の知れない悲しさが、じわじわとわきあがってきた。


    ・「いいな、木島くんは」
    村田はポソリと言った。
    「やれることが、いっぱいある」
    「やれてないってば」
    「やってるじゃん」
    村田はきつい調子で言った。
    「私は何もしてない。限界が見えるようなこと、何もできない」
    俺は黙っていた。
    村田も口をつぐんだ。かなり長いこと黙っていてから、

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    2013年04月08日
  • 一瞬の風になれ(6)

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    個性のあるキャラと迫力ある情景を良くうまく纏めたと思います。原作を読んでいたら満足できる作品。読んでいないと、どうだろう。

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    2013年01月27日
  • 一瞬の風になれ(2)

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    ネタバレ

    連の設定は少々弱々しげで、今ひとつ違和感があるのですが、
    連の脱走の辺りの緊迫感はかなりリアルに再現されていて良いです。

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    2011年02月10日
  • 一瞬の風になれ(1)

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    ネタバレ

    主人公の可愛さ・凛々しさが原作のイメージとピタリ一致。
    原作の主人公のモノローグも違和感なく取り入れられています。
    個人的にやや不満なのは連のキャラクター。
    女の子にモテる辺りの設定が進行上の都合か省かれている。
    あの辺りは、願っても届かないものがある、同じような悩みを持つ
    主人公とライバル、として、多少は意味があるのではないかな、と。

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    2011年02月10日
  • 一瞬の風になれ(1)

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    小説はとても面白かったが、案外漫画はいい。必要以上に説明せず、イメージを壊さず、イメージも崩さず漫画化のよさをだしている。

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    2011年08月11日
  • しゃべれども しゃべれども

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    原作エピソードを選びテーマもぶれずちゃんと笑えるコミカライズのお手本みたいな作品、作家の和風資質が原作に合う。みつ葉の頑固さ十河の可愛さ、ほっこり泣けてラスト熱いお茶がもう一杯こわい…

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    2010年09月04日
  • 一瞬の風になれ(6)

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    小説原作のマンガとしてはかなりのハイクオリティ。
    絵の迫力がすごい。時々絵が乱れる…というか、誰?ってなることがある。

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    2010年07月06日
  • 一瞬の風になれ(5)

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    高校の部活!って感じ。
    神谷君が先輩ぽくなってる…青春ですねー(笑
    予告の一之瀬君との戦いぽいのが気になる。

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    2010年01月02日
  • 一瞬の風になれ(3)

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    相変わらず作中の躍動感がそのまま表現されてます。
    三巻はみっちーかっこよかったなぁ…。
    四巻はぐんと成長した姿が見れそうなので大変楽しみです!

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    2009年10月04日
  • しゃべれども しゃべれども

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    勝田文さんが好きなので買ってみたら映画よりずっと素敵に仕上がっていました!映画も国分さんの落語がうまかったから面白かったですけどストーリーがちょっとなぁ・・・.小説読んでいないので読んでみたいです.

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    2009年10月04日
  • 一瞬の風になれ 第一部 イチニツイテ

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    朝井リョウから。

    途中まで読み進むのが億劫になるかんじだったけど後半になるにつれて読める。二部読む。

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    2026年03月20日
  • 一瞬の風になれ 第一部 イチニツイテ

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    高校陸上部の青春物語。
    まだ入部して始まったばかりなので、これから2巻、3巻と面白くなっていくのかな。続けて読んでみます。

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    2026年03月11日
  • 明るい夜に出かけて(新潮文庫)

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    ラジオで縁が繋がる青春小説。

    最初は文体が苦手やつかな〜と思っていたけど、1/3くらい読んだ頃には慣れていました。

    結構、コアなラジオネタ?が入ってくるので、リアルタイムに聞いていた人とかはたまらないかも。自分は縁がないけど、深夜にこうやって繋がる世界は魅力的だしラジオ人気の一端がうかがえて面白かったです。

    全員なかなかにキャラが立っていたのも良かったし、それぞれが大なり小なりこの集まりに救われている感じが胸にくる。ちょっと不思議な形だけど、強く青春を感じるいい小説でした。

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    2026年03月04日
  • 明るい夜に出かけて(新潮文庫)

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    大学生の富山は何やらやらかしたよう様で、1年大学を休学し殻にとじ込もる為実家を出て友達のおじさんが持ってるアパートで1人暮らしをする。しかも富山はコミュ障&接触恐怖症となかなかややこしい男。生活の為のバイト、深夜のコンビニでの出会いから富山はどうなっていくのか。唯一の趣味、ラジオのハガキ職人が繋ぐ友情物語

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    2026年02月22日
  • いつの空にも星が出ていた

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    R7.12.26
    祖父母の代(もしかしたらもっと上)からずっと横浜ファンの一家だから、うちの家族もみんなベイスターズ(ホエールズ)に何かしらの影響受けてるんじゃないかなと思った。
    野球で人と人が繋がるっていいね。

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    2025年12月26日
  • 一瞬の風になれ 第三部 ドン

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    巧い小説、というよりまさに走る小説、だったと思う。レース前、レース中の描写は毎回心拍数が爆上がりするほど鮮明。陸上には全然興味ないし詳しくもなかったけど、わたしはこの小説で間違いなく背中を押された。なにかに挑戦しようとするときに、かならず新一の心の声がする。

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    2025年12月17日
  • 一瞬の風になれ 第一部 イチニツイテ

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    陸上に翔る青春物語
    上手くいっても失敗しても、友達の事で悩んでも悩まなくても爽やかな青春^^;うらやましい
    2巻、3巻の展開も楽しみです

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    2025年12月01日
  • 明るい夜に出かけて(新潮文庫)

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    自分も深夜ラジオ好きなので読んでみた。アルピーのラジオは当時聞いてなかったけど伝説と呼ばれているのは知っていました。

    分かる、分かるぞおという感じ。自分にとっても深夜ラジオはこういう存在です。
    僕が深夜ラジオを聞くようになったきっかけはバカリズムのオールナイトニッポン。高校生の頃、イヤホンをして1人布団の中で聞いていたあの時を思い出した。初めてネタメールが読まれた時の体が痺れるような興奮も未だに覚えてる。

    文章から、孤独だけど居心地の良い夜気を感じた。

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    2025年11月08日