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著者の初期最高傑作が復活! 8歳で児童文学賞を受賞し天才少年と呼ばれた小松原淳は、なぜ富士の樹海に消えたのか? 母親の依頼で淳の伝記を書くことになった作家志望の島崎は、膨大な資料を読み、関係者に取材して淳の人生に迫るが、やがて不気味な“異人”の影が彼の周辺に出没するようになり……。 解説・小池啓介
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Posted by ブクログ
これはもう名作!! 複雑な間違った愛の結末。 分厚い本であるも工夫されているため、飽きることがありません。 インタビュー形式だったりと、これまでにあまり読んだことのない作品の一つ。 歪んだ愛、歪んだ家族、ドロっとした雰囲気もある読み応え十分な本!
熱量がすごく圧倒された。どこか屈折した2人の作家のもがきが、呼応し化学反応を起こしている。この物語はいわば2人の合作なのであろう。それぞれの父や母、そして兄弟が相互作用を及ぼす。作中作と現実が重なり、緊張感が続くためか、時間を忘れて読んでしまった。後半はある程度こうなるんだろうと思わせつつ、2重、3...続きを読む重の捻りがあって良かった。全て仕組まれたってことの方を期待していただけに、そこは拍子抜け。主人公が何度も気を失うところもちょいと現実離れ。それでも十分な読み応えがあった。大好き度❤️❤️❤️
倒錯のロンドに続いて折原さん2作め。仕掛けを警戒しながら読み進めるも、意外な展開に翻弄されました。折原さんだから、と仕掛けを打っているのはわかるので慎重に読み進めるとこれは誰のこと?章の最後は「…」で終えないで!先が気になる!ともやもや不気味な感じ。後半全てが紐解かれてスッキリ!登場人物が作家だと作...続きを読む中作が出てきたり、構成自体はかなり複雑かつ最後まで読み進めるのは根気がいるので万人にはおすすめできない。まさに折原さんを読むなら2作めにふさわしい作品。とにかく見事に騙されたし、作者のミスリードに思いっきり乗っかって最後に全てがつながる感覚を楽しんでほしい。
ある男の伝記を執筆する事になったゴーストライター島崎潤一目線で、一人の人間の生い立ちを探っていくというあらすじ。 長編ながら、インタビュー形式だったり、作中作があったりと形式がコロコロ変わるので最後まで弛れることなくスイスイ読めました。もちろん内容的にもずっとどうなるのだろうとドキドキさせてくれるも...続きを読むので叙述ものであると知っていても楽しめる一作でした。
わあ~面白かった~! 夢中になって読みました。なかなかのボリュームでしたが、一気読み!! 折原ワールドはやっぱり楽しい。
貴志祐介 先生の『クリムゾンの迷宮』を思い出させるような文調。主要登場人物は少ないわりに、たくさんの要素を詰め込んでいる。緻密に大量に蜘蛛の巣のように伏線を張る。最後の種明かしが特に見どころで、これまで少しだけ引っかかっていたような違和感が全て繋がり、(*゚Д゚)オォォ...と放心させられる。余韻も...続きを読むいいね。 プロット展開も見事だけど、文章自体もリズム感があってよい 。モノローグ、3人称、インタビュー記事など、いろいろな文体で工夫しており、一つ一つが良い区切りとなり、テンポよく読み進めることが出来る。それぞれの表現にも作品全体を意識したものを感じさせる。 細部から全体まで楽しめました。
ずっと読みたかった作品です。 長いけど、スラスラ読めました。 折原先生なので、どんなどんでん返しが待ってるか注意深く読みましたが、最後はやはりやられました。 お見事です。 さすが折原先生の最高傑作です。
読み始めから何とも言えない薄気味悪さがあり、分厚い本でしたが、最後までダレる事なく、読み進められました。とくに後半は二転三転する事実と、明らかになっていく真実に、一気読みでした!
総合評価は4としましたが、読みやすさ(読み進めやすさ)は3です。かと言って文章とかミステリ的に難解では決してなく、簡単な文章なのですがスラスラ読めず、集中力が切れがちになります。同じようにちょっと影のある日常がかかれている作品でも、例えば島田荘司氏などは何故かスラスラ読めて止まらなくなります。何が違...続きを読むうのか検証までは出来ていませんが、1つの特徴として、本作は叙述ミステリでもあるのですが、それが最後に明かされるのではなく、終始 “叙述トリック使ってるよ” 感があるのも疲れる大きな原因かもしれません。 それでも★4としたのは、例え挫折しながら間を開けて読んだり、多少飛ばし読みをしたとしても、最終場面に入ってから、それまでの伏線などを分かりやすくまとめて解説してくれている点です(後書きとかではなく本文のなかで自然な形で)。 伏線が多い作品ですが、見事な伏線からイマイチなものまで荒さはありますが、その分見抜きやすい伏線や叙述トリックも使われており、ミステリ初心者の方におすすめです。
本作は600頁にも及ぶ長編大作です。著者によると本作が「マイベスト」であり、読者に自信を持ってお勧めできる作品であるとのこと。読んでみるとさまざまな要素がてんこ盛りで、「叙述トリックの名手」と言われる著者の渾身の一作と言えるかもと思えました。
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折原一
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