マット・バグリオの作品一覧

「マット・バグリオ」の「アルゴ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

プロフィール

  • 作者名:マット・バグリオ(マットバグリオ)
  • 職業:作家

カリフォルニア大学サンタバーバラ校で英文学の学士号を取得。著書に『ザ・ライト ─エクソシストの真実─』、『アルゴ』(共著:アントニオ・メンデス)などがある。

作品一覧

  • アルゴ
    3.8
    1979年11月、イラン・アメリカ大使館占拠事件勃発。このときイラン側に知られることなく大使館員6人が脱出し、カナダ大使らにかくまわれていた。危険が迫った彼らをテヘランから救出するためCIAの偽装工作班のメンデスは映画のロケ地探しを装った奇抜な作戦を計画、ハリウッドで偽プロダクションを設立する……。秘密のベールを脱ぎ、映画化された救出作戦。数々の栄誉に輝く元CIA局員が真実を語る。

ユーザーレビュー

  • アルゴ

    Posted by ブクログ

    カーター大統領が、病気療養との名目でパーレビ元国王をアメリカに
    受け入れたから、さぁ大変。イラン革命後のテヘランではホメイニ師を
    指導者と仰ぐ過激派学生が、元国王の引き渡しを要求してアメリカ
    大使館を占拠した。

    カーター大統領の支持率ガタ落ちの原因にもなった、イラン・アメリカ
    大使館占拠事件だが、同じ敷地内のアメリカ領事館からは既に6人
    のアメリカ人が脱出していた。

    反米感情を高めるイラン人に見つかったら、殺されるかもしれない。
    身を隠さなければいけない6人に手を貸したのは、アメリカの隣国・
    カナダ大使館だった。

    そして、CIAに命令が下る。アメリカ人6人を救出する作戦を立て、
    実行せよ

    0
    2017年08月19日
  • アルゴ

    Posted by ブクログ

    [史上空前の一本]民衆によるアメリカ大使館の占拠から逃れ、イラン・テヘラン市内を転々としながら潜伏を続けた大使館員らを救い出すため、CIAは前代未聞で奇想天外な作戦を考案する。それは、「アルゴ」という架空の映画の製作をでっち上げ、人質らをそのクルーとしてイランから外国へ連れ出そうとするものだった......。ベン・アフレック主演の映画版の原作にもなった作品です。著者は、実際にこの活動に携わったアントニオ・メンデスとライターのマット・バグリオ。訳者は、特にミステリーをはじめとする小説の翻訳でも名高い真崎義博。原題は、『Argo』。


    映画版では、これでもかとばかりにクライマックスとハラハラドキ

    0
    2016年02月12日
  • アルゴ

    Posted by ブクログ

    1979イランでイスラム革命勃発。パーレビ国王がアメリカに亡命し、ホメイニ師が政権をにぎると、ホメイニ派の学生たちがアメリカ大使館に侵入。60名のアメリカ人を444日にわたって人質にとった。そこからカナダ大使館へと逃げ込んだ6人のアメリカ人を、インチキ映画のスタッフに扮することで脱出させたCIAの手記。映画に比べて、地味でたんたんとしているがその分史実としての迫力に満ちている。登場人物が多すぎて、こんがらがるところもあったけれど。

    0
    2015年03月06日
  • アルゴ

    Posted by ブクログ

    1970年代に実際に起きた、イランからのアメリカ人救出劇の話。
    アメリカ人外交官とその家族6名をハリウッドの映画スタッフに偽装するところなど、まさに救出“劇”である。意表を突いた奇襲攻撃のようだが、地道な訓練や周到な準備を重ねたCIAの凄さが伝わってきた。
    なんだか読んでいるうちに、もしかしたらウチの町内会にもCIAの諜報部員が住んでいるのでは、と思った。

    0
    2013年01月10日
  • アルゴ

    Posted by ブクログ

    映画だけ観た人に是非読んでほしい。内容よりも、如何に事実からエンターテイメントが創られるのかが本と映画を比べることでよく分かる。事実は小説より奇なり、その通りです。

    0
    2012年11月25日

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