あらすじ
これは私が、角川ホラー文庫編集部から依頼を受けた連作短編集です。駆け出しの私に依頼が来るだけありがたく、最初は喜んで引き受けた作品でした。しかし、短編を提出するごとに、担当編集の休職が発生している以上、これを刊行するという編集部の判断が、正しいのか分かりません。
※このあらすじは、原浩氏の強硬な主張により、挿入されたものです。編集部の意図とは相違があります。本作は、あなたが望んでいる作品です。
感情タグBEST3
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私の死の報せはどうやって教えてくれるだろう。
その報せに気づいた私はどうなってしまうだろう。
こちらもモキュメンタリーホラーになるのかな?
じんわりと恐怖が忍び寄ってくる感じでゾクゾクしました!
自分の周りにもある普段意識していない死について考えてしまいました。
どのお話しも好きでしたが、らくがきと828-1はとくにゾクリ鳥肌が立ちました!
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モキュメンタリーホラーの最高潮。極限までリアルに落とし込み、そして読者にギリギリまで近づいている作品だなと思いました。短編集なのですが、短編の間に作者と編集者の会話が挟み込まれ、どのように構成していくか話し合いの内容が書かれています。そのうち編集者2名が失踪…。この短編を書き上げる事で一体何が呼び起こされたのか、そして私たち読者への影響は…。それぞれの短編もどこか読者の生活に影響されそうなものばかり…。個人的にはエレベーターとSNSを用いた短編が怖かったです。
最後に菰田が言った「読むあなたが望んだことなのです」という言葉で一気に当事者になった感覚でした。やめてくれ、私は読者でありたいんです、作品の登場人物じゃないんです…。
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モキュメンタリーで面白いし、すんなりと読めるホラーでした。籠の中は、ガチで怖いなって思いました。
最初は、編集の今井さん、それから、和田さんも辞めてしまって残ったのは、菰田さんだったけど何かがあったんですかね。そこがまた、謎を呼んでいるような気がした。
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導入から結末までが綺麗にまとまったモキュメンタリーだったと思う。作者の作った作品が、現実になっていくというシチュエーションの逆転の発想は、自分自身今まで想定したことのない状況だった。また、短編そのもののレベルも高く、それを取り巻く全体の筋が、最後に読者に落とし込まれる流れも、嘘っぽくなくゾワっとした不気味さを残すもので、読み手としては満足のいく恐怖感を味わえた。
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SNSや通勤路、エレベーターなど身近にあるものがテーマになっている短編ホラー集。
少し普通の短編集とは異なり、本作品を作り上げる過程の作家と編集者とのやり取りの時系列ごとに作品が続くのが少し変わった印象を与えて面白い。
最後の828の1が特に好きです
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身近なモノ・コトが題材で、読者自体が求めているというところにしっくり。
短編集という括りになるのかわからないが、さくさく読めて怖さも感じられ楽しかった。
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久々にホラーものを読んだけど、短編のどれもが怖くて面白かった。
でもこういうモキュメンタリー形式(?)の作品は初めて読んだけど、角川編集者とのやり取りは自分には蛇足のように思えて合わなかったなぁ。リアルにしようとしてるんだろうけど、逆に作り物っぽくなるというか、冷めるというか…。「籠の中」もシンプルに完成した作品として掲載してほしかった。
ところで…
「らくがき」に登場する怪異。さすがに死者数が多くなると、ヒントではなく答えそのものを書いてしまうあたり、人間味があってちょっと微笑ましかった。
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モキュメンタリーは怖いのに惹かれてしまう…
最後の一文はそういう手法と分かっていても
どうしてもゾクゾクしてしまいました。
特に籠の中とその前後の編集者とのやり取りが
夜中に読むには怖すぎた……
面白かったです!
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三津田信三氏ばりの編集部巻き込み型のモキュメンタリー型短編集。こういう読んでる側にも影響与えるタイプの作品は好きです。「828の1」が特に好き。
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ホラー作家が短編集を作るに当たっての草案と編集部のコメント、という形の本
草案はしっかりホラー短編で読み応え抜群
2分以内の写真投稿アプリがベースであろう「トゥルージー」
世界の裏側って気になるよね、な「裏の橋を渡る」
たくさんのいたずら落書きの中に実は潜む…「らくがき」
エレベーターの怖さが光る「籠の中」
そして読んだらきっと自分はと考えてしまう「828の1」
ぐぐっとホラー短編の世界に引き込まれた後に編集部からのコメントですっと現実に戻る緩急バランスが非常に良い塩梅
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この本ができあがるまでに、編集者が二人消えています。
……もう、これだけで即買いですよね。
モキュメンタリーは食傷気味!と毎回思うのに、
結局こういう文句を見ると買ってしまう。
何かに操られてるんかな。笑
『身から出た闇』原浩
こういう、身近なものをモチーフにしたホラーって怖い。
毎回小野不由美さんの『残穢』を引き合いに出してしまうけれど、
自分の家だったり、毎日通っている場所だったり、
本来なら安心できるはずの場所が、
ある日突然、見知らぬ世界みたいに変わってしまう。
あの感じがたまらなく嫌で、でも好きなのだ。
✧
本書は、角川ホラー文庫の編集部から依頼を受けた主人公が、
ホラー短編を書き上げていくという設定。
ところが、一編書き上がるたびに編集者が姿を消してしまう。
どの作品にも共通しているのは、
「何かに取り憑かれた人」がいること。
SNS、橋、落書き、エレベーター、「828の1」。
特にSNSなんて、ちょっと都市伝説っぽいな……
と思っていたら、エレベーターで油断した。
いや、こんなの読んだら
エレベーター怖くなるじゃないか。
しかも、その後の編集者とのメールのやりとりがまた気味悪い。
私はあそこがいちばんぞわっとした。
✧
ホラー大好物の私としては、とても楽しめました。
どこからが現実で、どこからが虚構なのか。
その境目がぐにゃりと歪む瞬間が、やっぱりたまらなく好きだ。
でもね、
もっともっと怖くてもいいのよ!
どなたか「最恐ホラー」をぜひ教えてください。笑
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モキュメンタリー風ホラー短編集。
火喰い鳥を喰うもそうだったけど、原浩さんの作品って「なんか嫌な感じ」を書くのが上手いなーと
短編集読みやすくて好きなので面白かった!
1番お気に入りの話は「らくがき」です。
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面白かったけど、ホラーとしていかにもな展開が多くて怖さは少なかった
おいしいおいしい美濃和堂に囲まれまくるところ草
草生やして申し訳ないけど映像化として脳内に思い浮かべたら面白さが勝ってしまった…
橋の裏のやつはラストジブリみたいな展開でめっちゃかっこよかったな…駿、頼んだぞ(?)
限定的な好みになるけど、橋の裏のやつの入りらへんが一番好きかも
マジで人の顔出てきたらどうしよって思ってた
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ホラー短編の間に、作家の「私」と担当編集者のやり取りが挟まれる構成。短編が出来上がっていく様子が興味深い。
しかし短編が出来上がる度に、担当編集者が休職してしまう。しかも、短編の内容となんだかリンクしている状況‥。最後に残った編集者も、ちょっと不穏な感じ‥。
短編は、どれもコワイ。続きが気になる怖さだ。すっきりしないまま終わるのも、怖さが増幅される。エレベーターの話の主人公の同僚は、巻き込まれた挙句主人公の身代わりに殺され、最終話の幼子を残して死んでしまうお父さんとか、コワイし気の毒だし‥!
現実パートの方もモヤモヤしたまま。編集者の異変と短編の内容は、関係あるのかないのか‥。夜中に読み終わり、これからドキドキしたまま布団に入る‥ホラーを読む醍醐味である。
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モキュメンタリー、なのかな?形式としては面白かった。ひとつひとつのお話は、わざとなのか作風なのかあまりホラーっぽい演出のない文章で、個人的には好ましいんだけどあまり怖くはないんだよね。だから合間に入る編集者さんたちの反応が大げさというか、ちょっとわざとらしく感じてモキュメンタリーとしてはどうなのよと。
作者さまにおかれましては、今の淡々とした語り口で面白怖いホラーを目指していただきたいなと思いました、はい。
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作家が短編を書いている中で起こる怪異を、モキュメンタリー風にまとめた作品。
だけど、作り物感が強いモキュメンタリーでした。
読者の身近な物をテーマに怖い話を、と言いつつモンスター風だったり、実際にはないアプリの怪異だったり、自分事で怖くなる要素は薄い。
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お話自体は良かったです。ホラー的に。あと読みやすい
ただ『火喰鳥を、喰う 』の時も思ったんだけど…
この作家さんの文章、怖くないんだよね。。。ソレガ( ´ ▽ ` )ザンネン
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【裏の橋を渡る】は感動しました。
【らくがき】と【828の1】が特に好きでした。
【らくがき】は日常の些細な異変に気づいてしまうと最後…。【828の1】のラスト…私好みです!
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1話目のトゥルージーが怖くて、期待しながら読み進めたけど、1話目を超える怖さの話はなかった。全体を通しての編集の話もなんだかモヤッと終わってしまった。
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昨今のモキュメンタリーブームを取り入れつつ、テンプレート通りにならないよう工夫がされているのがよかった。
本作は短編集なわけだけど、合間に作者さんと担当編集者のやりとりが導入されていて、作品が進むうちに担当編集者さんが一人、また一人と姿を消していくという設定。この挿入のお話が上手にかかれていて、読む人は「え、これってマジの話なの?」と本当に信じてしまいそう。
各話の短編は良くも悪くも優等生作品だった。なので「担当編集者が消えた」というビックリ要素がなかったらあまり印象に残らない作品になってしまうかも。
ちなみに各話のホラーは「祠を壊したから呪われた」みたいな因果系のお話ではなく、「なんかしらんけど怪異に遭遇した」という理不尽系のお話が中心だった。
作者さんの文体は自分に合っていたので、別作品もおってみたい。というわけで⭐︎三つ。
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作者がホラー短編を作る中
消えていく編集担当
一つ一つの短編は面白い
だが、その分、短編自体の長さで
全体のリズムが崩れるので
テンポ良くは読めず
そこは残念
短編を読む
その思いであれば良い作品
#身から出た闇
#原浩
#角川ホラー文庫
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ホラーは、苦手なのであまり読まないけど、短編集なら読めるかなと思って読んだ。しっかり怖かったけど、寝れなくなるほどではなかった。内容は面白かった。
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作家本人がさも今この状況にあるかのように書かれたモキュメンタリーはもはや珍しくないから、またこのパターンかと思いながら読み始めました。同じパターンだと思いつつも手に取るのは、結局私はこれが好きだからなんですけど。
本作は「こんなふうに編集の場が設けられて、こんな話を収録することになりました」と1話ずつ進められ、しかし収録する話については全て創作だと最初に言い切っているのは新しい。そして、言い切っているのに現実に影響を及ぼしているところがやっぱり怖いのです。
何でも「そうだ」と思えばそう見えて来る。橋も落書きもエレベーターもこれから見てしまうやん(泣)。
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ホラー作家と編集者が、短編集を作るための打ち合わせを下敷きに、途中で挟まれるホラー短編、消える編集者、と、読者の中にホラー小説が現実に侵食してくる、という形のホラー小説。
ホラーというよりもファンタジー感があるけれど、籠の中から作品に明らかな違和感が生まれてくるので、急に居住まいを正して、原因やきっかけを考えだしてしまうのは、モキュメンタリーホラーを多く読んでいる影響だろう。
ただ、なんとなく作家と編集者の会話に違和感があるのだけれど、現実知らないだけでこんなふうに喋るのかしら。
一番好きな828の1以外は書き下ろしという事実が一番驚いわた。