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これは私が、角川ホラー文庫編集部から依頼を受けた連作短編集です。駆け出しの私に依頼が来るだけありがたく、最初は喜んで引き受けた作品でした。しかし、短編を提出するごとに、担当編集の休職が発生している以上、これを刊行するという編集部の判断が、正しいのか分かりません。 ※このあらすじは、原浩氏の強硬な主張により、挿入されたものです。編集部の意図とは相違があります。本作は、あなたが望んでいる作品です。
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Posted by ブクログ
タイトルに惹かれて… (何のこっちゃ) ほうほう、ふむふむ、こうくるのね。 原さん(この作家さん)に、角川ホラー文庫から、書き下ろしのホラーの短編の依頼。 テーマは、 「怖ければ何でもよいのでは」 と角川ホラー文庫さん… 何編かを角川ホラー文庫さんとやり取りしながら描いていく。 しかし、描き進...続きを読むめるたびに、担当が休職などで変わる。 …… 何が原因なんやろと思いながら、描き進めるけど、何か変… 担当者に降りかかってたような事を描いているような… ホントに、考えて描いているのか…??? 描かされてるのか??? ひょっとして実話か… 原さん悩みながら、描き進める… こんな事が、ホントの読者に降りかかっても良いのかという想いがあって、角川ホラー文庫さんに、大丈夫なのか再確認してみる… 「原さんは作品のことだけを考えてくださればいいんです。何が起きても、それは…ニアリ」 打ち合わせの最後、角川ホラー文庫編集者はこう言って微笑んだ。 (文中より) 一番怖いのは、角川ホラー文庫さんや!! ∑ヾ(;゚□゚)ノギャアアーー!! なかなか面白い企画でした♡
短編集が刊行されるまでの経緯と五つの短編に付随する作者と編集のやり取り、相次ぐ担当編集の不可解な休職が繋ぎ合わさって恐ろしい一冊に仕上がっていて、それぞれの短編は勿論現実と虚構の境界線が分からなくなる怖さもあって恐ろしかった。
この作品を読んで、私が最初に現実と虚構の境目が曖昧になったのは、冒頭、ある登場人物の名前が出た時でした。角川ホラー文庫で、この名前の人物……確信犯なのか偶然なのか、と。(本当にここは実在の人物の名前を使っているとしたら申し訳ないと思いつつも)その時点で、すでに術中にはまっていたような気もします。 ...続きを読む ということで本作は、作者の原浩さんが角川ホラー文庫の編集部から、書き下ろしで短編集の出版を提案され、一本ずつ短編を書いていくうちに、現実世界でもおかしなことが、という作品になっています。そういう意味では連作集ではあるのですが、短編自体は独立していて、それぞれの短篇はバラエティに富み、クオリティはとても高いものになっています。個人的に特に好きだったのが、「トゥルージー」と「らくがき」で、前者はラストの余韻、後者はらくがきと死に憑かれた会長の語りが、とても印象的でした。
こわかった~ 828の1は、久しぶりに怖い話を聞いたなって感じになりました。 実際、作品と現実がリンクしてどこからどこまでが現実?仮想?ってなってくる体験はあるって、別の作家さんが言っていました。 だから、そう思わせるように構成されてる、閑話休題も含め短編集まとめて一冊、気味が悪い感じに仕上がってま...続きを読むす。 小野不由美さんの残穢ばりに、読後もじわじわ怖いです~久しぶりに怖い話を読んだよ~
こういうホラー好き。突飛すぎる超常ではなく、日常から少し外れた所からにじり寄ってくる感じ。 前編通じて死がにじり寄ってくる。 担当編集とのやりとりが挟まれているのも新鮮で好き。 あと角川ホラーの菰田っていうと某作家のサイコパスを思い出して怖かった。
怖いんだけどそれ以上に完成度が高くて唸ってしまった。。とにかく原先生の引き出しが凄い。そして角川ホラー文庫への熱い愛を感じられる。今作に出てくる"別の作品"も当然読んでいたので嬉しかった。
劇中作の物語と現実世界の物語の切り分けが面白い。 読んでいると段々「あれ?これってもしかして…」と恐怖を感じれるのも良かった。
いわゆる都市伝説ホラー的なものから、モキュメンタリーちっくなものまで…とにかくホラーを読みたいという人にはおすすめ。 最近、モキュメンタリー的なホラーが増えているがこれはさらに複雑というかモキュメンタリーっぽく作ろう、と言ってる人達を描いてるものでもある。
怖かった!どの話も怖くてゾワッとした。幕間の「編集者との打ち合わせ」、初めのうちは要らないんじゃないかと思ったが入ったことでよりリアル感が出て恐怖が増幅された。面白かった。
作家と出版社の担当者がこの本を出版するまでのやり取り等、斬新で面白かった。 短編もゾワリと怖い。 ラストに繋がっていく様が読む手を止めない。この怪異は本当に起きた事なのでは?と信じてしまう筆力✨
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原浩
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