あらすじ
これは私が、角川ホラー文庫編集部から依頼を受けた連作短編集です。駆け出しの私に依頼が来るだけありがたく、最初は喜んで引き受けた作品でした。しかし、短編を提出するごとに、担当編集の休職が発生している以上、これを刊行するという編集部の判断が、正しいのか分かりません。
※このあらすじは、原浩氏の強硬な主張により、挿入されたものです。編集部の意図とは相違があります。本作は、あなたが望んでいる作品です。
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Posted by ブクログ
モキュメンタリーで面白いし、すんなりと読めるホラーでした。籠の中は、ガチで怖いなって思いました。
最初は、編集の今井さん、それから、和田さんも辞めてしまって残ったのは、菰田さんだったけど何かがあったんですかね。そこがまた、謎を呼んでいるような気がした。
Posted by ブクログ
面白かったけど、ホラーとしていかにもな展開が多くて怖さは少なかった
おいしいおいしい美濃和堂に囲まれまくるところ草
草生やして申し訳ないけど映像化として脳内に思い浮かべたら面白さが勝ってしまった…
橋の裏のやつはラストジブリみたいな展開でめっちゃかっこよかったな…駿、頼んだぞ(?)
限定的な好みになるけど、橋の裏のやつの入りらへんが一番好きかも
マジで人の顔出てきたらどうしよって思ってた
Posted by ブクログ
ホラー短編の間に、作家の「私」と担当編集者のやり取りが挟まれる構成。短編が出来上がっていく様子が興味深い。
しかし短編が出来上がる度に、担当編集者が休職してしまう。しかも、短編の内容となんだかリンクしている状況‥。最後に残った編集者も、ちょっと不穏な感じ‥。
短編は、どれもコワイ。続きが気になる怖さだ。すっきりしないまま終わるのも、怖さが増幅される。エレベーターの話の主人公の同僚は、巻き込まれた挙句主人公の身代わりに殺され、最終話の幼子を残して死んでしまうお父さんとか、コワイし気の毒だし‥!
現実パートの方もモヤモヤしたまま。編集者の異変と短編の内容は、関係あるのかないのか‥。夜中に読み終わり、これからドキドキしたまま布団に入る‥ホラーを読む醍醐味である。
Posted by ブクログ
モキュメンタリー、なのかな?形式としては面白かった。ひとつひとつのお話は、わざとなのか作風なのかあまりホラーっぽい演出のない文章で、個人的には好ましいんだけどあまり怖くはないんだよね。だから合間に入る編集者さんたちの反応が大げさというか、ちょっとわざとらしく感じてモキュメンタリーとしてはどうなのよと。
作者さまにおかれましては、今の淡々とした語り口で面白怖いホラーを目指していただきたいなと思いました、はい。
Posted by ブクログ
作家本人がさも今この状況にあるかのように書かれたモキュメンタリーはもはや珍しくないから、またこのパターンかと思いながら読み始めました。同じパターンだと思いつつも手に取るのは、結局私はこれが好きだからなんですけど。
本作は「こんなふうに編集の場が設けられて、こんな話を収録することになりました」と1話ずつ進められ、しかし収録する話については全て創作だと最初に言い切っているのは新しい。そして、言い切っているのに現実に影響を及ぼしているところがやっぱり怖いのです。
何でも「そうだ」と思えばそう見えて来る。橋も落書きもエレベーターもこれから見てしまうやん(泣)。