きょうも傍聴席にいます

きょうも傍聴席にいます

919円 (税込)

4pt

殺人など事件が起きると、警察、被害者の遺族、容疑者の知人らへの取材に奔走する新聞記者。その記者がほとんど初めて、容疑者本人を目にするのが法廷だ。傍聴席で本人の表情に目をこらし、肉声に耳を澄ましていると、事件は当初報じられたものとは違う様相を帯びてくる――。自分なら一線を越えずにいられたか? 何が善で何が悪なのか? 記者が紙面の短い記事では伝えきれない思いを託して綴る、朝日新聞デジタル版連載「きょうも傍聴席にいます。」。「泣けた」「他人事ではない」と毎回大きな反響を呼ぶ28編を書籍化。

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きょうも傍聴席にいます のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    世の中には自分が想像できない世界が実存しているのだと感じた。残酷な事件を起こす被告には同情もできないし共感もできないが、こんな人間もいると再認識した。また、追い込まれ救いがない状況で起こした悲しい事件もある。いま、こうして生きていることが幸せだと感じた

    0
    2024年11月26日

    Posted by ブクログ

    傍聴席で語られる事件の真相は、ともすれば自分が犯した事件だったかもしれない。うちだって、危うい種が沢山散らばってる。

    0
    2021年03月24日

    購入済み

    考えさせられました

    実際、話題になった事件の裁判の話もあり、事件のいきさつ、加害者の生い立ち、加害者の言い分、量刑などがわかり、勉強になりました。
    サイコパスのような、犯罪者はまれで、育って来た生活環境や、偏った考え方、思い込み、タイミングで人は加害者になってしまうだなと感じました。

    0
    2020年01月27日

    Posted by ブクログ

    『母さんごめん、もう無理だ』に続く裁判傍聴記。
    この中には有名元野球選手やお笑い芸人、漫画家兼アーティストの女性など、耳目を集めた事件も取り上げられている。

    記憶に残る事件がある。
    「ラビットケージに消えた悲鳴」
    3歳の次男をウサギ用のケージに閉じ込めて死亡させた虐待死事件である。
    被告人の父が言

    1
    2018年06月10日

    Posted by ブクログ

    裁判で明かされる事件の深い内容が丁寧に書かれて読み応えがあった。
    一つ一つの事件についてもう少し長く書かれていたらなお良いかなと思った。

    0
    2023年10月30日

    Posted by ブクログ

    もとが新聞連載なのでやや物足りない部分はあるが、その分端的にコンパクトにまとまっていて量的にはあっという間に読める。
    でも内容がキツい…特に子供が被害者になる事件を読むのがほんとにキツい。

    0
    2021年05月29日

    Posted by ブクログ

    ニュースを見た段階では「なんて酷い人が起こした事件だ!」と憤った事件も、裁判の場で明かされる背景に言葉をなくしたりした。

    0
    2021年02月28日

    Posted by ブクログ

    いずれの裁判の様子も丁寧だが簡潔に、真摯に書かれているように感じた。どの裁判も心に残り、考えさせられるものばかり。たまたま手に取った書だったが、当たりでした。
    朝日新聞の若手記者の皆さんに対しては応援したい気持ちにもなりました。

    0
    2019年11月30日

    Posted by ブクログ

    いろんな裁判の傍聴記録。
    うさぎケージ虐待の裁判も出てくるが、記述が短すぎて、インパクトが少ない。

    傍聴事例として、コント日本一になった、キングオブコメディの片割れが犯した女子高生制服盗み事件の件が出て来た。

    0
    2025年10月14日

    Posted by ブクログ

    色んな事件の裁判の傍聴記録。被告と裁判官、検事、弁護士とのやりとりが会話形式で書かれていて、非常にリアル。ひとつひとつが少し浅く感じてしまったが、知っている事件も多く、判決をこの本で初めて知るものも少なくなかった。いろんな人生があるなと感じた

    0
    2022年09月28日

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