ノンフィクション・ドキュメンタリー - 幻冬舎 - 幻冬舎単行本作品一覧
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4.2苦節7年!30年ぶりのチャンピオン獲得を手繰り寄せた、エンジニアたちの群像劇 2015年、2008年シーズン以来のF1復帰を果たしたホンダ。 しかし、かつて16戦15勝という圧倒的強さをほこり、アイルトン・セナが駆った「マクラーレン・ホンダ」の復活として、大きな期待を集めたが、復帰当初は技術力不足から大きな挫折を経験。そこから7年。ホンダのエンジニア達は、オールホンダの力を結集し、30年ぶりのドライバーズタイトル獲得。どん底から世界一に登りつめた、エンジニア達の苦難と栄光を追う。 Prologue:奇跡のファイナルラップ 第1章;決意と覚悟と意地と 第2章:苦難から信頼へ 第3章:強力なパートナー 第4章:確執 第5章:受け継がれる本田宗一郎の「魂」
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3.8揺らぐアイデンティティ。貧困、虐待、差別。 彼らはなぜ道を外れていくのか。 外国人労働者2世たちの「裏の社会(パラレルワールド)」を追った衝撃のルポ。 これが、あなたの知らない「日本のリアル」だ! パキスタン、バングラディシュ、イラン、ブラジル、ペルー、コロンビア、中国、ベトナム、ネパール……1980年代以降、多くの外国人労働者を受け入れてきた日本。移民2世であるその子どもたちは、貧困・虐待・差別といった多種多様な困難に直面。過酷な世界で生き延びるために道を外れ、犯罪に手を染める者たちがいる。自らに流れる「血」のアイデンティティを求め、つきつけられた理不尽への異議申し立てをするかのように、移民2世たちが作り上げた、現代日本の「裏の社会(パラレルワールド)」。日本人には想像もつかない、その実態を克明に描き切った衝撃のルポ。 (目次) 第一章 外国人ギャングというコミュニティ――ブラジル 、ペルー 第二章 外国人パブの子どもたち――フィリピン 第三章 成り上がった殺し屋の息子――コロンビア 第四章 日本鬼子(リーベングイズ)と呼ばれた男の生き様~中国 第五章 不良移民の最前線――ベトナム 第六章 差し伸べた手は届くのか――児童福祉
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4.0「あなたのことが許せないのは、 あなたが私が愛して愛して愛してやまない娘の 身体や心を傷つけることを平気でするから」 母はそう言い続けて、最後の息を引きとった。 愛しているゆえに疎ましい――母と娘の関係は、いつの時代もこじれ気味なもの。ましてや、キャバクラや風俗、AV嬢など、「夜のオネエサン」とその母の関係は、こじれ加減に磨きがかかる。 「東京大学大学院卒、元日本経済新聞記者、キャバ嬢・AV経験あり」の著者の母は、「私はあなたが詐欺で捕まってもテロで捕まっても全力で味方するけど、AV女優になったら味方はできない」と言い続けて世を去った。 本書は、著者がそんな母を看病し、最期を看取る日々のなかで書かれたもの。自身の親子関係や、夜のオネエサンたちの家族模様を、生き生きと描き出す。 エッジが立って、キュートで、エッチで、切ない、母も父も娘も息子も必読のエッセイ26編。
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4.8AAAデビュー11周年記念ドキュメント小説。 「これまでのAAAの活動で、もっとも記憶に残っている出来事はなんですか?」 メンバーへの個別インタビューを元に構成した、落涙必至のドキュメント小説、ここに完成! 今だからこそ伝えたい、大切な記憶がある――。 数多の挫折や痛みを乗り越えてきた7人の、希望と絆の物語。
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-自然はぼくたちの先生だ! 突如現れたお茶の間の人気者!キジー、初の本。 アリを観察すると、天気が読める。 溺れてしまったら、口だけ海面に出すべし。 耳まで水につかると、癒される。 ……ほか、ターザンの知恵47。 【目次】 ★沖縄ターザン・キジーのプロフィール 第1章:触れ合う 森と会話することから始める 天気を読む 夜空に恋をする 日の出は海の中で待つ モテモテになる秘訣! 裸足が教えてくれること 物々交換はすてきなこと 木の根っこは楽しい! 川の賢い歩き方 川の楽しい遊び方 マングローブ林の歩き方 三種の神器 ナイフにこだわる 海遊びの必需品 第2章:食べる 川で水が飲みたくなったら お皿を作る コップを作る 川で何食べる 海岸で何食べる 海で何食べる 山で何食べる ①シークワァサー 山で何食べる ②イノシシ 味変したいときどうする? 第3章:くつろぐ いつでもどこでもお風呂タイム 瞑想が好き お昼寝のすすめ キャンプファイヤーを楽しむ 第4章:作る 根っこでアクセサリー 帽子を作ろう 天然の特製ワッペン 家を造ろう!ツリーハウスも造っちゃお! 憧れのツリーフルツリーハウス 第5章:動植物との出逢い 「釜爺」を見てほしい 虫となかよくする 虫を見つける方法 トカゲ釣りの作り方 トイレットペーパーを探せ 忍者ごっこ お金持ちになれる木はどれ? 第6章:危険 熱中症になったら 日焼け止めを塗る前に考えること 毒を持つ植物を知る 山の中で遭難してしまったら 山の中で夜を明かさないといけなくなったら 海で溺れそうになったら 血の出るケガをしたら 突然雨が降ってきたら 危険の察知の仕方 ★建設中の「村の理想図」を大公開! 取材・文:伊藤麻由子 撮影:ミヤイチ"ポルコ"マサヒコ
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-戦時中の出来事をたった二行の言葉に封印してしまった父の経歴書。 父との出会いから丁寧に綴った母の手記。 彼らは戦中戦後の時代をどのように生きたのか。 父山本琢郎が亡くなり、母洋子が整理した父の遺品を私に渡してくれた。その中に父が書いた経歴書があった。役人であった父の経歴は実に細かく記述されていて、俸給級数まで記載されたものだった。しかし、その経歴書の中で戦時中の部分だけは、 昭和十八年十月一日 仙台陸軍飛行学校入校 昭和二十年八月十八日 召集解除ヲ命ゼラル と、たったの二行だけだった。 父は、戦時中どう生きたかを、その二行に封印してしまったのである。 私はその二行の行間をなんとか読み解こうと思った。というのも、その遺品の中に「振武特別攻撃隊 天翔隊 陸軍少尉 山本琢郎」と書かれたシルクのマフラーがあったのである。父は陸軍少尉で、しかも、いわゆる「特攻隊」だったのか……。生前、母も含めて家族全員、父から戦時中の話は一切聞いたことがなかった。 私は猛烈に調べ始めた。 遺品の中には父の闘病中、看病をする傍ら母が書いた戦中戦後の様子を丁寧に綴った手記も入っていた。二人の若者はあの時代をどう生きたのか……。 母の手記は、将校姿の父と出会った経緯から書き始められていた。
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4.0第7代Bellator世界バンタム級王者 「最強のMade in Japan」が明かす格闘家としての半生。 ごちゃごちゃ語るな。 やるべきことに集中しろ。 結局、「本物」しか残らない。 目次 まえがきにかえて 難しく考えるな 第1章 前夜 鉄アレイが刺さったトビラ 5歳から始めた空手 ケンカにならない 全国大会で準優勝 初めてボコられた同級生 山本〝KID〟徳郁×魔裟斗 高校での寮生活と初めての彼女 学校でのイジメについて思うこと 「お前じゃ絶対に無理だよ」 KIDに会う 内弟子初日に思ったこと 第2章 UFC王座を目指す はじめてのプロ練習 不安どころか楽しみしかない 晴れてプロデビュー 自分が試合をする意味 KIDさんのセコンドでUFCへ オクタゴンの金網リングで闘う UFC王座への初挑戦 米国を拠点に 日本人選手のATT入りについて 強さとは何か?プロとは何か? RIZINからのオファーと選んだ理由 第3章 師匠との別れ RIZINバンタム級グランプリ 自然体で 「1位になる」 覚えていない準決勝 決勝戦は想定内 開始9秒での勝利と天心戦のアピール 台風に直撃された那須川天心戦 「なんで負けたんだよ」 KIDさんとの別れ もう一人の師匠、 二瓶さんとの別れ 第4章 日本人初の二冠王 RIZINバンタム級王座を獲得 メイウェザー戦が実現したら 難しい問題を解くための考え方──円周率は 「1」 異変 無感情 自分を信じる方法 史上初の二冠王 断った朝倉海戦と敗戦の理由 全治10カ月 アメリカに自宅を購入 第5章 カーフキック 直弟子を取るか問題 日本市場とアメリカ市場の違い 日本人が精神的に弱い理由 感情を殺すように心がける アホは強い 自分の子どもには選択肢のある人生を歩ませたい Bellatorとの契約 試合はトランプゲーム 命懸けで闘うという考え方 前向きな思い込みを意識せよ どこまで行っても気持ち 朝倉海との再戦 「イージーファイト!」 カーフキック 第6章 格闘技をメジャーに 物議を醸した記事 自分流の立ち直り方 アメリカから見た日本の風景 朝倉兄弟とローガン・ポール 1日2試合は是か非か シバター八百長騒動 キャリア初の2連敗 ついに実現した天心×武尊戦 フジテレビの撤退と次なる収益構造の模索 天心 「無敗」 の真相 格闘技をメジャーにしたい 第7章 新格闘技団体「TOP BRIGHTS」の方向性と役割 エンタメかショーか アスリート×不良 朝倉未来がメイウェザーに勝つ方法 花束投げ捨て事件と土下座 新格闘技団体 「TOP BRIGHTS」 の方向性と役割 減量について ステロイド使用の問題について 堀口恭司×井上尚弥が実現したら…… 無鉄砲がいいほうに転がるパターン 第8章 「最強」の定義を考える 「ファイター」は何が起ころうと闘うのが仕事 日本ではよく眠れない 人生の無駄とは何か? いかにシンプルに考えるか ルーティン 「最強」 の定義を考える 中間を取ることができない もし格闘技と巡り合わない人生だったら…… もし格闘家として成功していなかったら…… あとがき──自分が求めているもの
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3.0AV女優は、親も応援する普通の職業になったのだ。「裸を売る仕事」をめぐる親子関係、価値観の変容を浮き彫りにする衝撃作! 「お母さん、ごめんね。 ……でもどうして、謝らなくちゃいけないんだろう。」 ―――紗倉まな(AV女優) 「AV女優は別世界の存在ではない。 彼女たちの言葉には、常に現代社会が映し出されている。」 ―――中村淳彦(ルポライター) 性業界には、現在の変化がもっとも速く、顕著にあらわれる。では、親が応援するAV女優が増えていることは、何を意味するのだろうか。 本書は、「カラダを売る仕事」をめぐる社会の価値観、親子関係の変化を10人のAV女優のインタビューから浮き彫りにした。 同時に、彼女たちの言葉をよりわかりやすく理解するために、「AVアイドルの存在」「ギャラの実情」「女性たちの好奇心」など、「AV女優の仕事環境」がわかるコラムを収録。 女性たちの生き様、性に対する価値観はさまざまで、一筋縄ではいかない。それは本書のAV女優たちの言葉にもあらわれている。ある人にとっては、たくましい女性たちに思えるだろうし、ある人にとっては、彼女たちの性に引きずられることにいたましさを感じるかもしれない。 ただ、彼女たちの徹底したプロ意識には誰もが驚かされるのではないだろうか。 ここに「親公認」が生まれる理由があるのかもしれない。 現代の性意識の最先端を読み取れる衝撃の一冊。 ・「親公認」は売れるAV女優の必須条件。 ・事務所へのお中元、お歳暮を欠かさない母親 ・父の暴力とお金のない家。母を守りたい一心だった娘 ・ファン向け動画についてアドバイスする父親 ・不特定多数を相手にする風俗よりAVのほうが安心だという親 ・52歳の人気AV女優が父親に打ち明けた理由……
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4.3大学ラグビーのある試合で、悲劇は起こった。 タックルをされた者は頚椎損傷で半身付随に、タックルをした者は生存率50%の肺ガンに————。 涙なくしては読めない、感動の実話! プロローグ 第1章 魂をこめたタックル 2017年 京都産業大学ラグビー部の「栄養合宿」 近畿大学ラグビー部の「決起集会」 関西大学リーグ最終節・京都産業大学対近畿大学 運命のタックル 非情の宣告 突然襲ってきた病魔 第2章 二人のラグビー少年 1996年―2017年 正義感あふれる男 生まれながらのキャプテン気質 タックルで認められた男 高校3年生で全国大会優勝 二人の合言葉 第3章 絶望との戦い 2017年―2018年 天井しか見えない 生存率50% マサヤに送った一通のLINE 失神との闘い マサヤに届いた驚きの知らせ チームメートに送ったビデオメッセージ 甥っ子と恩師の力を支えに 病院からの「卒業検定」 京産大ラグビー部の名監督 地獄の抗がん剤治療 仲間の思いが詰まった千羽鶴 友情のバリカン 第4章 復活の日を夢見て 2018年―2019年 抗がん剤治療、再び 涙の卒部式 足よ言うことを聞いてくれ 思わぬ人からの励ましのメッセージ 人生を賭けた大手術 目標は免許取得と大学復帰 夏のドライブデート 「でんぼの神さん」へのお百度参り ついに帰ってきた 夢にまでみた再契約 それぞれのリスタート 第5章 新たな敵、コロナにも負けず 2019年―2021年 恩師のラストシーズン 200人の学生を前にして 1年半ぶりのタックル シーズン終了、そして就職 小さい仲間に力をもらう あの場所で再出発 公式戦デビューを目指して 車いすラグビーへの挑戦 エピローグ
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3.5「100歳まで頑張る」と話していた98歳の母の首に、74歳の息子が手をかけた――。 これが自分だったら、一線を越えずにいられただろうか? 記者が見つめた法廷の人間ドラマ29編。 朝日新聞デジタルの人気連載、ついに書籍化! ◇就寝中の28歳の息子の胸を刃物で刺し、命を奪った父。裁判長も認めた「相当やむを得ない事情」とは――。 ◇介護が必要になった夫に、長年連れ添った妻が手をあげた。頭によぎったのは、36年前の夫の裏切り――。 ◇法律家への狭き門・司法試験。その問題を長年作り続けてきた憲法学の第一人者が、教え子の女性に試験問題を漏らして、被告人席に立った――。 裁判所の傍聴席で日々取材をする記者が、強く心に残った事件の裁判の模様を綴る、朝日新聞デジタル版の連載「きょうも傍聴席にいます」。本書は「泣けた」「他人事ではない」と毎回多くの反響が寄せられる、この人気連載を書籍化。連載開始の2013年5月から昨年末までに掲載された全29編を収録する。介護に疲れはて……。育児に追い詰められ……。恋愛のもつれのはてに……。借金が膨らみ……。法廷はまさに人生と世相の縮図である。一線を越えてしまった被告の、生(なま)の言葉と息づかいに、深く心を揺さぶられる読み物である。
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3.6YouTube再生回数600万回超え!「NBSみんなの信州」で大反響を呼んだ感動のドキュメンタリーを書籍化。 がんを患い、「余命わずか」を宣告された母が、家族に遺した1冊のレシピノートに込めた思いとは。 胆のうがんを患い、「余命わずか」を宣告された母・三嶋伊鈴さん。歯科衛生士を目指す専門学校生の娘・優華さん。高校受験を控えた中学生の息子・健渡くん。寡黙ながら優しい父・浩徳さん。 コロナ禍で病院での面会が制限される中、家族は在宅医療を受けることを決断する。在宅医療を支えたのは、訪問診療クリニック樹の瀬角英樹医師。 NBS「看取りを支える訪問診療」取材班の中村明子記者は、瀬角医師から紹介を受け、2022年9月から家族4人で過ごす最期の日々を取材していく。 伊鈴さんが亡くなる数日前に見つかった1冊のレシピノート。材料と工程がイラストと共に丁寧に書かれたレシピの数々には、家族への深い愛情と絆が刻まれていた。 夫・浩徳さん「ありがとね。手料理おいしかったよ。あまり、おいしいって言ってなかった。ごめんね……それが当たり前だったからさ」 長女・優華さん「もっとお母さんの料理の手伝いをしておけばよかった」「お母さんは頑張ったから、すごい頼りない3人だけど、ゆっくり休んでください」 長男・健渡くん「もうお母さんとはしゃべれないけど、お母さんが愛したみんなを、お母さんを愛していたみんなを見守ってね。今までありがとう。これから先も大大大大大好きだよ」
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4.1天才と呼ばれ、 喝采を浴び続けた男の光と影 10人きょうだいという特別な環境に生まれた。 母親の病が発覚し、プロになろうと奮起した。 プロになっても度重なるケガに悩まされた。 1人になると自然と涙があふれ出ることもあった。 それでも、小野伸二は笑顔でボールを蹴っていた。 44歳、小野伸二が決断をした。 プロサッカー選手からの引退を発表した。 小野伸二と言えば、「天才」と表現されることが多い。 繊細なボールタッチに、華麗なトラップ、受け手に優しいスルーパス。 「楽しむ」ことをテーマに、彼はプロサッカー人生を全うしたが、 度重なるケガにも苦しんだ選手生活でもあった。 知られざる小野伸二を余すところなく書ききった初の自著となる。 小学校低学年のときに、友だちのサッカーの練習についていった。 そこでサッカー少年団に入るという決断をするのだが、月謝が2000円だった。 小野少年はそこで逡巡した。「親に言ったら、ダメっていうだろうな」。 10人兄弟という家庭環境のなかで育った小野は、 生活には苦労はなかったが習い事をする余裕はなかった。 しかし、「入ってしまえ!」と入団申込書を自筆で書いて持っていった。 小野は言う。 「僕の拙い字を見た当時の小野コーチという同姓の方が自宅に来てくれて、 この子にサッカーをやらせてあげてください。月謝やかかるお金は わたしが負担をします、と言ってくれたんです」 幼少のころから、様々な人に支えられて、 日本を代表するサッカー選手になった。 天賦(GIFTED)の才能が本当にあるのか、それは僕にはわからない。 人と違う視野、人と違うキック、人と違うトラップ。 それが努力の賜物か、僕だからできたのか? 僕自身は持って生まれたものだと思ったことはない。 もし、何かを与えられるものがあったとしたら、 それはやっぱり「人」なんだと思う。 出会いを与えられ、そこにチャンスが生まれ、今の僕がある。 そのことだけは決して忘れないでいようと思う。 そして、みんなに伝えたい。 ありがとう!と。
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4.0熊本から寄せられた声をたどって、くまモンがみなさんに会いに行きました。 「熊本地震」直後からツイッターハッシュタグ「#くまモンあのね」を使って寄せられた、熊本の人たちの心温まるメッセージ。 そのメッセージを寄せてくれた方に、実際にくまモンが会いに行きました。 かわいいくまモンと美しい熊本の風景が満載の一冊。 めずらしいアングルからのくまモンから、自撮りをするくまモンまで、他では見れないくまモンがいっぱいです。 ※本書の印税は全額、くまモン募金箱を通じて「平成28年熊本地震」復興支援のために寄付させていただきます。
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4.0原発ゼロは達成できる その論拠、全廃炉へのすべて 3.11で総理大臣だった私がいま言えること 急成長する自然エネルギー、 原発40年ルールと規制委員会の抑止力、 民間企業が原発事業から次々撤退した意味…… 全廃炉しかない――180度方針転換して、分かったこと、してきたこと。 「原発推進派は、安全面でもコスト的にも使用済み核燃料の処理でも八方ふさがりで、勝ち目はなくなっている。明らかに投了すべきなのに、しようとしない。往生際が悪いのだ。 将棋では、投了した時点の局面を「投了図」と呼ぶ。プロ同士のハイレベルな闘いの投了図は、素人目にはどうして負けが決まったのか分からないことが多い。原発の現状も、それと似ている。専門用語も多いし、政治的にもデリケートな問題が多いので、明快に言い切ることが難しいのは事実だ。 しかし私はこの本で、「原発ゼロ」が実質上、すでに実現しており、避けられない道だということを解説したい。将棋で言う投了図の解説を試みたい」 ◯原発ゼロでもCO2を削減し、全電力をまかなえる ◯営農しながら発電するソーラーシェアリングの威力 ◯事故後に決めた3つの政策(「エネルギー基本計画の白紙」「保安院の廃止」「FIT制度の創設」)がいま効いている ◯発送電分離・独立がなぜ重要なのか ◯廃炉へ促す「原発一時国有化」のメリット ◯フィンランドのオンカロ視察——使用済み核燃料の地層処分——
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4.1彼女の一つのツイートが私の人生を変えた…… この裁判は私の存在証明だった。 深い孤独と幸福への諦観を抱え、 強大な影響力を持つ相手に独りのサラリーマンが立ち向かった、闘争の日々 国際政治学者としてメディアで活躍し、強大な影響力を持つ三浦瑠麗。 彼女がある日、ネットの海に放った一言が、一人の男の人生を変えた。 男の名は西脇亨輔。テレビ朝日で法務部員として働くサラリーマンだ。 彼女のツイートは、西脇が大切にしていた私生活を侵し、深い絶望に突き落とした。 テレ朝の看板番組「朝生!」の準レギュラーともいうべき存在と闘うべきか。それとも静かに耐えるべきか……。 葛藤の末にいばらの道を選んだ西脇は、自ら法廷に立ち、自分を弁護した。心は擦り切れ、現世での幸せは諦めた。それでも自らの存在証明のために闘い続けた。ワンルームの自室で綴った裁判資料は1000枚以上。孤独な闘いは1345日に及んだ。 勝利を掴むまでの闘争の日々を綴った、魂の裁判記録。
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1.0「総理、緊急事態宣言を出すべきです」 未曽有のパンデミックを前に、この男はどう戦ったのか? 初めて明かされる前コロナ担当大臣、苦闘の全軌跡! 政治に何ができるのか。自分に何ができるのか−−。 緊急事態宣言に効果はあったのか?給付金の目的は? 人々の苦しみ。都知事との確執。専門家の分析。そして政界の動き。 あらゆる情報を集め、議論を交わし、時に激し、涙した男が語る578日間戦記。
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4.8僕らには最初から、 ハッピーエンドはなかった。 それでも、誰よりも幸せだったんだ。 19歳でガンを患い、余命宣告を受けた山下弘子さん(享年25)。 病に負けず、全力で“今”を生き抜く姿は日本中の人々に勇気を与えた。 彼女をいちばん近くで見守り、支え、ともに闘ってきた夫が 初めて明かす、意外な出会いから、永遠の別れのときまで――。 ひろと出会って、僕は初めて愛を知った。
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5.0直弟子だから知っている 人間・芦原英幸の真実! ・天才空手家・芦原英幸の光と影 ・師匠・大山倍達への愛憎渦巻く思い ・二宮城光師範との涙の別れ ・知られざる闘病生活の実態 ・芦原会館の跡目問題 ・葬儀の際の貫禄の立ち居振る舞い 石井和義 ・芦原英幸暗殺未遂事件の真相 ……など 「先生と過ごした命懸けの日々を知ってもらいたい」――著者
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-父・笹川良一から何を引き継いだのか。受けいれざるをえない宿命と、みずから選んだ使命とは。医療問題であると同時に人権問題でもあるハンセン病制圧への道のりを克明に記す。75年間の総決算。
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3.5とことん寄り添う。 そう覚悟を決めて臨んだ 最期の日々。 悔いはほぼ、ない。 病院から在宅へ――88歳の母と過ごしたかけがえのない時間。 自宅で穏やかに最期を迎えさせたい。 迷いはあったが、私は決意した。 母を退院させ自宅療養に切り替える、 そして、私が自宅で母を看取る。 この時点で私は覚悟を決めた。 病院から在宅へ――穏やかな看取りを実現するために何をすればよいか。ケア・マネージャーとの連携、在宅医/看護師との相性、公的支援を賢く使う方法など、自らの経験を明らかにすることで、読者に大きなヒントを与えてくれる一冊。
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3.5「もうだめかもしれない」そう思った時に湧いてくる強さがある―― 若者たちは自分の余命とどう向き合い、立ち上がっていったのか。精神科医と見つめる、人間のレジリエンス(復元力)とは。 20年以上、がん医療の現場で患者さんの話を聞いていた精神科医が発見した、人に必ず備わる「レジリエンス(復元力)」とは――。 20代、30代のときに突然がん告知を受け、絶望と向き合いながら今も懸命に生きる6名の若者の物語。決して平たんではない彼らの道のりと、そこに寄り添い話を聞き続けた著者による力強いメッセージから、今日一日を過ごせることへの感謝と、生きるための勇気が心の底から湧いてくるのを感じる一冊。 ◆死を意識することの効能 ◆自分は自分でいいんだと思えること ◆人は死とどう向き合うのか ◆怒りや悲しみなどの負の感情に蓋をしない ◆苦しんでいる人に寄り添うということ ◆不安との向き合い方
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4.112歳、テトラポッドに激突、首から下の運動機能をすべて失う。17歳、机上のパソコン上で起業、くわえたわりばし一本で年商1億円を達成。25歳の現在、ネットビジネスのカリスマと呼ばれる。伝説のブロガー・アフィリエイターの70億分の1の成功法則!
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4.1「あの事件」について、著者自身が真実を語る。 著者は何と闘い続け、何を思い、周りで何が起こっていたのか。 普通の人、普通の国会議員が味わうことのない、 数奇な人生である「河井あんり」の生き様が詰まった一冊。 【目次抜粋】 〇序章 桜蕊(しべ)降る ――逮捕の時 ・そして脂肪が残った 〇第1章 花笑う ――結婚がすべてのはじまりだった ・結婚は人生の墓場だと言うけれど 〇第2章 花あかり ――選挙、燃え ・政治にまつわるお金の話 〇第3章 春嵐 ――事件の真相 ・外堀が埋められて 〇第4章 風花 ――拘置所の中 ・始まる、逮捕後の取り調べ 〇第5章 忘れ霜 ――保釈、判決下る ・生まれての初めての出廷 〇終章 梅ふふむ ――闘いは終わって、始まる ・裁判の余波
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3.9カジノで106億8000万円を失い、会長辞任、獄中へ。 そして懲役4年の刑期満了後に、再びカジノへ。リベンジの舞台は韓国ソウルの「WALKERHILL」 3000万円が9億円にまで増えるマジックモーメント(奇跡の時間)を迎える。 果たして、負けを取り戻す夢物語か、破滅への一里塚か。 ギャンブラー井川意高によるバカラ放蕩記。 しかしその裏ではギャンブルよりも血がたぎる、現会長佐光一派による井川家排除のクーデターが実行されていた。 「大王製紙から井川家を排除し、自らの地位を盤石とするために、佐光は300億円も無駄金を上乗せして会社に損害を与えた。「他人のカネ300億円で買った社長の座」は、さぞかし温く心地良いことであろう。これこそ特別責任ではないか。しかも、私の金額の3倍である。有罪とすれば懲役12年だ。」(本文より) 大王製紙を舞台にした血みどろ裏切りノンフィクション!
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-トヨタ自動車は「ミッドライフ・クライシス」をどう乗り切ったか、その後どういう道をたどり、どこへ向かおうとしているのか。 約40年、一貫してトヨタの自動車販売に情熱を傾け、トヨタ自動車という企業を見続けてきた著者がまとめ上げる、渾身のトヨタ論。 【目次抜粋】 ●序章 人生100年時代のミッドライフ・クライシス ・人生の曲がり角に待っている危機 ●第一章 「レクサス」がトヨタを救った ・世界に衝撃を与えたレクサスの出現 ●第二章 トヨタの限界 ・疑問を感じた「レクサス30周年」CM ●第三章 自動車業界に押し寄せるクライシス ・EV、自動車業界の将来と課題 ●第四章 トヨタ販売店、「戦国」から新時代へ ・トヨタが販売会社を「子会社化 ●第五章 「トヨタ」の変質 ・人を大事にする企業トヨタ ●終章 リーダーに宿る利他の精神 ・トップであってもリーダーではない
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4.0定年後、癌で逝った妻。 淋しい、そして何ひとつできない家事……。 人生100年時代の、男の生き方がここにある。 抱腹絶倒、もらい泣き!? 「このまま私はボケるのか?」定年後の独り暮らしを描く、笑えて泣ける珠玉のエッセイ! 古希(70歳)を迎えた元大学教授が、愛妻を癌で亡くした。悲しみを癒す間もないままひとりぼっちの生活が始まるが、料理も洗濯も掃除も、すべてが初めてで悪戦苦闘。さらに孤独にも苦しめられるが、男はめげずに生き抜く方法を懸命に探す。「格好よく、愉しく生きるのよ」妻の遺言を胸に抱いて――。 <目次> はじめに 第一章 家事に殺される!? ~オトコ、はじめての家事~ 第二章 男やもめが生きぬくための7つのルール 第三章 妻を亡くして ~オトコ心の変化~ 第四章 妻がくれたもの ~大きな不幸の先に大きな幸せが待つ~ おわりに
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4.0永遠の別れを経て知る、夫婦とは、愛とは、生きるとは――。「Mr.フジテレビ」と呼ばれた夫を狂おしいほど愛し抜いた女優の絶望と再生の物語。 『ひょうきん族』などで活躍した元フジテレビアナウンサーで、現女優として活躍する山村美智が、最愛の夫との出会いから別れまでを綴った1冊。36年半の夫婦の歴史において、自由と幸福の光に満ちていた日々があった一方、浮気と孤独の影もさしていた時期もあったなど、決していいことだけでない、夫婦にまつわるエピソードを赤裸々に告白。また、一人から二人になる喜び、二人から一人になる悲しみを夫の闘病を通して真正面から見つめている。 愛する人を、愛する人と一緒にいられる日々を抱きしめたくなるような夫婦録。
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4.0【電子書籍版限定特典あり】 「バイトじゃねえ 俺はヒップホップに就職!」 最ッ低のMC、孤高のラッパー、ラスボス。 異名の変化は、彼が全力で走り続けた証だった――。 内気だった少年は、いかにして「般若」になったのか。 ヒップホップ界随一の異端児・般若、入魂の自叙伝。 前にだれもいない自分だけの獣道を、 今以上にカッコよく突っ走って! 吉本ばなな(小説家) ニヒルなのに真っ直ぐで、 シャイなのに誰よりも熱い、 般若の全ての言葉に共感する! 藤田晋(サイバーエージェント代表取締役社長) 俺が狂ったのはアンタのせいだ…… 最大級の愛と尊敬を込めて。 「般若最ッ低!!」 R-指定(Creepy Nuts) さらに、電子版限定特典として、 ・般若入魂のライブの様子を収めたフォトギャラリー(35枚) ・紙版には収録しきれなかった、ラスボスの視点から、初代、2代目モンスターたちへの思いを語った渾身の書き下ろし原稿を、お楽しみいただけます。 【内容紹介】 母子家庭で育ち、いじめられっ子だった少年時代。暴走族を結成した仲間達に囲まれながらヒップホップに夢中になった10代後半。 名前を売りたい一心で、人気アーティスト達のライブにカチ込んだ20代前半。 長渕剛に見出され、武道館ライブで前座を務めた20代中盤。 自主レーベルを立ち上げ、孤高のラッパーと呼ばれ始めた30代前半。 そしてテレビ番組「フリースタイルダンジョン」への出演。 般若はいつだって熱かった。自分の存在を証明するために、敵も味方も巻き込む熱量で限界突破を繰り返してきた。そしてついに、武道館での単独ライブにまでこぎつけた。 疾走の先に見えた景色とは一体何なのか。ヒップホップの枠を超えて走り続けるラッパー般若、初の自叙伝。 【目次】 プロローグ 気がついたら、そこにいた #1 vs生い立ち #2 vs未知 #3 vs無名 #4 vs金 #5 vs夢と現実 #6 vs孤独 #7 with エピローグ 気がついたら、ここにいた 電子版特典(1) ライブフォトギャラリー(34枚) 電子版特典(2) 「フリースタイルダンジョン」モンスター達のすごさとは?(書き下ろし)
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-「燃えない街をつくりたい」――原宿、六本木、お台場。あの街の舞台裏に、この男あり。 ラフォーレ原宿、アークヒルズ、六本木ヒルズ、ビーナスフォート―― 東京の再生を支えた街づくりのリアルを、森ビル出身の著者が熱く振り返る。 「街をどうつくるか」は「人をどう生かすか」。 再開発の現場、森オーナー一族の哲学、常識破りのアイデアが詰まった一冊。 街を愛するすべての人に贈る、唯一無二の都市再生ドキュメント。 【目次抜粋】 第一章 燃えない街をつくろう ・工期短縮に挑戦、ド素人のチームリーダー 第二章 すべては「ラフォーレ原宿」から始まった ・森ビル「商業」の街づくりへ初挑戦 第三章 ビルも人も政治もファッションだ! ・水面下で足を動かし続ける水鳥になれ 第四章 金では動かない森オーナー一族の愛すべき人たち ・お客様がわからなければアイデアが活きない 第五章 秋葉原、表参道、お台場にしかける ・常識破り、原宿からお台場への街ごと引越し計画 第六章 街は人で生まれ変わる ・ファッションに不可欠な季節感をとり戻す
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3.5息子61歳。朽ちる父の遺体と3週間。40年、父と2人暮らしだった息子は、誰にも父の死を伝えず、そのまま一緒にいることを決めた――。 朝日新聞デジタル・人気連載。記者が見つめた法廷の人間ドラマ30編。 「泣けた」「他人事ではない」。朝日新聞デジタルの人気連載「きょうも傍聴席にいます。」、待望の書籍化第3弾。 孤独に耐えられなく父の遺体をそのままに、認知症の祖母の暴言に耐えかねて、望まぬ妊娠に悩んで、長い介護の果てに……。さまざまな掛け違いの果てに、日常の一歩先に引き起こされる事件。 多くの裁判を傍聴する記者たちが、特に強く心に残った事件を厳選し、ニュースに書けなかった人間ドラマを描き出す。 介護、子育て、貧困、孤独……。なぜ、こんなにも追い詰められてしまうのか? 傍聴席で生の声を聞き、表情を読み取ると、事件は当初の報道とは異なる様相を帯びてくる。「きょうも傍聴席にいます。」から大反響の30編を収録。
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-相撲をオリンピック種目にしようと奮闘した日本大学理事長・田中英壽の炎のような半生を小説化。 和と義を重んじ、仲間を大事にした生き様から、苦難に満ちた人生を生き抜くための知恵と根性が明らかに。 【もくじ】 第一話 日本大学創設130周年記念祝賀会 記念式典/新学部の創設――英壽の悲願/教育の理念・自主創造/スポーツ日大 第二話 青雲の志 津軽ッ子/卵と相撲/母の教え/神の声を聞いた勝負師 第三話 雌伏の時――邂逅(めぐり逢い) 第18回東京オリンピック開催の記念式典/輪島(後の第54代横綱)との出会い/金沢の誓い/高校卒業――学祖の教えに学ぶ 第四話 日本大学進学 試練――怪我と津軽弁の訛りに苦しむ/自分の非を認める/再び、輪島――最高の稽古相手/優勝――学生横綱/建学の精神――学租 山田顕義と古田会頭/プロへの誘惑 第五話 試練 苦労の始まり/金送れ(150枚の論文)――英壽の父と母 第六話 夢に駆ける 3度のアマチュア横綱/限界を知る/オレを見習え――人生観の確立 第七話 結婚 優子との出会い――文武両道の精神/内助の功――山内一豊の妻の如き優子夫人/新たな歩み――相撲は神事・日本の伝統文化 第八話 コーチから監督へ 監督就任/礼節を重んじる指導/勝利への道――監督と戦略家・山田顕義/信頼は勝利の素/心掛けたこと――監督としての判断/家族愛に満ちた合宿所生活 第九話 忘れられぬ教え子たち 久嶋啓太(後の田子ノ浦親方)――日本一の高校生出現/舞の海――相撲魂に生きる/海鵬――努力は実る 監督としての使命/智乃花――相撲に賭けた男のロマン/強者どもの夢――肥後ノ海、濱ノ嶋、琴光喜、高見盛、濱錦、追風海……/神聖な「道」――相撲道 第十話 相撲の国際戦略――国際相撲選手権大会の開幕に向けて 相撲を世界へ――英壽の狙い 第十一話 学租 山田顕義の生き方に学ぶ 英壽の決意――学租は心の拠り所 第十二話 悲願――相撲をオリンピック種目に 第十三話 IOCが国際相撲連盟を正式承認 第十四話 新たな旅路――帰郷
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-「幸せの分母を増やす」。プロサッカー選手になることを諦め、先生になった。その後、鳥羽は料理の世界へとギアを変えた。27歳で料理の世界へ。数多くの苦境や挫折を乗り越え、ミシュランを獲得するスターシェフへ登りつめた。最注目シェフ兼実業家による人生哲学。 なぜ、鳥羽の店は常に満席なのか?鳥羽は言う。「ぼくは(食の世界に)選ばれた人間だと思う。待遇があまり良くないと言われる食の世界を変えていきたい。食を通じて、愛を配り続けます。プロと一流の違いは愛の濃さだと思うんです。お客さんへの愛、クライアントへの愛、愛があれば、最高の想像力が生まれるし、プラス最高の技術で仕事をすれば、それが人に幸福をもたらす。もう、そこの差しかない」 1章 料理に出会う 2章 店をつくる 3章 センスを磨く 4章 会社をつくる 5章 厨房を去る 6章 シェフに至る道
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4.5駅前の空き地が 広場と図書館に!? 人口3万人の小さな町が生まれ変わった。 補助金に、頼らない―― 公民連携によるまちづくりの全貌。 高齢化・過疎化・財政難に直面する岩手県紫波町(しわちょう)は、 今や県内第2位の地価上昇率を記録し、駅前エリアには年間 90万人以上が訪れる。従来の行政主導でも、大手企業に頼る 開発でもない、行政と民間が連携して進めるまちづくりとは どのように実現したのか。その10年間の軌跡を追う。 魅力ある町には人が集まり、 幸せがつながる―― 価値のある町を、 ここに住んでよかったと 思える町を、 つくる。
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-2007年、「平成の大合併」で本州日本海側唯一の政令指定都市として誕生した新潟市。 市長として国内最多の15市町村をまとめ上げた著者が書き下ろす、かつてない激闘の歴史。生まれ変わった街には、たゆまぬ努力で生き続ける人々の笑顔があった。上山信一慶応義塾大学大学院教授と北川正恭元三重県知事との鼎談をはじめ、農業・文化・福祉と、それぞれの分野で活躍する人々の姿を浮き彫りにしたルポルタージュ。 (見出しより) ・北川正恭・上山信一、新潟篠田市政を語る ・甦れ、緑の砂漠に奇跡が起きる ・空き家が実家に!徒歩15分以内の温もり ・新潟市役所の異端児として
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4.0福島第一原発の事故から数週間が経とうとしていた頃、 一人の男が愛する息子に向けて書いた、ごく個人的な文章が、 インターネット上で燎原の火のように広がり続けていた……。 「原子力発電」を全ての地球人に問いかける感動のメッセージ、緊急出版!! ※ この作品の印税の全額は、日本赤十字社を通して、義援金として東日本大震災の被災地に届けられます。 ここに流れる沈着な愛、深い哲学、もうなんといったらいいかわかりませんが、 原発に賛成とか反対とか言う前に、全ての方に読んで頂きたいと思います。 ――池田香代子(翻訳家・『世界がもし100人の村だったら』著者)
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4.02016年7月26日未明、神奈川県相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で、入所者19人が死亡、職員2人を含む26人が重軽傷を負った「やまゆり園事件」。 犯人は、元職員の植松聖。当時26歳。 植松死刑囚はなぜ「障害者は生きるに値しない」という考えを持つようになったのか? 「生産性」や「有用性」で人の命を値踏みする「優生思想」は、誰の心の内にも潜んでいるのではないか? 命は本当に「平等」なのか? 分断しない社会、真の「共生社会」はどうしたら実現するのか? 植松死刑囚との37回の接見ほか、地元紙記者が迷い、悩みながら懸命に取材を続けた4年間のドキュメント。 〈目次〉 第1章 2016年7月26日 未明の襲撃/伏せられた実名と19人の人柄/拘置所から届いた手記とイラスト 第2章 植松聖という人間 植松死刑囚の生い立ち/アクリル板越しに見た素顔/遺族がぶつけた思い/「被告を死刑とする」 第3章 匿名裁判 記号になった被害者/実名の意味/19人の生きた証し 第4章 優生思想 「生きるに値しない命」という思想/強制不妊とやまゆり園事件/能力主義の陰で/死刑と植松の命 第5章 共に生きる 被害者はいま/ある施設長の告白/揺れるやまゆり園/訪問の家の実践/“成就”した反対運動/分けない教育/学校は変われるか/共生の学び舎/呼吸器の子「地域で学びたい」/言葉で意思疎通できなくても/横田弘とやまゆり園事件 終章 「分ける社会」を変える
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3.8盲人がサッカーだなんて、どうやるんだ!? 全盲ゆえに、つねに大きな危険を伴うドリブル、第六感も駆使して放つシュート、そして奇跡のゴール。「キャプテン翼」に純粋にあこがれた「光なき者」たちのドラマとは? 2014年秋に東京で世界選手権が開催されるブラインドサッカー、情熱と感動のノンフィクション。
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4.0見果てぬ夢、至高の頂へ。 キズナ、ワンアンドオンリー、コントレイル…… 人馬一体で悠久の未来へと疾走する、感動のノンフィクションノベル! 挑戦者の孤独と憂鬱、そして怒り。 逆境を越えて、ビジネスでも競馬でも 勝つためのアイディアが詰まった一冊。 ――サイバーエージェント代表取締役 藤田晋 正解も方程式もない、 競馬の真の面白さがここにある。 あのダービーの感動が克明に蘇りました。 ――JRA騎手 武豊 「前田さんは運がいいですな。毎年のようにG1を勝たれるんですから」 「いえ、たまたまですよ」と幸治は謙遜するが、腹の中で思ったことは違う。 ──なにが運がいいだ。俺はこれまで失敗と落胆を繰り返し、めげずにやってきた。この果てしないトライ&エラーの結果を、運の一言で片づけるな。 失敗から学び、辛い時こそチーム全員で手を取り合って前へ進む。諦めずに進化と変革を目指す者だけが、この世界を生き抜くことができるのだ。幸治には、体でそれがわかっていた。
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4.0がん、余命10年、岸博幸が悟った、人生でやるべきこと、やめるべきこと。 ゲーテwebで1200万PVを獲得した独白記事を大幅加筆して、書籍化。 同世代、子を持つ親、若者、日本の未来に最期に言いたいこと。 元官僚の大学院教授・岸博幸が、人生の締め切りがわかったことで気づいた、 残りの人生を“ハッピー”に生きるための究極の思考法。 仕事、たばこ、過保護だった子育て、白髪染め、マルチタスク、酒、変化に動じること……、 すぐにやめるべきこと、すぐに始めるべきこととは。 <目次> はじめに 2023年1月20日、がんを告知された 1章 癌になってようやく悟ったこと 2章 余命宣告された人・定年を迎える人へ 3章 未来を担う、若い世代へ 4章 人生を”ハッピー”に”エンジョイ”するための5つのヒント 5章 子を持つ親へ 6章 日本の未来へ、5つの提言
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-石原慎太郎は日本のゲーテだ! 弟子として受けた薫陶 伴走者として作品を創り上げた日々を綴った、作家同士の回想録 弁護士の牛島信は、1998年に石原慎太郎と出会った。 作家としても活動していた牛島の才能を高く評価した石原。 その後2人の作家は、時に師弟として、時に伴走者として濃密な時間を過ごす。 そしてその交流の日々は、大作『火の島』として結実することになる。 作家同士だからこそ分かり合えた、垣間見ることができた、石原慎太郎の素顔とその存在意義に迫る。
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3.6はるな檸檬氏、感涙! 最初の自殺未遂から30年。誰よりも人付き合いが苦手だったあの頃。 「大丈夫?」「大丈夫だよ」 湿った暖かい手を握り、私たちはそっと歩き出す。 「孤独だったんですね」 その言葉を耳にして、私は喉の奥に何かが詰まり、次の言葉をつなげなくなった。自分が孤独だということは薄々感じていたけれど、それを認めたくなかったのだ―― いじめに遭っていた子供の頃、ペットのインコが友達だった。初めてできた恋人には、酷い扱いを受けた。たくさんの傷を負い、何度も死のうとしたけれど、死ねなかった。そんな私をここまで生かし続けたものは何だったのか。この世界には、まだ光り輝く何かが眠っているのかもしれない。そう思えた時、一歩ずつ歩き出すことができたのだ。 どん底を味わった著者が、人生で出会った人たちとの交流を見つめなおし、再生していく過程を描いた渾身のエッセイ。 「人生はクソだ。それでも生きてさえいれば、いつか必ず美しいものに巡り合う。そういうふうに、できている」――はるな檸檬氏