叔母殺人事件 偽りの館

叔母殺人事件 偽りの館

小説・文芸
806円 (税込)

4pt

3.2

煉瓦(れんが)造りの洋館で起きた驚くべき殺人事件。屋敷には底意地の悪い実業家の女主人とその甥が住んでいた。叔母の財産を狙う甥の殺人計画はいかに練られていったのか。その手記を入手するため、取材者の<私>は屋敷に住み込み、事件を追体験していく――そして明かされる衝撃の真相!! 名手の叙述ミステリー。

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叔母殺人事件 偽りの館 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    中盤を過ぎたあたりで結末が見えてしまったことに驚いた。
    折原さんの物語はいつも最後まで楽しませてくれていたからだ。
    登場人物が限られた設定だと、どうしても重なる部分をまったく書かないわけにはいかなくなる。
    年齢もそうだし、話し方もそうだ。
    折原さんの物語の場合、二重、三重の仕掛けがしてあることを前提として読んでいるので、この人物とこの人物は同一だなと気づいてしまったら結末が見えてしまう。
    登場人物はみな欲望を胸に秘めている。
    何人かの人間が犠牲となり、何人かが生き残った。
    結局、強烈な個性と生命力のある清瀬富子の毒気にあてられ、その手のひらの上で転がされていただけのような気がしてきた。
    彼女の退屈をまぎらわすための余興…。
    もしもそうだとしたら、富子という人物そのものが一番ミステリーなのかもしれない。

    0
    2017年04月23日

    Posted by ブクログ

    ふーむ。

    そっちに来たんだ!
    というカイカンと喝采はあるが、ストーリーと組み方は、
    前日に読んだ「沈黙の教室」には遠く及ばないので★3つ評価で。

    さすがにここまで同じ作家の作品を読むと、
    目も厳しくなるものね。

    でも、作品を書くだけでもたいへんなのに、
    職業作家やゴーストライターと言った、ほとんど外に出て行かない主人公に
    ここまでいろいろな話を乗っけるのはやっぱりさすが。

    講談社文庫の在庫(あくまで自分の書庫の)がつきて来たので、
    そろそろ文春文庫に手を出すか。

    0
    2012年02月25日

    Posted by ブクログ

    本当にあった殺人事件を元に小説を書こうとする男と
    殺人を犯すまでの男の日常が交互に出てきます。
    よくあるパターン? と思っていたのですが
    最後の最後には「は? え? へ??」になってました。

    小説を書くのを目的にするなら、別にノンフィクションにこだわらなくても…と
    主人公の事を不思議に思ったのが最初です。
    材料はあるんだし、それを組み立ててフィクションにすれば
    終わる話なのにな~と。
    そんな可愛い状態で終わっていたら、この小説できてませんねw

    あまりの事に、頭が混乱してきましたが
    まさか…と気づく部分もあり。
    騙された、という気分いっぱいいっぱいでした。
    が、構図がややこしすぎるかとw

    0
    2010年02月06日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    解説にあるほどの「驚愕の真相」ではなかった。仕掛けられた謎の半分くらいは想像通りだったし。この手の作品で読者をおおぅっと驚かせる手法はまだ残っているのだろうか。本作は、スマホ普及前夜のため、監視カメラの大きさに成約がありそうな感じだけど、今や、スマホ普及のおかげでカメラが小型化して、作品内での監視カメラの配置は自由自在になったのだと思う。媒体を回収しなくても無線で動画データ飛ばせそうだし。時代の変化ですね。

    0
    2019年09月18日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今回は『叔父殺人事件』よりも良かった(笑)なんとな~く正体がわかる人もいたし、割と予想外な人もいたりして楽しめました(笑)後半は少しゴチャっとした感じはありましたが・・・。それにしても叔母さん怖すぎでしょう(笑)

    0
    2025年12月23日

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