漂流者

漂流者

921円 (税込)

4pt

折原一の傑作群「――者」シリーズ、今回の舞台は“洋上の密室”だ。妻と担当編集者の3人でダイビングに出かけた人気推理作家、風間春樹。潜水中の事故で助けを求めたが、不倫関係にあった2人に見捨てられる。風間は流れ着いた島から自力で無人ヨットに辿り着いたが――。航海日誌、口述テープ、新聞記事等に仕組まれた恐るべき騙しのプロット。衝撃のエピローグまで一気読み必至!

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漂流者 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年03月30日

    「折原一」の長篇ミステリ作品『漂流者(『セーラ号の謎 漂流者』を改題)』を読みました。

    「折原一」作品は6年ちょっと前に読んだ『七つの棺 ―密室殺人が多すぎる』以来なので、ホントに久し振りですね。

    -----story-------------
    最後に生き残るのは誰か??密室海洋ミステリーの傑作...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年07月26日

    アガサ・クリスティー『そして誰もいなくなった』やニコラス・ブレイク『野獣死すべし』を思わせる展開。というか、明らかに2作品を意識しているかもしれない。
    こういう海洋復讐ミステリはいいですなあ。それにしても、太平洋を漂流する描写が迫真的でこわい。夏に読んだら最適かも。

    0

    Posted by ブクログ 2022年03月03日

    期待してた「者」シリーズとちょっと違った印象だった。早々に叙述トリックが見えてしまったからそう感じたのかな。

    とはいえ水が怖くて閉所恐怖症の私には十分怖いお話でした。

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    Posted by ブクログ 2021年03月23日

    一気読みしたから緊張感のあるサスペンスとしては面白いけど...
    湯川と三田村が入れ替わっていた、と明かされた時に「え、それだけ??」となってしまった。
    はっきり言って予想できてしまう。
    折原一の得意技である複雑なプロットや叙述トリックを期待していただけに残念。

    ただ、折原一さんも叙述トリックがある...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年01月23日

    舞台は、四方に陸地の見えない海のど真ん中。それだけで不安感が増し、酷く船酔いしたような気分になる。
    復讐×復讐といった怨恨渦巻くドロッドロの感情とサバイバル。が、文章は乾いており、どこかアッケラカンとしている。古典名作ミステリが構想の背景にあるとのこと。

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    Posted by ブクログ 2018年10月14日

    潜水中の事故で不倫関係の妻と編集者に見捨てられた推理作家が身一つで泳ぎ漂流し、娘を轢き逃げされた復讐後の漂流夫婦と合流し、生還後は船上で同乗者達が姿の見えない作家に次々殺されていく。錯綜してもわかりづらくはなく、出来事の絡み合いで紡がれる犯人の謎や遭難サバイバルさや海の神秘疑惑に引き込まれた。充実。

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    Posted by ブクログ 2011年03月26日

    最初のほうは面白かったのだけど、誰が犯人か考えているうちにどんどん頭がこんがらがってきて、そこにきてのどんでん返し。ああ、やっぱりそうなの…という感じで終わってしまった。

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    Posted by ブクログ 2011年01月24日

    もの凄く久しぶりの折原一作品でした。
    この作中作とか手記とか、目まぐるしく
    変わる視点とか折原作品っぽくて
    懐かしかったスw。
    どう読んでも勘ぐるしかない文章や
    構成は面白いんだけど疲れるんですよねー。
    もう後半のてんこしゃんこの攻防線を
    読む頃にはクッタクタですw。

    肝心の犯人探しという点でいく...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2016年09月02日

    –––者シリーズ。流石の叙述トリックでしたな!まさか三田村夫妻と湯原とその愛人が入れ替わっていたなんて・・。漂流生活の描写もよく書けていたし、面白かったなぁ。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2014年10月01日

    頭がこんがらがりそうなプロットだが謎が謎を呼び最後まで一気に読んでしまった。

    夫婦になりすましたのはすぐに気づいてしまったがそれでも事件の全体像を把握するのは難しく最後にまとめてあったのを読んでようやく掴めた。

    しかし湯原の愛人が妻を殺そうとしたのはよく分からない。そのまま逃亡すればいいだけだっ...続きを読む

    0

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