男性中心企業の終焉

男性中心企業の終焉

999円 (税込)

4pt

政府は2003年から、政治家や企業の経営層・管理職など
指導的立場における女性の比率を30%にする
「202030(にーまるにーまるさんまる)」という目標を掲げていたが、
2020年になってもその目標は一向に達成されず、あっさりと達成時期は
「2020年代のできるだけ早い時期に」と延期された。

ジェンダーギャップが解消するどころか、
日本企業に根強く残るのはなぜか?
なぜ他国と比較して日本の女性登用はこれほどに進まないのか。
グローバル企業を目指す中で、業界の中での生き残りをかけて、
そしてコロナ禍でのリモートワーク普及の追い風を受けて――
本気で変わり始めた日本型企業。

メルカリ、NTTコミュニケーションズ、富士通、丸紅、キリン、城崎温泉の豊岡市――。
「失われたジェンダー30年」を取り戻そうとする
奮闘と変化の過程を、自身の取材を交え、豊富な取材で描き出す。

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男性中心企業の終焉 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年01月15日

    多様なデータと著者の経歴が合わせて書かれているので非常に信頼感のある文章。女性活躍のためにどうしたらよいかという答えがない問いに真っ向から向き合っている。参考になったし、今後も拾い読みして自分のキャリア構築に活かしていこうと思う 。

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    Posted by ブクログ 2022年12月21日

     ジェンダー後進国と併走するように経済停滞に喘ぐ日本。働き方、価値観、組織風土から脱却し、生き方や働きがいを企業・組織として見つめ直す。言易行難な課題を、多くの企業の実践例を踏まえて、ジェンダー問題と働き方を提言していきます。
     著者は元AERA編集長など多彩な経歴を持つが、結婚と出産を機に、夫の産...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年11月09日

    以前からNEWSPICKSで何度か拝見したり、片山さつきさんとの対談を見てかっこいいなと思っていた浜田さん。
    この本を読んでジェンダーギャップ解消やこれからの世代にとってとても大切なことがたくさん書かれていてとても勉強になった。
    個人的に日本のジェンダーギャップに対して問題意識が高いつもりではあった...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年06月24日

    バリキャリの方が語る未来。ただ明るい未来を目指すだけの本であれば、他の本と変わらないけど、この本は、多少なりとも、自分への反省が含まれているように思う。その反省が、未来に繋がっていくと思う。

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    Posted by ブクログ 2023年03月01日

    2022年10月に刊行された本書には、最近のジェンダーにまつわる事件の何があかんかったのかを掘り下げていて、タイムリーな一冊だなと思った。ジェンダーにまつわる本をすでに読んだことある人にとっては、特段新しい発見があるわけではないが、浜田さんが自身の半生を振り返りながら、自身のジェンダー観をアップデー...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年02月14日

    企業におけるジェンダー平等実現に向けた課題や展望について、先進的な企業の事例や著者の経験も交えながら、多角的に解説。
    この問題を考える上でかなり有益な一冊。両立支援制度の充実が逆にジェンダー格差の拡大につながり得るなど、目から鱗の視点が多かった。

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    Posted by ブクログ 2022年12月27日

    暗黙知の言語化ね、どうだろ。
    紀貫之、土佐日記的なら、いいかもしれないけどさ。

    必要性とその正当な、あるいは正統性を有する評価が大切になるのではないか。社会からの認識の転換がいるかな。

    これを成就させることが、経営ってことなのかな。こっちを主にすべきなのか。まぁ、少子化真っしぐらだしな。

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    Posted by ブクログ 2024年04月02日

    時代遅れのハードを使ってどんなにいいものを作ろうとしてもハード自体の限界は越えられないし、しなくていい困難も発生する
    ハード変えた方がよくないですか?

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    Posted by ブクログ 2024年01月02日

    女性を含め多様性が進んだ企業が出てきた。コロナでリモートワークが当たり前になり、自分のペースで働くことで満足度が上がった。女性が管理職になりたがらないというのは無意識のバイアスであり、能力はある。適切な働きかけで意識も変わる。無駄な長時間労働も減る。

    日本の労働生産性の低さ、長時間労働が問題と言わ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年06月26日

    最初のメルカリの事例は面白かったが、どうしても出版バイアスがかかった内容となってしまっていたことは残念。

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