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福島第一原発の事故から数週間が経とうとしていた頃、
一人の男が愛する息子に向けて書いた、ごく個人的な文章が、
インターネット上で燎原の火のように広がり続けていた……。
「原子力発電」を全ての地球人に問いかける感動のメッセージ、緊急出版!!
※ この作品の印税の全額は、日本赤十字社を通して、義援金として東日本大震災の被災地に届けられます。
ここに流れる沈着な愛、深い哲学、もうなんといったらいいかわかりませんが、
原発に賛成とか反対とか言う前に、全ての方に読んで頂きたいと思います。
――池田香代子(翻訳家・『世界がもし100人の村だったら』著者)
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Posted by ブクログ
ゲームクリエイター・飯野賢治氏が福島の原発事故の後に子供たちに送ったメッセージです。平易な言葉の中にも、深いメッセージがこめられています。
この本の基になっていたメッセージはとても有名らしく、いろいろなところで取りざたされていたみたいですね。この本はそれを書籍したものです。福島原発の事故以来、その是非があちこちで議論されるようになって以来、この薄い冊子、読んでも大体2・3分ですんでしまう物の中に、ものすごく深い思想や哲学がこめられている。そんな気がいたしました。
文章は日英対訳で書かれており、日本以外の国の人間も読めるように工夫がされてあって、改めてこの問題が日本だけのものではなくなってしまったのだなと、思わずにはいられませんでした。僕は中学・高校のころに核問題について色々映像なんかを見ていたことがあって、こういうことが起こるとどういうことになるかはなんとなくわかっていましたが、まさかそれが自分が生きているうちに現実になるとは思っても見ませんでした。
そして僕がこの本の中で一番好きな箇所は原発に反対する理由として
「自分の世代より先まで影響を与えてしまう可能性があることには手を出しちゃいけない」
という言葉で、一度崩壊すると何世代にもわたって、影響を与え続ける原子力。今回の事故はそれを人間の力で抑え込むことが出来るという思い上がりが起こしたんだなとそんなことを思っています。それを知らずに堂々と原発の恩恵にあずかっていた自分も恥ずかしかったですね。未来のことを今だからこそ、話し合わなければならない。この本を読んで、その想いがなおいっそうのこと強くなりました。
Posted by ブクログ
震災から時間がたってやっと心の揺れも治まって来た。そんな時に出会った本。
これからの時代、コミュニケーション、違う言葉で言い換えれば、絆、関係性、文脈かな。
僕らの生きるうえで中心に考えられたり、位置づけられたりすることだと思っている。
そうやって生きるうえで大切なことは、個として自分自信が大地の上に立っていること。
震災に伴う原発事故によって、エネルギーに対する意識が自分ごとになったよね。
いままで、一ヶ月に一度の請求書を何も疑わずに生活していた。
エネルギーに関する情報は、電力会社が独占し、僕らにはお金を請求するときだけ開示されてきた。
民主主義って何だろう。僕は、選択する権利と、責任を理解し、自分で考え行動できる事じゃないかなと思っている。その行動は、心配りに成り立っていくんだ。
もっと、エネルギーと仲良くなろう。一ヶ月に一度しか開かない扉の、隣人との関係性は無理だけど毎日エネルギーに向き合ってみようじゃない。
それを実現する技術や、サービスはこれからどんどんでてくるはずだ。
さ、皆で考えて、エネルギー民主主義を実現しよう。
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