埼玉県・白岡警察署の黒星光警部は、休暇に白川郷へと足を延ばした。しかし、ひょんなことからその奥にある鬼面村に行くこととなり、事件に巻き込まれる。合掌造りの家が一夜で消え、次々に起こる奇怪な事件の裏に隠された真相に、推理小説好きの黒星が挑む。“助手”葉山虹子の活躍も見物。著者の大幅加筆修正のうえ、新装版で新たに登場。名シリーズ第1弾。
Posted by ブクログ 2018年07月05日
大幅に加筆修正された新装版。オリジナルは30年近く前に読んでいて、内容は忘れていたので初読みの感じで読めた。
叙述トリックの名手である折原さんの、もう一つの顔はユーモアミステリ作家。それの代表がこの黒星警部シリーズで、第一長編である本作からもうドタバタ度全開。一作の中で何回気絶するんだ?(^-^)
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