ひとりぼっちが怖かった きょうも傍聴席にいます
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ひとりぼっちが怖かった きょうも傍聴席にいます

1,287円 (税込)
772円 (税込) 12月31日まで

3pt

息子61歳。朽ちる父の遺体と3週間。40年、父と2人暮らしだった息子は、誰にも父の死を伝えず、そのまま一緒にいることを決めた――。
朝日新聞デジタル・人気連載。記者が見つめた法廷の人間ドラマ30編。

「泣けた」「他人事ではない」。朝日新聞デジタルの人気連載「きょうも傍聴席にいます。」、待望の書籍化第3弾。
孤独に耐えられなく父の遺体をそのままに、認知症の祖母の暴言に耐えかねて、望まぬ妊娠に悩んで、長い介護の果てに……。さまざまな掛け違いの果てに、日常の一歩先に引き起こされる事件。
多くの裁判を傍聴する記者たちが、特に強く心に残った事件を厳選し、ニュースに書けなかった人間ドラマを描き出す。
介護、子育て、貧困、孤独……。なぜ、こんなにも追い詰められてしまうのか? 傍聴席で生の声を聞き、表情を読み取ると、事件は当初の報道とは異なる様相を帯びてくる。「きょうも傍聴席にいます。」から大反響の30編を収録。

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ひとりぼっちが怖かった きょうも傍聴席にいます のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    前作「母さんごめん、もう無理だ」に引き続き胸にズシンとくるタイトル。
    介護の末の・・・が多くて目をそむけたくなるが、これが現実。

    どの事件もつらいが、幼児虐待は・・言葉も出なくて・・・

    事件が起こるたびに「社会全体で担っていく問題」などと叫ばれるが、
    それで丸く収まるものでもないだろうに。

    0
    2024年03月01日

    Posted by ブクログ

    犯罪の背景になっている、家庭環境・人間関係などがどんどん明らかになり引き込まれた。もちろんそれを理由に罪がなくなるわけではないけど、社会が救いの手を差し伸べられることもあるのだと感じた。1つずつの話をもっと詳しく知りたいと思った。

    0
    2023年12月19日

    Posted by ブクログ

    到底許されないような身勝手な犯行から、読んでいて胸が痛くなる犯行まで様々な事件の朝日新聞記者が傍聴した裁判の記事。

    どんな理由であれ、人を殺めてはいけないこと。ただ、介護や育児から精神的に追い詰められ犯行に及んでしまう。真面目な人だからこそ逃げられなかったり、助けを求められなかったり。そんな事件を

    0
    2023年09月18日

    Posted by ブクログ

    実際にあった事件の裁判傍聴記録。
    このシリーズは読むたびいつも胸が痛み、頭の中がさまざまな感想で埋め尽くされる。

    あの事件、事故だ、と思うもの、記憶にないなと思うもの。
    私のような「他人」には「ああこんな事件もあったっけ」であっても当事者にとっては一生忘れられない苦しみ。
    それを消費していいのだろ

    0
    2022年11月15日

    Posted by ブクログ

    裁判という自分にとっては非日常の現場をありありと描写してくれている。被告の気持ちを全く理解できない事件から、運転事故や介護問題等の自分ごととして考えさせられる事件まで。いずれにしても、ノンフィクションだからこそ刺さるものがある。今、この本を読んでいるまさに今。読んでいる事件の被害者や加害者、被害者家

    0
    2022年05月28日

    Posted by ブクログ

    うっすらながら記憶に残っている事件も多く、しかしその詳細まではなかなか知りませんでした。
    今回初めて「ああ、こういう背景があったのか」と知ることも多く、良くも悪くも見方や印象が変わった事件もありました。

    遺族からの被告への言葉は、厳罰を求めるものが大半ですが、そうではない言葉(刑の軽減を求めるケー

    0
    2022年03月16日

    Posted by ブクログ

    全国各地の裁判所で取材をする朝日新聞の記者が、様々な事件の内容、背景、量刑など綴った書籍。主に殺人や傷害及び傷害致死や交通事故などであり、詐欺事件はほとんどなかった。そのためか、被告に精神疾患や心神耗弱を有している割合が高いように思え、どのような人も追い詰められたら起こしてしまう様な内容だった。私も

    0
    2025年09月19日

    Posted by ブクログ

    最後の事件はかなり胸糞。なんで実の子どもたちは介護に携わらなかったのか。孫1人に実母の介護を押し付け他人事のように…起こるべくして起こった事件じゃないかな。それ以外にも無理心中だの、老老介護だの…世知辛すぎるよ…

    0
    2024年12月14日

    Posted by ブクログ

    「きょうも傍聴席にいます」のシリーズは、新聞連載中から目に付くときは必ず読んでいた。第一弾の『母さんごめん、もう無理だ』も確か書籍で読んだと思う。本書に掲載されている事件も、多くは新聞紙面で掲載されているときから見知っているし、このシリーズで記事を読んでいるものもいくつもある。

    改めて書籍になった

    0
    2023年04月25日

    Posted by ブクログ

    新聞記事をまとめて本にしたもの。
    調べてみると第3弾らしい、さすが新聞記者が書いた文章なので、読みやすさは抜群。内容は、読んでいて辛いものが多かった。人の心の闇は誰しも持っているもの、それに多く触れることで、人に共感する感度を上げていける可能性があるのかもしれない。

    0
    2022年03月24日

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