怖い作品一覧

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  • 伝承異聞 呪林
    3.0
    「生きた人間の〈気〉を〈木〉に入れる」 それが儀式の目的だった…その後その人達はどうなるのだろう。 「木の話——ハーニーヌの鉄槌」より 古来より人々から畏れ崇められてきた「樹木」に纏わる怖い話! 遠く古の世より依り代として神聖視され、畏敬の念をもって人々から崇められてきた 「樹木」に纏わる怪談アンソロジー。 叔父の遺言めいた「庭の木を全部伐ってくれ」という言葉は何を意味するのか…「白い木」 久しぶりの故郷で目にした大木は全く記憶になくて…「土になれ」 休憩がてら訪れた神社、御神木の近くで話しかけてきたのは…「休憩中」 決して関わってはいけない祟りの木、ある日ひとつの疑問が湧いてきて…「折る。」 イジメを受けた女子高生が思いついたのは木に人形を打ち付ける呪いの儀式…「バルサ」 など、驚愕の怪異体験全42話! (収録話) 蛙坂須美「顔松」「わくらばつもる」 営業のK「樹液」 月の沙漠「ドンジンボク」「首吊りの木」「御神木」 高野真「首括りの松」 夜行列車「これ多分婆ちゃんなんだよ」「シンボルツリー」「白い木」「座敷牢」 内藤駆「遺影」 松本エムザ「たけやぶばあさん」「義母の菊は口に苦し」 加藤一「お役所仕事」 松岡真事「土になれ」「ピノキオ」「真っ二つ」 若本衣織「彼方の山の話 二篇」 ホームタウン「引っ越し」「大銀杏」「赤地蔵」 渡部正和「形見」 神沼三平太「緑の光」「休憩中」「柳」「樹洞」「庭の木」「土中の丸太」「姉妹牡丹」 服部義史「十月十日」「似ている二人」 つくね乱蔵「折る。」「小さな花が咲いた」「フリージア兄さん」「執念深い蔦」 久田樹生「戒め」「材」「バルサ」「先触れ」「木の話 ――黒部老とお山」「木の話 ――ハーニーヌの鉄槌」
  • たらちね怪談
    3.0
    「最愛」にして「最恐」。 母に纏わる怖ろしい話、不思議な話。追憶の怪異蒐集録! 母より優しきものはなし、恐ろしきものもまたなし。 世に賢母あれば毒母あり。 すべてが母の胎から生まれるように、怪もまた母より生まれいづる。 ・母の愛を求め想像の世界で生み出した理想の母。いつしかそれに魂が…「三母の似 創母」(郷内心瞳) ・一枚の心霊写真から紐解かれる母と家の怪…「出窓」(川奈まり子) ・父の暴力から物置で一生を終えた母の遺志…「夫婦水いらず」(つくね乱蔵) ・怪と縁の深い女性が占い師に告げられた自身と母と運命…「糾える」(久田樹生) ・人生のハレの日に現れ踊る裸婦。その正体は死んだ母?…「狂女乱舞」(蛙坂須美) ・彼女の隣に立つ首吊り自殺で死んだ母の霊。彼氏にしか見えないその意味は…「帰り道」(内藤駆) ・龍を見ることができた母。さがそれは凶事の先触れ…「天を駆ける龍」(服部義史) ・子を殺された母猿の怨念が本懐を果たすまで…「母猿」ひびきはじめ 他、怪談作家20名が競筆、母に纏わる追憶の怪異談集。
  • 真夜中のマリオネット
    3.8
    殺した後、一晩かけて遺体をバラバラにする殺人鬼――通称「真夜中の解体魔」。婚約者を殺された救急医の秋穂は、深い悲しみを抱えながらもなんとか職場に復帰をした。そこに運ばれてきたのは、交通事故で重傷を負った美少年・涼介。無事、命を救って手術室を出た秋穂に刑事が告げた。「彼は『真夜中の解体魔』だ」。復讐しようとする秋穂に、涼介は涙ながらに無実を訴え証拠を見せた。秋穂は、ためらいながらも涼介と真犯人を探すことになるが……。涼介は真犯人に操られた哀れな人形(マリオネット)なのか、それとも周囲を操る冷酷な人形遣いなのか。知念実希人が贈る、究極のクライムサスペンス!
  • 赤虫村の怪談
    3.7
    愛媛県の山間部にある過疎の村・赤虫村(あかむしむら)には、独自の妖怪伝説が存在する。黄色い雨合羽を着て暴風を呼ぶ「蓮太(はすた)」、火災を招く「九頭火(くとうか)」、廃寺に現われる無貌の「無有(ないある)」、そして古くから伝わる“クトル信仰”。フィールドワークのために村を訪れた怪談作家・呻木叫子(うめききょうこ)は、村の名家・中須磨(なかすま)家で続く不可能状況下での連続殺人に関わることになる。周囲を足跡一つない雪原で囲まれた大木に全裸で吊るされた縊死体。内側から施錠された石蔵で発見された焼死体。妖怪伝説の禍を再現するような事件は、やがて人知を超えた終結を迎える──第17回ミステリーズ!新人賞受賞者による初長編。/【目次】プロローグ/第一章 無有の怪談/第二章 位高坊主の怪談/第三章 九頭火の怪談/第四章 苦取の怪談/第五章 蓮太の怪談/第六章 赤虫村の怪談/エピローグ/解説=多田克己
  • 毎日世界が生きづらい
    3.9
    できないことを、数えないで。 どうやって生きていいのか分からない。 自分を責め続ける、小説家志望の私。 夢を抱いた仕事に躓く、会社員の夫。 そして、インコのピピ。 心理サスペンス『誰かが見ている』でメフィスト賞を受賞した著者が挑む新境地。 小さな家族の幸せをめぐる物語。 ――美景はうまいことやったよなー。 旦那に稼ぎがあるから、なんの心配もないだろ? パートでお小遣い稼いでたらいいんだし。(略) 傍から見れば、なんの悩みもなく、苦労もなく、ぼんやりと生きているように映るのだろう。(略) うまくいかない自分を責める妻の気持ちを、想像することもできないのだろう。――本文より 美景と雄大は結婚して十年。 ある日、妻の書斎に入った夫は何か様子が違っていることに気づく。 ままならない毎日をどのように生きてきたかを語り出す二人。 小説家になる夢を叶えたかった美景。 夢を抱いた仕事に躓く雄大。 二人をつなぐインコのピピ。 メフィスト賞作家の新境地となる、小さな家族の幸せを探す物語。
  • 病院の怖い話
    3.0
    「病院」に纏わる傑作怪談集! 「あっ、これは死に顔なんだ。どの表情で絶命するか、最期の☺を見せているんだ」 絶叫、号泣、憤怒、困惑、苦悶… 入院患者の百面相ルーレット 収録作「ルーレット」黒木あるじより 病院には怖い話が多い。生と死が隣接する場所ならではの、人智 を超えた何かが潜んでいるからか―― ・危篤状態から持ち直した患者の奇妙な変化「今際の際にて」(渡井 亘) ・あの人そろそろだね、ベテラン看護師が言うと…「スリーアウト!」(Dr.マキダシ) ・患者の白目を視診したときに覚えた違和感「百パーセント」(神 薫) ・脳梗塞を発症し入院している高齢女性の奇妙な行動と驚愕の真相「左側のミチル」(雨宮淳司) ・学生時代に世話になったと新人看護師から言われたが…「チョイ借り」(小田イ輔) ・父の跡を継いだ病院で起きた患者のクレーム、その原因は…「人柄と腕前」(黒木あるじ) ――など、書き下ろし24編を含む選りすぐりの最恐作の数々
  • 瑕疵借り ‐‐奇妙な戸建て‐‐
    3.6
    殺人事件の現場になった賃貸マンション。退去者が相次ぎ困った大家は、住むことで瑕疵を軽減してくれる「瑕疵借り」の藤崎を頼る。そんな藤崎のもとを、犬を捜しているという秋枝が訪ねてくる。事件で殺された男と愛犬の失踪――真相に気づき、犬を見つけ出した藤崎は、程なく別の依頼である戸建てに赴く。家主はなんと、先日知り合った秋枝だった。思わぬ展開に戸惑いながらも藤崎はその“奇妙な戸建て”に入居する……。
  • 日本ホラー小説大賞《短編賞》集成1
    3.5
    1994年から2011年まで日本ホラー小説大賞に設けられていた《短編賞》部門。賞の30周年を記念し、集成として名作が復活! 玩具修理者は壊れた人形も、死んだ猫も直してくれる――。小林泰三の色褪せないデビュー作「玩具修理者」。「10年に1人の才能」と絶賛された沙藤一樹が描く、ゴミだらけの橋で見つかった1本のテープの物語「D-ブリッジ・テープ」など計5編を収録。《大賞》とは異なる魅力があふれた、究極のホラー短編集! <収録作品> 小林泰三「玩具修理者」 沙藤一樹「D‐ブリッジ・テープ」  朱川湊人「白い部屋で月の歌を」 森山東「お見世出し」 あせごのまん「余は如何にして服部ヒロシとなりしか」 ※本書は日本ホラー小説大賞の短編賞受賞作の中から5篇を収録したアンソロジーです。
  • 知覧からの手紙 新版
    4.9
    あなたの幸を希う以外に何物もない――。鹿児島県知覧の特攻隊基地から飛び立った穴沢利夫少尉。二十三歳で散った法学徒が婚約者・智恵子へ宛てた便りには愛する者への一途な思いと純粋な真情が綴られていた。戦後六十年以上を経て、婚約者が語り尽くした、あの時代の現実とある愛のかたちとは。全面改稿を施したロングセラーの新版。 【目次】 まえがき 第一章 出会い 図書館から戦場へ 第二章 覚 悟 マフラーになりたい 第三章 婚 約 たった一晩の子守唄 第四章 特 攻 あなたをたどる旅 生きる時代は選べない――新潮文庫版あとがき 新版あとがき
  • 人形の怖い話
    5.0
    身近にいて愛らしい……そして怖い 「人形」にまつわる傑作実話怪談集! 市松人形、ビスクドール、ロボットやミルク飲み人形──誰もが手に取ったことのある様々なお人形。可愛いはずなのにいつしか怖い存在に──そんな人形に纏わる怪異を詰め込んだテーマ怪談の決定版。 ・同僚の自宅で嫁と紹介されたのは…「ウチの嫁」(西浦和也) ・仕事で滞在した村で親しくなった老婆、毎年人形を送ってくれと連絡がくるのは何故「ひとくい」(黒木あるじ) ・その人形を思い浮かべると腹が立って虐めたくなり…「イライラする」(田辺青蛙) ・級友から押し付けられた人形。最初は怖かったが愛着も湧き、可愛がっていたのがある日突然…「貰ってきたお人形」(川奈まり子) ――など、書下ろしと過去の最恐作品を選りすぐって全40話を収録。
  • 公安狼
    4.4
    唐沢龍二は、恋人の吉村久美子に誘われて大学の奇妙な会に入る。会の名は「グループ・アノニマス」。一見映画論を語っているようでいて、唐沢の理系の知識を利用して爆弾テロを目論む活動組織のようだった。1年後の1998年。東京都西神田のビルで自爆テロが発生した。死亡者でもある実行犯は久美子だという。真実を暴くため、公安捜査官となった唐沢だったが、アノニマスのスパイという風評や、危うい捜査はいくつもの敵をつくってしまい……。
  • カルトからの大脱出
    4.5
    教祖V.S.マジシャン!? カルト宗教に消えた娘を救うため、 信者たちに「本当の奇跡」を見せろ! 保険営業員として働きながら高校生の娘・あすかと二人で楽しく暮らしていた好美。だがある日、あすかは家を飛び出し、謎のカルト教団〈新しい神のルール〉の中へと消えた。憔悴する好美に救いの手を差し伸べたのは、保険の顧客であるマジシャンの谺だった。娘奪還のために谺が用意した奇策とは? 大・逆・転ミステリー! 文庫書き下ろし
  • 成功している人のスキマの法則
    3.0
    「余りものに福がある」は本当だった! “心の余白”が人生に運を呼び込む 成功するためには、休むヒマもなく頑張って、 忙しく動き回らなければならないと思っていませんか? しかし、それは大きな間違い。 実は、デキる人や成功している人ほど「スキマ」を大事にしているんです。 ここでいう「スキマ」とは、心や時間のゆとりや、空間における空きスペースのこと。 悩みだらけの心やへとへとに疲れた体、予定が詰め込まれた毎日では、 せっかく訪れたチャンスや運が入り込む「スキマ」がなく、逃してしまいます。 本書は、時間や空間にスキマをあけて“心の余白”をつくることで、 運やお金、人、知恵、成功を呼び込む方法を紹介しています。 これは、“神社参拝ブーム”のきっかけとなった社会心理学者が提案する、 日本人に適した「引き算」の発想による「新しい引き寄せの法則」なのです。 カルト宗教に支配されたり、悪徳な信仰に依存しない! 自分の価値観で人生を切りひらくためのスピリチュアル、教えます! ※本書は、2020年7月に小社より刊行された『運を呼び込む!成功している人のスキマの法則』に、加筆・修正を加えて新書化したものです。
  • 屋根裏に誰かいるんですよ。 都市伝説の精神病理
    3.7
    孤独な一人暮らしを続けている老人などに、自分の部屋に誰かが住んでいるかの妄想にとらわれる「幻の同居人」妄想という症状が現れることがある。屋内の闇に秘められた心の闇をあぶりだす、名著の文庫化。
  • TOEIC L&R TEST 音読特急 速聴力をつける
    3.0
    「TOEIC特急」シリーズに「音読特急」が登場! 限りなく本番に近いパート3とパート4の模擬問題を演習、速度を変えて音読トレーニングすることで、リスニング力と速読力を養成。音声データ付き、スマホ対応。
  • 聯愁殺 新装版
    4.5
    大晦日の夜。連続無差別殺人事件の唯一の生存者、梢絵を囲んで推理集団〈恋謎会〉の面々が集まった。四年前、彼女はなぜ襲われたのか。犯人は今どこにいるのか。ミステリ作家や元刑事などのメンバーが、さまざまな推理を繰り広げるが……。迷宮入りの連続殺人事件。大いなる謎に挑む、白熱の推理バトル!累計十万部突破!ロジックミステリの魔術師・西澤保彦の傑作!新たに「三十三年目の『あとがき』」を収録。〈解説〉唐木厚
  • 第二のデモクラテス 戦争の正当原因についての対話
    3.5
    インディオの擁護者ラス・カサス最大の論敵が披瀝する,征服戦争是認論の精髄.布教への途を掃ききよめ,〈文明〉を持ちこむための征服戦争は是認さるべしとの彼の主張を支えたのは,インディオを憎悪・蔑視する同時代の新世界植民者の眼差しであり,先天的奴隷の存在を認めるアリストテレスの理論であった.果たして,征服戦争は是か非か?

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  • 一の悲劇 【新装版】
    3.0
    ラストまで一気読み! 間違い誘拐の真相は? あなたはきっと騙される―― 二転三転する事件の裏に隠された、瞠目のトリック。 誘拐ミステリ史上屈指の傑作! 「あなたが茂を殺したのよ」泣き叫ぶ冨沢路子の言葉に、山倉史朗は絶句した――。 犯人は山倉の息子と間違えて、同級生で路子の息子である茂を誘拐した。厳戒下、山倉は身代金授受に失敗、少年は骸となって発見されたのだ。 誰が、なぜこの凶行を? やがて浮上した容疑者には、作家探偵法月綸太郎と一緒にいた、というアリバイがあった……。 [韓国版連続ドラマ 『ザ・ロード:1の悲劇』原作]
  • 開化の殺人 大正文豪ミステリ事始
    3.5
    阿片に溺れた友人の謎、遺書が語る恋と殺人、妻への妄執が生む惨劇――。江戸川乱歩が「大正期文壇の一角に燃え上がった、かくの如き犯罪と怪奇への情熱」と評した幻のミステリ特集号、「中央公論」秘密と開放号(大正七年七月臨時増刊)を現代に復刻。七編の創作と佐藤・乱歩の随筆を収録したアンソロジー。〈解説〉北村 薫 ◆目次  ・一般文壇と探偵小説/江戸川乱歩 ・指紋/佐藤春夫 ・開化の殺人/芥川龍之介  ・刑事の家/里見弴 ・肉屋/中村吉蔵  ・別筵/久米正雄  ・Nの水死/田山花袋 ・叔母さん/正宗白鳥   ・「指紋」の頃/佐藤春夫 ・解説 大正七年 滝田樗陰と作家たち/北村 薫
  • 結婚ゲーム 合本版 1
    完結
    1.0
    全6巻924~1,386円 (税込)
    司大輔は規律の厳しい東京の高校に入学したばかりの15歳。親元を離れマンションで一人暮らしをしている。新任の女教師は司夢子・22歳、しかも美人!! ある夜、帰宅した大輔を出迎えたのは担任の夢子だった⁈
  • 緋色の囁き 〈新装改訂版〉
    4.0
    1~3巻924~1,078円 (税込)
    本当の「魔女」誰――? 名門・聖真女学園高校の「開かずの間」で、少女が死んだ。「魔女」という謎の言葉を残して――。 美しくも残酷な連続殺人劇の、それが幕開けとなる。転入生・冴子の心にひそむ「赤い記憶」の秘密。 夜ごとに少女たちを襲う殺人者の正体は?  鮮血と狂気に彩られた「囁き」シリーズ第一弾、待望の新装改訂版。
  • 「非モテ」からはじめる男性学
    4.0
    ぼくらは本当にモテないから苦しいのか? 「〈キモい〉〈弱い〉〈ダサい〉 暴力的に片づけられがちな問題を豊かな言葉で掘り返す男性研究の書」――桃山商事・清田隆之氏、推薦! 恋人がいない、女性から好意を向けられない等の苦悩は、「非モテ」という言葉によって90年代後半からネットを賑わせてきた。現在も「非モテ」問題は多くの男性の心を捉えて離さない。しかし、本当に「非モテ」男性はモテないから苦しいのだろうか? 男性性が内包する問題について研究し、当事者の語り合いグループを立ち上げた著者が、男性が「非モテ」という苦悩を抱くまでの過程や内実を掘り下げ、問題の背景や構造を解き明かす。そして「非モテ」の苦悩から抜け出すための実践まで男性学の視点から提示していく。
  • 日本は戦争に連れてゆかれる――狂人日記2020
    3.8
    災害のあとに金融恐慌、そして戦争が来る 新型コロナウイルスの大騒ぎは、恐ろしい翼賛体制への道を開いてしまった。10年後、私たち日本人は“大きな戦争”に連れてゆかれるだろう。 国民を大災害や未知の病気で激しい恐怖状態に陥れ、その隙に乗じて支配・統制する。これを「ショック・ドクトリン」もしくは「大災害便乗型資本主義」と呼ぶ。 歴史を検証すれば分かる。第一次世界大戦の好景気から関東大震災を経て昭和恐慌、そして満州事変→国家総動員法→太平洋戦争……日本が真珠湾攻撃で開戦したとき、全国民は舞い上がった。また同じことが起きる。 当初からコロナ騒ぎを冷ややかに見て“狂人”扱いされるという著者は、やがて訪れる恐ろしい未来を予告する。
  • 紅のアンデッド 法医昆虫学捜査官
    4.4
    東京都内の古民家で、おびただしい血痕と3本の左手の小指が見つかった。住人の遠山という高齢夫婦とその客人のものと思われたが、発見から1ヵ月経っても死体は見つかっていない。いっこうに捜査が進展しない中で岩楯警部補は、相棒の鰐川と事件現場を訪れ近所の訊き込みを始める。他方、法医昆虫学者の赤堀は科捜研を再編成した「捜査分析支援センター」に配属されていた。法医昆虫学と犯罪心理学、技術開発部の三つが統合された新組織だ。赤堀は所属のせいで事件現場には立ち入れなくなったが、今回の被害者の死亡推定月日を、解剖医の出した5月20日前後という推定から大きく外し、虫の分析によって6月1日午後3時から4時の間と言い切る。さらに、同僚となったプロファイラーから、重大な分析がもたらされるが……!
  • 不摂生でも病気にならない人の習慣 ~なぜ自律神経の名医は超こってりラーメンを食べ続けても健康なのか?~(小学館新書)
    4.3
    乱れがちな食事と生活から「毒」を抜くコツ。 突然ですが、問題です。 健康にいいのはどっち? ●寝坊したら朝食は、【とるorとらない】 ●上司や取引先から理不尽に叱られたら、【反論するor沈黙する】 ●精神的疲労の解消は、【運動or食事】 ●長時間労働の休息は、【帰宅後ゆっくりとor勤務中こまめに】 「人生100年時代」に向け、ビジネスパーソンの健康への関心が急速に高まっています。 しかし、医療や健康に関する情報は玉石混淆。 例えば、朝食を食べる、食べない。炭水化物を抜く、抜かない。 まったく正反対の行動にもかかわらず、どちらも医者たちが正解を主張し合っています。 なかなか医者に相談できない多忙な人は、どうしたらいいのでしょうか? すべての答えが本書にあります! 働き盛りのビジネスパーソンから寄せられた32の相談に対する「小林式処方箋」は、誰もが簡単に実行できるものばかり。 自律神経の名医が、様々な不摂生に対する「医学的に正しいリカバリー法」を、自身の経験も交えながら解説します。 食べたいように食べていい。飲みたいように飲んでいい。 健康のためだけに、好きなもの、やりたいことを断つ人生など真っ平だ!
  • 売国保守【電子限定特典付き】
    4.5
    ニセ保守こそが日本をダメにする! 保守の仮面をかぶって売国政策を進めてきた自民党の「闇」とは何か? 人前でだけ「愛国心」や「皇室」を強調する自称保守政治家が国会を跋扈している。中国・韓国・北朝鮮への過剰な配慮や老人厚遇政策等を続けてきた自民党政治の悪政を糺す、好評『左翼老人』の続編。 第1章 韓国の「ゆすり・たかり」を認め続けた政府・自民党 「保守」「愛国」を詐称する政治家がゴロゴロいる自民党 都市銀行に韓国救済を強要した橋本内閣 北朝鮮に惚れられた小泉純一郎元総理 今でも北朝鮮と仲良くしたがる政治家の見分け方 第2章 良心なき親中派 令和時代の親中派は「ほぼ」全員が左翼か売国奴 中華人民共和国を大国にした自民党政府 天皇陛下まで中華人民共和国のために利用した政府・自民党 中華人民共和国から有難がられた歴代総理 第3章 女系天皇を認める保守などありえない 宗教権威の上にいた日本の「天皇」と下にいた西洋の「皇帝」 令和時代に女性天皇の是非を論じる無礼 左翼が女性天皇の次に創りたがる「女系天皇なるもの」 「女系天皇なるもの」に肯定的な自民党幹事長 第4章 「敬老」が「売国保守」を守った 政府自民党の売国を許し続けた老人 「としよりの日」を「敬老の日」にすり替えた政府 男の嫉妬が広げた「恩給」 働く老人に鞭打つ日本の「年金」 第5章 「移民問題」から逃げる保守 老人の労働問題と憲法と移民 「ピンピン・コロリ」こそ日本人の理想 「天下り」は、「賄賂」の時間差攻撃 「移民」定義でごまかす政府・自民党 第6章 日教組を放置した自称保守 売国保守を許した最大の原因は低レベルの学校教育 ナチスドイツと共産主義独裁国家による侵略戦争と教えるヨーロッパ 日米格差=「存在しなかった慰安婦像」と「共産主義犠牲者の記念碑」 大きい領土を主張するのが「愛国者」とは限らない ※この作品には、電子版限定の特典として、森口朗著『左翼老人』(扶桑社刊)の一部が巻末に収録されています
  • 狩人の悪夢
    3.6
    「俺が撃つのは、人間だけだ」 彼は、犯罪を「狩る」男。 臨床犯罪学者・火村英生と、相棒のミステリ作家、アリスが、 悪夢のような事件の謎を解き明かす! 人気ホラー小説家・白布施に誘われ、ミステリ作家の有栖川有栖は、 京都・亀岡にある彼の家、「夢守荘」を訪問することに。 そこには、「眠ると必ず悪夢を見る部屋」があるという。 しかしアリスがその部屋に泊まった翌日、 白布施のアシスタントが住んでいた「獏ハウス」と呼ばれる家で、 右手首のない女性の死体が発見されて……。
  • コロンブス 全航海の報告
    4.0
    新天地を発見した第一次航海、大船団を組み出帆するも、部下の反抗、原住民の蜂起に遭ってエスパニョーラ島の統治が困難となった第二次航海、鉄鎖を付され本国に送還された第三次航海、そして失意の第四次航海――。四回にわたる航海の様子と成果について、コロンブス(1451-1506)自らが国王や貴顕に宛てて認めた報告書簡。

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  • AI時代の新・ベーシックインカム論
    4.0
    ベーシックインカム(Basic Income, BI)とは「政府が、すべての人に必要最低限の生活を保障する収入を無条件に支給する」制度を指す。近年、特にヨーロッパ諸国を中心にBI導入をめぐる動きはかつてないほど盛んになっている。日本での可能性はどうか。財源はどうするのか。現行の貨幣制度の欠陥とは何か。最大の障壁となるものは何か。そして未来の社会とは――。AIと経済学の関係を研究するパイオニアが論考する刺激的な一冊。
  • 〈刑務所〉で盲導犬を育てる
    4.3
    2009年、日本で初めて、〈刑務所〉で盲導犬候補の子犬を育てる試みが始まった。試行錯誤のなかで、犬との出会いは、〈受刑者〉だけでなく、まわりの人々をどのように変えていったのか。動物との絆に秘められた可能性とは。人生を根本的に生き直すとは。この試みの立ち上げから7年以上にわたって取材を重ねてきた著者が綴る、希望の書。

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  • メビウスの守護者 法医昆虫学捜査官
    4.3
    東京都西多摩で、男性のバラバラ死体が発見される。岩楯警部補は、山岳救助隊員・牛久とペアを組み捜査に加わった。捜査会議で、司法解剖医が出した死亡推定月日に、法医昆虫学者の赤堀が異を唱えるが否定される。他方、岩楯と牛久は仙谷村での聞き込みを始め、村で孤立する二つの世帯があることがわかる。息子に犯罪歴があるという中丸家と、父子家庭の一之瀬家だ。──死後経過の謎と、村の怪しい住人たち。残りの遺体はどこに!
  • 人間の顔は食べづらい
    4.0
    「お客さんに届くのは『首なし死体』ってわけ」。安全な食料の確保のため、“食用クローン人間”が育てられている日本。クローン施設で働く和志は、育てた人間の首を切り落として発送する業務に就いていた。ある日、首なしで出荷したはずのクローン人間の商品ケースから、生首が発見される事件が起きて――。異形の世界で展開される、ロジカルな推理劇の行方は!? 横溝賞史上最大の“問題作”、禁断の文庫化! 文庫特別書き下ろし掌編に加え、道尾秀介の解説も収録。
  • ルポ 難民追跡 バルカンルートを行く
    4.3
    ヨーロッパ各国に連日大勢押し寄せる「難民」。一人ひとりの素顔、その苦悩や希望とは? 受け入れ側の論理や戸惑いは? ドイツを目指すアフガン人一家の逃避行に、一人の記者が寄り添い、世界的課題の実態と、背後に横たわる重い歴史に迫る。複雑で「遠い」問題が、すっとストレートに伝わってくる、第一級の同時進行レポート。

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  • 犯罪者 上
    4.7
    1~2巻924~1,012円 (税込)
    白昼の駅前広場で4人が刺殺される通り魔事件が発生。犯人は逮捕されたが、ただひとり助かった青年・修司は搬送先の病院で奇妙な男から「逃げろ。あと10日生き延びれば助かる」と警告される。その直後、謎の暗殺者に襲撃される修司。なぜ自分は10日以内に殺されなければならないのか。はみだし刑事・相馬によって命を救われた修司は、相馬の友人で博覧強記の男・鑓水と3人で、暗殺者に追われながら事件の真相を追う。
  • 邪神帝国
    4.0
    第一次大戦後、ヒトラーの台頭とともに1933年に政権を掌握し、1945年には崩壊したナチスドイツ。その陰には邪神を信仰するものたちの恐ろしい魔術とさらなる闇が存在していた。 緻密に織り込まれたオカルトは、どこまでが史実でどこまでが虚構なのか―区別がつかないほどのリアリティと戦慄で迫りくる。アドルフ・ヒトラーの生誕自体が邪悪な存在による意図的なものであるとしたら…。その恐怖と狂気が再び甦る日も、いや、それは既に甦っているのかもしれない。
  • 改訂完全版 斜め屋敷の犯罪
    3.9
    北海道の最北端・宗谷岬に傾いて建つ館――通称「斜め屋敷」。雪降る聖夜にこの奇妙な館でパーティが開かれたが、翌日、密室状態の部屋で招待客の死体が発見された。人々が恐慌を来す中、さらに続く惨劇。御手洗潔は謎をどう解くのか!? 日本ミステリー界を変えた傑作が、大幅加筆の改訂完全版となって登場!
  • 黙示 上
    3.0
    世界各地で四件の航空機墜落事故がほぼ同時に起きた。アメリカで、大西洋上で、南アフリカで、そして日本で。乗員乗客、さらには地上でも多数の犠牲者が出るなか、奇跡的に三人の子どもだけが生き残った……それは、奇跡なのか、それとも破滅の予兆なのか? やがて事件はさまざまな波紋を広げながら、ついには世界そのものの仕組みを変えてゆく。巨大なスケールで描く空前のサスペンス!
  • アド・バード
    3.8
    【第11回日本SF大賞受賞作】マサルと菊丸の兄弟は、行方不明の父親を探しに、マザーK市へと冒険の旅に出た――。そこは、異常発達した広告が全てを支配する驚愕の未来都市だった! 赤舌、地ばしり、蚊喰い虫……珍妙不可思議な生物たちの乱舞。どこかなつかしさを誘う歌声。椎名誠独自の世界を打ち立てた記念碑的長編。
  • DZ
    3.9
    アメリカ・ペンシルベニア州で、夫婦の冷凍死体が発見された。5歳の息子は行方不明のまま、事件は迷宮入りする。一方、日本では、異常な兆候を示す少女がいた。数年後、恋人を亡くし、重度障害児施設に赴任した女医・志度涼子は、保護室に閉じ込められた少女に出会う。そして、運命の歯車は容赦なく回り始めた。人類という種が背負った哀しい宿命を、壮大なスケールで描いたヒューマン・ミステリ。第20回横溝正史賞正賞受賞作。
  • ついてくる
    3.4
    古都・京都にまつわる怨念の研究に没頭した民俗学者市ノ瀬恵造は、築五十年の日本家屋で悲惨な病死体として見つかった。三年後、その娘・晴美と夫の和也が休暇でこの家を訪れると、ふたりはまったく同じ悪夢に苦しめられる。その中に登場するふたごの怨霊は、十三の夢を見終わるまで、この家から逃げられないと告げた。呪いの原点が父の研究にあると知った晴美と和也は脱出に向け、壮絶な戦いをはじめた!
  • 閃光
    3.5
    玉川上水で男性の扼殺体が発見された。捜査陣に名乗りを上げた老刑事・滝口と相棒に選ばれた巡査部長の片桐。滝口はこの殺人事件に三十年以上前に起きた“三億円事件”との接点を見いだす。その頃、殺された男と三億円事件当時仲間だった連中がにわかに再会を果たしていた。昭和最大のミステリーに、緊密な文体と重層的なプロットで迫る!『19歳 一家四人惨殺犯の告白』で読者を震撼させた著者がものした、犯罪小説の白眉。
  • 呻け!モテない系
    3.8
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 一部女子たちから絶大な支持を得た『くすぶれ!モテない系』待望の続編。「モテるために何かをすることができない」モテない系女子たちの実体験にまつわる呻き70篇以上がつまったボリュームたっぷりの一冊。

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  • フーコー入門
    4.0
    「真理」「ヒューマニズム」「セクシュアリティ」といった様々な知の〈権力〉の鎖を解き放ち、「別の仕方」で考えることの可能性を提起し続けた哲学者、フーコー。我々の思考を規定する諸思想の枠組みを掘り起こす〈考古学〉においても、我々という主体の根拠と条件を問う〈系譜学〉においても、彼が一貫して追及したのは〈思考のエチカ〉に他ならなかった。稀代の哲学者の変容しつつ持続する歩みを明快に描き出す、新鮮な入門書。
  • 役人の生理学
    4.0
    革命後、ジャーナリズムが勃興したフランスで一気にブレイクした「生理学」シリーズ。現代の「スーパー・エッセイ」のたぐいですが、バルザックの観察眼にはなかなか唸らせられます。冒頭の定義があります。「役人とは生きるために俸給を必要とし、自分の職場を離れる自由を持たず、書類作り以外なんの能力もない人間」現在と同じではありませんか! 付録に、一九世紀の役人文学3篇を追加。(講談社学術文庫)
  • エルメスの手
    3.0
    連続臓器摘出殺人――凄すぎるミステリ!! 東京都内で連続殺人事件が発生。発見された五遺体は、すべて内臓を摘出されていた。 捜査を進める警視庁捜査一課の代峰サチは、やがて被害者の全員がアイネクライスタという香水の愛用者であったこと、HIV陽性であったことを突き止める。 事件発生と同時に、警視庁内では謎の連続殺人を表す符丁〈ルーシー・デズモンド〉がささやかれ始めるが、端緒は戦時下の日本で極秘に組織された情報機関・八坂社会学研究所、別称ヘルメス会のある研究にまでさかのぼるものだった。 ベストセラー『偏差値70の野球部』の著者による、凄すぎるミステリー! 犯人は単独か? 複数か? 動機は? 目的は? はたして読者はこの小説の意図に気がつくか?
  • 犯罪に向かない男 警視庁捜査一課田楽心太の事件簿
    3.0
    警視庁捜査一課の田楽心太警部は、普段から不真面目な態度が目立ち、上司や同僚、後輩からさえも睨まれることが多い。だが、被害者の立場を真摯にとらえて捜査にあたる知られざる一面で、数々の事件を解決に導いていた。東京湾に建設中の巨大ショッピングモール工事現場で焼死体遺棄事件が起きた。同社の社長令嬢が誘拐され、自宅には謎めいた脅迫状が送られてきて……。社会の歪みが生み出した痛切な事件に、田楽が挑む!
  • てるみな 1巻
    4.4
    1~5巻921~968円 (税込)
    空前の「鉄女」ブームの中、孤高の「鉄猫耳」路線を電車に乗ってゆるりお出かけ──「楽園」では希少な小学生女子が主人公の首都圏ぶらり電車の旅。根強いファン多数な作家です。
  • 反ナショナリズム
    3.3
    帝国の妄想と国家の暴力に抗する――アカデミズムが捉える政治の「本質」!「国家と戦争」の名著! ナショナリズムの勃興が早熟的に帝国主義的な膨張につながり、ウルトラ化の果てに破綻することでそのサイクルを終えた20世紀の日本にとって、中国と韓国のナショナリズムの脅威感は、国家に求心力を求めるネオ・ナショナリズムの拡がりを促すことになった。このナショナリズムの逆流が、歴史修正主義の装いのもとに過去の歴史の清算を迫る「従軍慰安婦」をはじめとする数々の戦争犠牲者たちの「証言」に強い反発を示したのは、ある意味で当然であった。
  • 双面獣事件(上)
    3.3
    2つの顔と4本の手を持ち、目から殺人光線を出し、口からは毒ガスを吐く、途轍(とてつ)もなく醜い化け物が島民全員を虐殺した――。地図にも載っていない南海の孤島で第二次大戦末期に起きた凄惨な事件を語る女性の話は本当なのか? 旧日本軍の密命によって生み出された魔獣によって今再び悪夢が繰り返される! (講談社文庫)
  • 漂流者
    3.8
    折原一の傑作群「――者」シリーズ、今回の舞台は“洋上の密室”だ。妻と担当編集者の3人でダイビングに出かけた人気推理作家、風間春樹。潜水中の事故で助けを求めたが、不倫関係にあった2人に見捨てられる。風間は流れ着いた島から自力で無人ヨットに辿り着いたが――。航海日誌、口述テープ、新聞記事等に仕組まれた恐るべき騙しのプロット。衝撃のエピローグまで一気読み必至!
  • 藪の中の家 芥川自死の謎を解く
    4.5
    昭和二年七月二十四日未明、芥川龍之介は睡眠薬により、自らの死を選んだ……。しかし、致死量に至る睡眠薬の入手は、芥川の治療のために出された処方によれば困難である──主治医の日記、龍之介の書簡などから、自死の真相に迫る、渾身のノンフィクション。第十七回新田次郎文学賞受賞作。
  • 黒船以前 パックス・トクガワーナの時代
    5.0
    パックス・トクガワーナ(徳川の平和)は、なぜ二五〇年の長きにわたり続いたのか。江戸開府前史から黒船来航前夜まで、江戸への造詣の深さでは人後に落ちぬ二人が、世界史的視野から縦横に語り合う。従来の江戸時代観を一新する刺激に満ちた対論。『江戸の構造改革』改題。
  • きょうも傍聴席にいます
    3.9
    殺人など事件が起きると、警察、被害者の遺族、容疑者の知人らへの取材に奔走する新聞記者。その記者がほとんど初めて、容疑者本人を目にするのが法廷だ。傍聴席で本人の表情に目をこらし、肉声に耳を澄ましていると、事件は当初報じられたものとは違う様相を帯びてくる――。自分なら一線を越えずにいられたか? 何が善で何が悪なのか? 記者が紙面の短い記事では伝えきれない思いを託して綴る、朝日新聞デジタル版連載「きょうも傍聴席にいます。」。「泣けた」「他人事ではない」と毎回大きな反響を呼ぶ28編を書籍化。
  • ニッポン珍供養(インターナショナル新書)
    4.3
    人間の葬儀が簡素化する一方で、ペットやスマホ、細菌までもが手厚く供養される現代社会。現役の僧侶でジャーナリストの著者が、全国津々浦々を取材し、「万物を弔う」日本人の不思議な供養の行方を探る。
  • 方舟
    4.5
    極限状況での謎解きを楽しんだ読者に驚きの〈真相〉が襲いかかる。 友人と従兄と山奥の地下建築を訪れた柊一は、偶然出会った家族と地下建築「方舟」で夜を過ごすことになった。翌日の明け方、地震が発生し、扉が岩でふさがれ、水が流入しはじめた。 いずれ「方舟」は水没する。そんな矢先に殺人が起こった。だれか一人を犠牲にすれば脱出できる。タイムリミットまでおよそ1週間。 生贄には、その犯人がなるべきだ。――犯人以外の全員が、そう思った。
  • サユリ 完全版
    完結
    4.6
    【映画化決定! 2024年夏全国公開。監督 白石晃士】 ようやく念願の一戸建てに引っ越した神木家。だが、引っ越し直後に父親が心臓発作で死んでしまう。 それを皮切りに次々と怪異に襲われ、姿を消してゆく家族。残された長男・則雄と祖母は、家族を次々と殺した「霊」に復讐を誓うが…。 ※本作品は「サユリ」全2巻に描き下ろしエピソードを加え再編集したものです。作品内容が重複する箇所がございますので、ご注意下さい。
  • 【新装版】呪い人形(木部美智子シリーズ)
    3.2
    悪名高い宗教家が入院中に死亡した。多額の布施を強要されて家族を失った老婆が「自分が呪い殺した」と名乗り出る。しかし疑いの目は正義感の強い若い研修医の工藤孝明に。濡れ衣を晴らし個人病院の勤務医になった工藤だが、またも彼の目の前で患者が死亡し嘱託殺人を疑われることに……。取材を進めるフリーライターの木部美智子は、「呪われて」死んだ者がほかにもいることを知るが──。人間が秘める暗部に鋭く迫る社会派ミステリー。『蟻の棲み家』でベストセラー作家となった著者の初期の傑作、待望の新装版(重複購入にご注意ください)。
  • 漂流 日本左翼史 理想なき左派の混迷 1972-2022
    3.7
    労働運動の攻防、社会党の衰退、国鉄解体の衝撃。 左翼はもう存在感を取り戻せないのか?  左派の未来の可能性を問う、「左翼史」第三弾! 【本書の目次】 序章  左翼「漂流」のはじまり 第1章 「あさま山荘」以後(1972-) 第2章 「労働運動」の時代(1970年代1) 第3章 労働運動の退潮と社会党の凋落(1970年代2) 第4章 「国鉄解体」とソ連崩壊(1979-1992年) 終章   ポスト冷戦時代の左翼(1990年代-2022年) 【本書の内容】 ・共産党で起きた「新日和見主義事件」 ・内ゲバ「川口大三郎事件」の衝撃 ・東アジア反日武装戦線と「三菱重工爆破事件」 ・「日雇い労働者」をオルグする方法 ・労働運動で「布団屋」が繁盛した? ・吉本隆明が左翼に与えた影響 ・「郵便番号を書かない」反合理化闘争 ・「革新自治体」「革新首長」のムーブメント ・上尾事件と首都圏国電暴動 ・社会党の弱体化と「江田三郎の追放」 ・「国鉄民営化」と中曽根康弘の戦略 ・土井たか子という尊皇家 ・衰退した社会党、生き残った共産党 ・メディアが「エリート化」した弊害 ・新しい左翼と「ヴィーガニズム」「アニマルライツ」 ・「ウクライナ侵攻以後」の左翼とは  ……ほか
  • 祝言島
    3.6
    「消された島」をめぐる超弩級イヤミス! 2006年、新宿と赤坂で起きた「十二月一日連続殺人事件」。死亡した演劇界のカリスマ・一ノ瀬マサカズ、元ポルノ女優の七鬼百合、女優の国崎珠里の共通の知人・七鬼紅玉は、警察の取り調べ中に姿を消し、以来事件は未解決のままだ。じつは、彼らに共通するものがもう一つあった。それが「祝言島」である。 2017年、九重皐月は大学の授業で「祝言島」のドキュメンタリー映画に出会う。実在とも都市伝説とも言われる祝言島の様子を収めたフィルムには、陰惨な殺人シーンも収録され、スナッフ映画として上映されたらしい。母のすすめで映像制作会社でアルバイトを始めた皐月は、「祝言島」に関わる人々の再現ドラマを手にすることに。どこまでが真実で、どこからが虚構なのか。忌まわしく不穏な日々がそこには収められていた。 「祝言島」開拓に端を発する、女たち3代にわたる数奇な事件。「十二月一日連続殺人事件」の犯人と、その驚くべき動機とは。さらに、殺された人々の本当の共通項とは……。 「イヤミスの女王」が贈る、二度読み、三度読み必至の超絶技巧。張り巡らされた伏線に最後まで目が離せない。発売当初、驚嘆と絶賛の嵐が起きた本作、待望の文庫化! (底本 2017年7月発行作品) ※この作品は単行本版として配信されていた作品の文庫本版です。
  • 東海道新幹線殺人事件
    4.5
    新横浜-小田原間ですれ違った新幹線「のぞみ」と「ひかり」から、ほぼ同時に頭部切断死体が発見された。だが事件の異常さはそれだけにとどまらず、頭部が互いにすげ替えられていたことが判明する。死体の上にあった「鬼は横道などせぬものを」という血文字のメッセージが意味するものとは? 創作意欲を掻き立てる刺激を求めて、放浪を続ける人気ミステリー作家・朝倉聡太が難事件に挑む!
  • 戦争調査会 幻の政府文書を読み解く
    4.7
    敗戦直後、戦争への道を自らの手で検証しようとした国家プロジェクトの全貌。1945年11月、幣原喜重郎内閣が立ち上げた戦争調査会。多数の戦犯逮捕、公文書焼却など困難をきわめるなかおこなわれた40回超の会議、インタビュー、そして資料収集。日本人自らの手で開戦、敗戦の原因を明らかにしようとしたものの、GHQによって1年弱で廃止された未完のプロジェクトが明かす「昭和の戦争」の実像。
  • 視える女
    3.5
    英国ミステリの女王が挑む霊脳スリラー!  流し込んだばかりのセメントに小さな5つの足跡を残し、息子が失踪してから4か月。母アナは毎日その足跡が消えないように磨きながら、息子の帰りを待ちわびている。日に日に思い詰め、やがて藁をもつかむ思いで霊能者にすがるようになるアナ。一方、もう一つの子どもの失踪事件を追っていた刑事マーヴェルは、万策尽きて霊能者に協力を頼むが成果は得られなかった。霊能者を疑う刑事と、霊能者にすがる母。それぞれの思いが交錯し、やがて意外な結末へと辿り着く――。  デビュー作でいきなり英国推理作家協会(CWA)ゴールド・ダガー賞を受賞し、長編6作目にして本作ですでに3度目のノミネートを果たした英国ミステリの女王が挑んだ、オカルト・スリラー!
  • 未来S高校航時部レポート TERA小屋探偵団
    -
    江戸の長屋で密室殺人事件が発生!現場で目撃されたのは、天翔ける巨大な白猫の姿。不可解な事件は続き、現場の状況から町娘・お美濃が疑われてしまう。そこで、彼女の無実を信じる五人の少年少女が捜査を開始!圧倒的美少年・黎、歴女・真琴、小坊主・越人、戦闘少女・凜音、抜群の頭脳を誇る学。この五人は、実は未来から訪れた未来S高校航時部のメンバー!不可能犯罪の真相はやがて彼ら自身の時間旅行の秘密に迫っていき――?
  • 妖精島の殺人(上)
    3.6
    富豪が所有する東北の孤島「竹原島」。片思いの美女を追って、島へ上陸した派遣社員・柳沢は街の消失と妖精界出現を目撃――空前絶後の体験談に警察は妄想だと断定するが、学生探偵・真野原は真実だと推理。真相を探るべく、真野原は富豪が経営する会社に赴き、その友人・森崎は島へと潜入。だが森崎を待ち受けていたのは異様な街と、さらなる消失、そして惨劇だった!!
  • 赤い蟷螂
    3.8
    赤い蟷螂を見た者には必ず災いが降りかかる。大学生・赤井雅彦の周りで飛び交う噂。あくまで噂だとたかをくくっていたなか、それに関わった友人たちが不可解な死を遂げる。次は自分ではないかと恐怖におののきつつも時は経ち、そのことを忘れかけていた頃、再び赤井の周りで不審な出来事が起こり始める…。
  • 記録の中の殺人
    3.6
    「女子高生連続殺人事件」――201X年9月、5人の女子高生の遺体が埼玉県山中、産業廃棄物の投棄現場で発見された。被害者の共通点は、生年月日が全員同じだということ。それから4ヵ月後、またも女子高生の遺体が東京と埼玉の県境にある産廃の現場で見つかる。被害者は同じく5人。全裸の上、手足を切断されていた……。凶悪な犯行に世間は大パニック! 犯人の次なる狙いは!?
  • 毒草師 白蛇の洗礼
    3.8
    裏千家教授・大澤信郎の次男が濃茶席で毒殺された。取材を始めた雑誌編集者の西田は、容疑者の神凪百合(かんなぎゆり)に淡い恋心を抱く。相次ぐ毒殺事件の真相を突き止めようと、西田は毒に精通する変人、自称<毒草師>の御名形史紋を頼ることに。大澤家がひた隠す秘密を、御名形は「千利休=キリシタン」説とともに解き明かす!
  • 「大発見」の思考法 iPS細胞 vs. 素粒子
    4.1
    2012年ノーベル医学生理学賞受賞の山中伸弥教授と、2008年ノーベル物理学賞受賞の、益川敏英教授の対談集。トップクォークの存在を予言した物理学者と、世紀の偉業と言われるiPS細胞の生みの親。日本最高の頭脳が全てを語り合った! 大発見はどうやって生まれるか? 生命の神秘はどこまで解明できるのか? やっぱり一番でなきゃだめ。神はいるのか? 考えるとは感動することだ! 意外な素顔や挫折体験など知的刺激の詰まった1冊。
  • 汎虚学研究会
    3.6
    聖ミレイユ学園で相次ぐ惨劇――ウォーレン神父は校庭で落雷に遭い焼死し、ベルイマン神父は密室と化したサンルームで、自然発火としか思えない焼死体で発見された。理解不能な怪事件に挑むのは「汎虚学研究会」の部員たち。だが部長だけはたびたび見る「狂った赤い馬」の悪夢に悩まされ、推理どころではなく……。少し浮世離れした少年少女たちが解き明かす凶々しき真相とは?
  • 監禁
    2.8
    「助けてくれ、カンキンされている。警察にれんらくを」そうかかれた1枚の紙切れを見付けた美哉。危険な匂いを感じた美哉は1人でそのメッセージの真相を追う。一方、放火の容疑をかけられたまま失踪してしまった恋人の行方を追う義人。もう探すのを諦めようとしていた時に、ある手がかりを得て――。錯綜する様々な手掛かりと時間軸。この事件の謎は果たしてとけるのか!? (講談社ノベルス)
  • サドンデス
    3.8
    極貧生活を送っていた女子大生の理子だが、スカウトされてラウンジで働き、新規店を任された。一変した生活をSNSに上げると飛躍を妬む者も出てくる。百貨店をクビになった中年の小島もそうだ。その嫉妬心が殺意に変貌するのに警視庁サイバー犯罪対策課の長峰は気づくが……。SNSの功罪や格差社会の闇を描いたノンストップ警察ミステリー。
  • インゴシマ セミカラー版 (1)
    4.2
    修学旅行先へ向かう高校生の一行を乗せた客船が、嵐に遭遇して難破してしまう。流れ着いた海図にない島――そこに住まうのは、不気味な日本語を話し、野蛮な生活文化を営む「シマビト」だった。人が住む島だったと安心する生徒たち。だが直後、シマビトによる生徒たちの【捕獲】が始まる! 飲み水さえも満足に手に入らない極限状況の中で、シマビトたちの圧倒的な暴力にさらされるうちに、少年少女たちはその本能を少しずつ剥き出しにされていく。すべての道徳が吹き飛んだあとでも、人は人としていられるのか――獣に堕ちてしまうのか。命と生の意味を突きつける、トライバル・サバイバル・ストーリー!※こちらは「インゴシマ (1)」の一部シーンにデジタル着色を施した商品です。内容は同一のものですので、重複購入にご注意ください。
  • マショウのあほすたさん
    完結
    4.7
    《謎の女流作家・あほすたさんが綴る非日常系コミック・エッセイ集!!!》あほすたさんが敢行したトンデモ取材・こっ恥ずかしい過去話・毎日の育児話・ちょっとタメになる話をギャグテイスト満載に描く あほすたさんファン超待望の初コミック・エッセイ、遂に発売!【収録作品】 ・「マショウのあほすたさん」シリーズ 第0~17話 ・「コアマガのあほすたさん」シリーズ ・超豪華作家陣によるゲストページ(大河原邦男/おかゆさん/奥森ボウイ/琴義弓介/さめだ小判/ジョン・K・ペー太/タカスギコウ/三峯徹 敬称略)
  • 仄暗い水の底から
    4.3
    夫と離婚し、港区の埋立地に建つマンションに引っ越してきた淑美と5歳の娘・郁子。 ある日2人は、マンションの屋上でおもちゃの詰まった赤いバッグを見つける。 しかし、このマンションに子供は郁子以外いないはず…… その日を境に、不可解な現象が起き始める(「浮遊する水」)。 大ヒットホラー映画原作「浮遊する水」、『ユビキタス』の原型ともいえる「孤島」など、 “水”をモチーフとした7篇を収録。 『リング』著者による至高の恐怖短篇集。
  • Nighty, Night Nightmare 【電子限定おまけ付き】
    完結
    4.0
    ある夏の日。友人の別荘を訪れたフィンリーは、透けてしまいそうなほど儚げなニコラス少年と出会う。ニコラスから“夜な夜な現れるお化け”について打ち明けられたフィンリーは、その告白の裏に家族間での性的な秘密を感じ取り、「僕が守る」――そう心に決めニコラスへの想いを募らせてゆくが……。 これは純愛か、情欲か、それとも危なげな“何か”――? 【将来有望な優等生×儚く健気な少年】歪で純粋な予測不能ラブ 描き下ろしでは甘々な時間をお届け♥
  • 誰がためにその手は
    3.9
    救いか、殺人か。 世界的権威の名医による6件の安楽死―― 凶行の裏に何が? 魂を揺さぶる社会派ミステリー! その日、速水哲平は食い入るようにテレビのニュースを見ていた。世界的権威である脳神経外科医・大道寺が殺人罪で逮捕されたのだ。彼は三ヶ月ほど前から立て続けに六件の安楽死を行い、そのうちの一人は速水の最愛の妹だった。なぜ妹は標的になったのか?〝神の手〟を持つと言われた男は、なぜ突如悪魔と化したのか。真相を探ろうとする速水だが、事件は予想もしなかった展開を見せ……。傑作医療ミステリー!
  • SUGAR GIRL【単行本版】(特典付き)
    完結
    4.0
    『違国日記』の著者がおくる、恋×死×SFの鮮烈短編集! 「恋をするたびに ああ これを必ず最後にしよう と思うのに」 職場にいる白ウサギな彼女は“捕食者”。 【SUGAR GIRL】…「お昼行きませんか?」優しくて可愛い押海さんから誘われた千歩くんの心はざわめく。だって、同意のない☓☓☓はダメに決まってるから――。 想定外オフィスラブ。 【死神】…「ひとがたくさん死んだところに行くんです」元刑事の浅桜は、現在は失踪人のリサーチ会社をやっている。いなくなった夫が死体たちの中にいるかもしれないから――。事件×心理ドラマ。 【CLING ONCE, BLINK TWICE.】…「別れたいかも」――そう思った夜、彼は幽霊になって現れた。悪い冗談のような奇妙で美しい日常譚。 ほかBL2本、同人誌2本を収録! ◆収録内容◆ 「SUGAR GIRL」「CLING ONCE, BLINK TWICE.」「死神」……OUR FEELにて配信 「絶絶絶絶絶対殺す」「変人」……on BLUE(祥伝社) 「夢ハワイ現ハワイ」「THE ABSENCE OF GOD」……同人誌 特典(おまけ漫画1P) ※「特典(おまけ漫画1P)」は紙コミックスのサポーター書店にて配布されているものと同様のものが収録されています。 ※各作品の重複購入にご注意ください。
  • 猫で語る怪異(1)
    4.0
    1~3巻902~935円 (税込)
    語り部はカワイイ猫! なのにジワジワ恐怖感が湧き上がる新感覚実話恐怖体験エッセイ・コミック!! 火災のあったビルを警備する男性は、ある晩の見回りで足首に違和感を覚えるのだが…!? 見た目はカワイイのにこの恐怖感はただごとではないのです!!
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー
    3.4
    あらゆるホラージャンルにおける最高級の恐怖を詰め込んだ、豪華アンソロジーがついに誕生。宮部みゆき×切ない現代ゴーストストーリー、新名智×読者が結末を見つける体験型ファンタジー。芦花公園×河童が与える3つの試練の結末。内藤了×呪われた家、三津田信三の作家怪談、小池真理子の真髄、恐怖が入り混じる幻想譚。全てが本書のために書き下ろされた完全新作! ホラー小説の醍醐味を味わうなら、まずはここから! 宮部みゆき「あなたを連れてゆく」 新名智「竜狩人に祝福を」 芦花公園「月は空洞地球は平面惑星ニビルのアヌンナキ」 内藤了「函」 三津田信三「湯の中の顔」 小池真理子「オンリー・ユー――かけがえのないあなた」
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー
    3.9
    「考えうる、最大級の恐怖を」。 たったひとつのテーマのもとに、日本ホラー界の“最恐”執筆陣が集結した。 澤村伊智×霊能& モキュメンタリー風ホラー、 阿泉来堂×村に伝わる「ニンゲン柱」の災厄、 鈴木光司×幕開けとなる新「リング」サーガ、 原浩×おぞましき「828の1」という数字の謎、 一穂ミチ×団地に忍び込んだ戦慄怪奇現象、 小野不由美×営繕屋・尾端が遭遇する哀しき怪異――。 全編書き下ろしで贈る、至高のアンソロジー!
  • 人でなしの櫻
    4.1
    『銀花の蔵』『雪の鉄樹』『オブリヴィオン』の著者が放つ、人間の業の極限に挑んだ、衝撃の問題作。 しがない日本画家の竹井清秀は、 妻子を同時に喪ってから生きた人間を描けず、「死体画家」と揶揄されていた。 ある晩、急な電話に駆けつけると、長らく絶縁したままの天才料理人の父、康則の遺体があり、 全裸で震える少女、蓮子がいた。 十一年にわたり父が密かに匿っていたのだ。 激しい嫌悪を覚える一方で、どうしようもなく蓮子に惹かれていく。
  • カンブリア 邪眼の章 警視庁「背理犯罪」捜査係
    3.8
    1~3巻902~1,034円 (税込)
    《能力》って、そんなに役に立つものじゃないんですよ。 物を持ち上げたければ手を使えばいい。 誰かと意思疎通したければ、その相手と話せばいい。 でも、あることに限り絶大な効果があるんです。 それは――犯罪です。 三鷹の賃貸住宅で若い女性が死亡した。当初は急性心臓死と思われたが、尾島警部補と相棒の閑谷巡査は過去にも同じ部屋で女性の突然死があったことを突き止める。だが怪しいと睨んだ大家・水田をいくら調べても、証拠は出てこない。感じたことのない奇妙な感覚を抱く中、尾島はこの事件の鍵を握る青年と出会い……。 虚ろな瞳が見つめる先には、若い女性の標的が。 常軌を逸した犯罪者を、黒ずくめのクールな刑事が追う!
  • ルポ 座間9人殺害事件~被害者はなぜ引き寄せられたのか~
    3.6
    わずか2カ月で9人が犠牲となった座間9人殺害事件。すでに犯人には死刑判決が下ったが、これで終わりとは言えない。Twitterに希死念慮を吐露した女性が殺害された池袋ホテル殺害事件や、SNSを通じて知り合った女子中学生の自殺を幇助した事件など、類似の事件は起き続けているのだ。なぜ座間9人殺害事件は起きたのか。被害者はどんな心の傷を負っていたのか。若者の生きづらさを長年取材してきた著者が事件を再検証する。
  • ピーク
    3.7
    永尾賢治は新米記者の1年目に、野球賭博で“世紀のスクープ”を放ち将来を嘱望されたが、その後は「一発屋」と笑われる日々を送る。そんな時、自分の記事がきっかけで永久追放された伝説のエースと再会。彼は殺人事件の被告として法廷に立っていた……。
  • 扉の影の女
    3.7
    築地の橋下で発見された若い女性の変死体。依頼人によると犯行現場は築地ではなく、西銀座の路地だという。事件の謎が俄然金田一の闘志を掻き立てる。金田一耕助の謎めいた日常生活も描く異色作!
  • 天下小僧壱之助 五宝争奪
    5.0
    義経の弓矢、信長の髑髏水晶、淀殿の涙、独眼竜の虎目石、天草四郎の観音。義賊天下小僧と美しき仇敵が五つの宝をめぐって対決!
  • 人間動物園<新装版>
    4.0
    大雪であらゆる都市機能が麻痺するなか、1億円の賄賂疑惑の渦中にある大物政治家の孫娘が誘拐された。被害者宅に張り巡らされた盗聴器に一歩も身動きのとれない警察。追いつめられていく母親。そして、なぜか前日から流される動物たちの血……。二転、三転の誘拐劇の果てにあるものとは!? 連城マジック炸裂の驚愕ミステリー。「このミステリーがずごい!2003年版」ベスト10ランクイン。
  • コロナ脳 ~日本人はデマに殺される ~(小学館新書)
    4.3
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 これがテレビでカットされたコロナの真実だ。 テレビでは連日、専門家と称する者たちが登場し、「コロナは怖い、コロナは怖い」と煽っている。 メディアに洗脳された人々は、「自由」の尊さを忘れ、自ら緊急事態宣言を求めるまでになってしまった。 そして、政治家は経済を止め、失業者、自殺者が急増。日本は没落へと進んでいるーー。 新型コロナ発生から1年たち、その正体も少しずつ見えてきた。新型コロナが「インフルエンザより怖くない」ことを示すデータも出てきている。それなのになぜ、政府は経済を止め、自由を制限し、人々を苦しめるのか。さらに、多くの人がそれを歓迎するのはなぜなのか。 漫画家の小林よしのり氏と、ウイルス学者の宮沢孝幸・京大准教授が、「コロナ全体主義」の世にNOを突きつけ、新型コロナの嘘を暴く! (底本 2021年4月発行作品)
  • 件 もの言う牛
    3.3
    件=牛から生まれ、人間の言葉を話すとされている。死ぬときに何か予言し、必ずその予言は当たると言われている。 奈良県葛城山山中で男女が遭難。発見された女性の遺体には獣に食い荒らされた痕跡があった。死体のまわりには牛のものと考えられる足跡があった。奈良県警の村口刑事は不可解な状況を不審に思う。 2ヶ月後、岡山県の山間部で、偶然件の誕生を目撃した大学生・美波大輔は何者かに追われる身に。彼は岡山での出来事を忘れようとするが、1週間後、件の予言通り現首相が急逝し、再び岡山を訪れる。 予言する牛の背後には「みさき教」という新興宗教団体の影が。明らかになった入信者の名前は明治以降の大物政治家や総理経験者財界人の名前が並んでいた。 戦前から日本の中枢を動かしていたのは件の予言だったのか!?
  • 国家神道
    4.7
    国家神道は、近代天皇制国家がつくりだした国家宗教であり、明治維新から太平洋戦争の敗戦まで八十年間、日本人を精神的に支配しつづけた。本書は、国家神道の成立から解体までの過程を詳細にたどり、その構造と思想を分析して本質的性格を明らかにすることによって、神道が日本人にとっていかなる意味をもったかを追求する。

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  • 韓国、ウソの代償 沈みゆく隣人と日本の選択
    3.6
    韓国経済崩壊か!?日韓断交か!? 間違いだらけの、すべての俗論を斬る! 対韓国輸出規制問題、日本製品不買運動、元徴用工への賠償判決、慰安婦財団の解散、レーダー照射問題、GSOMIA廃棄、WTO提訴、ホワイト国除外……。 文政権のあいつぐ「反日」政策も効果が出ないうえに、政権発足時の目玉であった、国内の格差解消と、北朝鮮との融和もうまくいかず、ついには国内の政権不支持率は過半数を超えました。 経済においては、サムスンの収益が同時期前年比で6割減ったことにも代表されるように、韓国からの外国資本の“脱出”が急加速。さらに日本企業も、これまでは、あまり政治・外交的な要素を交えずに対応してきましたが、徴用工問題に始まる諸々の動きを受け、韓国からの資本引き上げが始まりつつあります。悪化の一途を辿る韓国の経済状況に関して文大統領は「今は我慢の時であり、確実に韓国経済は立ち直る」との発言を繰り返すものの、具体的な論拠も示さない姿勢に国民感情も離反。 外交においては、条約を守らない上に、北朝鮮との仲介役ばかりをアピールする韓国に、世界からの信用も失墜しつつあります。 そんな中で行われた、日本による「ホワイト国除外」……。 迷走する韓国……。そのとき日本がとるべき方策とは?そして米・中・北朝鮮は? 常にデータを重視した数量理論を展開する経済学者であり元官僚の高橋洋一氏が、得意の理詰めの論法で説く、今後の本当のシナリオ。 ※本書は、2019年8月上旬までの情報に基づき執筆されています。
  • 日本軍兵士―アジア・太平洋戦争の現実
    4.2
    310万人に及ぶ日本人犠牲者を出した先の大戦。実はその9割が1944年以降と推算される。本書は「兵士の目線・立ち位置」から、特に敗色濃厚になった時期以降のアジア・太平洋戦争の実態を追う。異常に高い餓死率、30万人を超えた海没死、戦場での自殺と「処置」、特攻、体力が劣悪化した補充兵、靴に鮫皮まで使用した物資欠乏……。勇猛と語られる日本兵たちが、特異な軍事思想の下、凄惨な体験を強いられた現実を描く。アジア・太平洋賞特別賞、新書大賞受賞
  • 新編 日本の怪談
    3.8
    ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)が見出した美しい日本の怪談集。耳無し芳一、雪女、ちんちん小袴など、ハーンの代表作を詩情豊かな新訳で収録します。ハーンによる再話文学の世界を探求する決定版!!
  • 日韓 悲劇の深層
    4.0
    「史上最悪の関係」を、どう読み解くか。祖国から「売国奴」と侮られ、「入国拒否」されている呉善花氏の個人体験と心の葛藤をとおして、日韓関係のあり方を考える。 日本人が知らない韓国の本音・日韓の歴史・文化・価値観の違い…呉善花、西尾幹二両氏が語り合い、理解を深める一冊。呉善花氏講演「『恨』と『もののあはれ』」収録。
  • 原発プロパガンダ
    3.8
    世界有数の地震大国日本になぜ54基もの原発が建設され、多くの国民が原子力推進を肯定してきたのか。電力料金を原資とする巨大なマネーと日本独自の広告代理店システムが実現した「安全神話」と「豊かな生活」の刷り込み。40年余にわたる国民的洗脳の実態を追う、もう一つの日本メディア史。

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  • 日本水没
    4.8
    災害研究の第一人者が緊急警告! 止まらぬ地球温暖化で“殺人級大雨”が日本を壊滅させる。豪雨のメカニズムと日本の深刻な水害リスクを解き、治水の歴史・現状と今後の対策を提示。「熊本地震」の原因や今後の課題についても考察。
  • 潜航せよ
    4.0
    中国の戦略型原子力潜水艦が、日本海で原因不明の爆発事故を起こした。同じ頃、春日基地で防空管制を勤める遠野真樹一等空尉は、海栗島に赴任したばかりの安濃小隊長を呼び出し、驚愕した。この男は、安濃ではない!
  • 魔女の世界史
    3.0
    蠱惑し、戦い、変容する女=「魔女」の世紀。19世紀末美術を魅了した「ファム・ファタル」以降、魔女は可視化され、そのイメージが爆発的に拡散された。中世魔女狩りからゴスロリ、そしてアニメまでに継続される「魔女」の遺伝子とは? 20世紀の魔女復興運動、フェミニズム、カウンターカルチャーを通過し、新たなステージへ飛翔する「魔女」論。美術批評、20世紀史、女性とポップカルチャー論を縦横無尽に遊歩して明らかにする「魔女」の真実。
  • 本当に残酷な中国史 大著「資治通鑑」を読み解く
    3.7
    資治通鑑とは、 坂本龍馬、西郷隆盛、水戸光圀、北畠親房、 そして毛沢東が愛読した“幻の歴史書” 資治通鑑を読まずして中国は語れない! 中国人を理解することはできない! 紀元前500年から1500年間の中国の歴史を描いた『資治通鑑』(司馬光・編)は、1万ページ、全294巻にも及ぶ空前絶後の大作である。 長い歴史の中、幾度も繰り返される激しい権力闘争と粛清、そして桁外れの蓄財など、社会の負の側面は、現代中国にそのまま共通する。また、虐殺や食人など戦慄すべき悪行の数々……。その一方、命を捨てて義を貫く「スーパー善人」も数多く登場する。 この大著には、中国人の倫理観や歴史観に影響を与えてきた事実が詰まっているのだ。 私たち日本人の多くが持つ疑問、「孔子孟子の時代の道徳が、なぜ現代中国からは感じられないのか?」についても、その答えが見えてくる。 歴史から現代を知る画期的な一冊。 【著者紹介】1955年、大阪府生まれ。リベラルアーツ研究家、博士(工学)。京都大学工学部卒業、同大学大学院工学研究科修了、徳島大学工学研究科後期博士課程修了。1980年、住友重機械工業入社後、カーネギーメロン大学工学研究科に留学。2000年に独立し、ITベンチャーの顧問などを歴任。その後、カーネギーメロン大学日本校プログラムディレクター、京都大学産官学連携本部准教授を務める。現在は「リベラルアーツ教育によるグローバルリーダー育成フォーラム」を設立し運営している。また、講演活動や企業研修を行っている。
  • 人体再生に挑む 再生医療の最前線
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 失われた人体や臓器を丸ごと再生することは、まだできない。しかし、傷ついた組織や臓器を修復することで、失われた機能の再建はできる。脊髄損傷によるマヒや、心不全、角膜損傷、網膜の障害、難聴など、これまで治療不可能とされてきた障害も、細胞の移植やロボット技術の開発などで、克服できる可能性が出てきた。iPS細胞など最新の研究内容も織り交ぜて、再生医療の最前線をお伝えする。(ブルーバックス・2010年9月刊)

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