六つ首村

六つ首村

小説・文芸
2,750円 (税込)

13pt

フリーライター・笹村克哉のもとに、義理の姉と名乗る女がやってきた。笹村は北関東の奥地に佇む「六つ首村」の名家・白兼家の後継者候補であり、30年前の連続殺人事件を生き延びた張本人だという。村を訪れた笹村は白兼家の秘密を探りはじめる。一方、並行して恐るべき殺人計画が……。連続殺人事件の再現ドラマをめぐって、さまざまな人間たちの思惑が絡み合い――。奇才・折原一が横溝正史に捧ぐ、渾身のダーク・サスペンス。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    光文社
  • タイトル
    :
    六つ首村
  • タイトルID
    :
    2065193
  • 電子版発売日
    :
    2025年11月19日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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六つ首村 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     福島県と栃木県の県境にある通称〈六つ首村〉。その村ではかつて、七人が殺害される陰惨な事件が起こった。その事件を材に採った小説『六地蔵連続殺人事件』は大ヒットし、映画化もされ話題になったが、いまでは事件もその小説も忘れ去られつつある。自身の出生の秘密を知ったフリーライターの笹村克哉は、六つ首村へと向かうことになり――。

     ということで、折原一さんの最新作は一冊で長編3、4作分はある、一度入ったらそう簡単には抜け出せない大迷宮。かつて大事件が起こった寒村に、事件の当事者と関係のある人間が踏み入れた時、さらなる惨劇が生まれる、というあらすじだけでわくわくしてしまう内容です。様々な作中作が差し込まれ、様々な視点が入り乱れる、という複雑な構成をしつつも、読む手が止まらず、意外な方向へと着地する。最後までどう転ぶか分からない、そんな意外性のある展開がいつも魅力的な著者の作品の中でも、すごく好きな作品でした。

    0
    2025年11月26日

    Posted by ブクログ

    発売時は全く興味はなかったけれど、横溝正史リスペクトな作品と聞いて読んでみた。
    確かに横溝正史感満載。というか、ミステリ好きにとってはあんな要素もこんな要素も盛りだくさんって感じだった。
    個人的にはちょうど双子ものの殺しの双曲線を読もうと思ってたところに、これにも双子が出てきたので「ブルータス、お前もか」と(笑)
    ちょうど八つ墓村映画化も話題になってたし、いいタイミングで面白く読めて大満足であった!

    0
    2026年03月19日

    Posted by ブクログ

    横溝正史の「八つ墓村」を踏襲した物語。かつて村で起きた残虐な事件、その事件の真相に巻き込まれていく主人公。
    過去の事件の小説、再現ドラマの脚本、そして私家版の小説、事件の記録、あらゆる方向から物語が進んでいくので、読む側には、どれが真実か最後まで全くわからなかった。

    0
    2026年01月22日

    Posted by ブクログ

    フリーライターの克哉は、六つ首村の白兼家に後継者候補として招かれる。そして彼は、三十年前に起こった連続殺人の生き残りでもあった。村には事件をもとにした作品を書いた小説家や未だに事件の考察を試みる郷土史家などが在住し、彼らにも取材を重ねながら克哉は白兼家と過去の事件の真相を暴こうとする。そして再現ドラマの撮影が控える中、新たな事件も起ころうとしていた。横溝作品のオマージュにも満ちた、楽しさ満載のミステリです。
    タイトルからして分かるように、「八つ墓村」オマージュ。それ以外にも有名ミステリのネタが多く使われていて、ミステリファンには大サービスの内容。しかし本家以上にトリックてんこ盛り、仕掛けも大盛りです。密室あり瞬間移動あり、そして折原作品お馴染みのああいう系トリックももちろんたっぷり。すべての真相を見抜くのはきっと無理。
    後半、村で再現ドラマの撮影が行われての怒涛の展開ではまたしても起こる惨劇に目が釘付けですが、しかしここにもしっかりと仕掛けが。謎の殺人者、通り魔などが入り乱れ、いったい何がどうなるのか。一気読みせざるを得ません。

    0
    2026年01月07日

    Posted by ブクログ

    現代のほうの事件が起こるのが遅め&ぬるりとしていてなんか不完全燃焼が漂う。いろいろ詰め込んで楽しませようとする感じは伝わるけれど、いろんなトリックを仕掛けたいからか文章がわかりにくい感じになっていたのも勿体無い。最後の最後の要素とかはいっそなくてもよかった気もする。

    0
    2026年09月14日

    Posted by ブクログ

    やっと読み終わりました。
    辞典くらいの厚さで、思っている以上に長い話なので、この作品だけを読む時間をつくらないと読み進められない。
    時間をさける人以外、おすすめはしません。

    話の重さは雨穴さんレベルのエンタメっぽい内容なのに、さまざまなミステリ作品のトリックやオマージュで大きく膨らませ小説にした感じです。
    (表紙が少しチープなイラストなのも、そのせいかなと思いました)
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    登場人物も多いので、メモを取りながら読みました。キーマンとしては館沢敦司と鳥山孝作、主人公としては笹村克哉。トリックとしては、入れ代わりが誰かを見極められるかが重要かな。

    前半は関係性を追っていくだけなので、さほど面白くなく寝落ちも何回か。中盤あたりで夢男の新事実がわかってから少し面白くなり、その後は克哉と沙良の関係進退。第三部は30年前の事件を再現していくような展開へ。
    最後の『別冊 六つ首村』は最終答え合わせみたいな内容でした。

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    ■プロローグ
    ■第一部…六つ首村へ
    関係者を村に集結、個々の関係紹介。

    ■第二部…殺人計画
    白兼家と鬼頭家の関係。新たな事実とトリック。

    ■第三部…復讐劇場
    通り魔とストーカー入村。30年前の事件再現。

    ■別冊 六つ首村…真相の答え合わせ

    0
    2026年06月14日

    Posted by ブクログ

    津山事件、横溝正史の八つ墓村、江戸川乱歩の陰獣などをモチーフに、携帯も圏外になる村の中で時代をまたいで起こる連続殺人事件を描いた作品。読みやすくて面白かった。

    0
    2026年02月25日

    Posted by ブクログ

    横溝正史を思わせる古めかしいミステリーをご堪能あれ! 粘り気のある人間関係が魅力な作品 #六つ首村

    ■あらすじ
    身内の不幸つづきで苦心しているフリーライターの笹村克哉、ある日彼に名家、白兼家の後継者の打診を受ける。白兼家は六つ首村の名門であるが、かつて連続殺人事件が起こった家でもあった。六つ首村を訪れた笹村は、白兼家の交流を深めながら後継者になるか考えるも、村の秘密が浮き彫りになり…

    ■きっと読みたくなるレビュー
    八つ墓村と津山事件(津山三十人殺し)をモチーフにしたミステリー。おどろおどろしい雰囲気はありませんので、ご安心ください。昔ながらの由緒ある名家が舞台になっていて、粘り気のある人間関係が魅力の作品です。

    本作は三人称で進行しますが、さらに作中作や警察官の日誌など、様々な文章が入り乱れる小説です。しっかり読まないと筋を追うのが大変なので、ぜひじっくりと時間を取って読んでくださいね。

    一番の魅力はやっぱり「古めかしさ」ですよね~。もちろん良い意味で言ってます、横溝正史の映画を観た時に感じた不気味さと同じ。古い映画って、なんであんなにも怖いんですかね。子どもの頃にガチで震えあがった記憶があります。

    色恋のアプローチも、透明感が全くなくって、ひたすらにバタ臭くって品がないのよ。昭和を思わせる表現が懐かしくって、こんなんだったよなーと思わずにはいられません。

    さて本作は、フリーライターの笹村がかつて連続殺人事件が起こった名家に関わっていく物語。怪しげな白兼家との交流を深める一方、過去の事件に何があったのか少しずつ浮き彫りされていく…という筋立て。

    過去の連続殺人事件の犯人、現当主夢男の秘密、殺人計画など様々な謎が押し寄せる。その中でも私にとっては連続殺人事件が起きた理由、動機ってのが衝撃的でした。

    そして密室、双子、瞬間移動、ミステリー好きにはたまらないキーワードが満載なんすよ。何がどうなるのかわかんないっていう、何でもあり感がイイ!

    物語の終盤に恐るべき計画が進行するのですが… いつもこういった犯罪の背景にある人間を見ていると、胸にポッカリ穴があいたような気分になるんすよ。どうすれば救ってあげられるんでしょうね。

    ■ぜっさん推しポイント
    義姉の美奈、妹の亜衣、斗和子、沙良。本作は女性キャラも人間臭くて好きなんですよねー

    艶めかしかったり、ずる賢こかったり、そうかと思えば無邪気で素直だったり… 本作はコテコテの男臭い物語だとは思うんですが、背後には女性への慈しさを感じるんですよね。

    0
    2025年12月07日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    小説としては面白かった。ミステリとしてはいくつかの点で問題が残るかも。最大の問題点として犯人を当てるのが不可能なことがある。過去と現代で殺人事件が起こり、現代での殺人事件では主な犯人は二人いるのだが、そのうちの一人は一度もそれまでに名前が出てこなかった人物。絶対にわからない。もう一人が作中のある人物なので、フーダニットはそちらをメインにしているのかもしれないが、これはちょっとがっかりした。最初に登場人物一覧がないのも納得。載せたら一発で犯人がわかってしまうから。
    元警官のキャラ設定は非常に良かった。

    0
    2026年02月05日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    フリーライター笹村克哉の元に義理の姉と名乗る女性がやってきた。克哉は六つ首村の名家・白兼家の後継者候補で、30年前に起きた「六つ首村連続殺人事件」を生き延びた張本人だと言う。六つ首村についた克哉は事件と白兼家の秘密を探り始め、連続殺人事件の再現ドラマを巡り様々な思惑が絡み合う。

    折原一さんらしく複雑に絡み合う人間関係や事件が面白い。油断しないように色々気をつけなが読んでも、やっぱり分からない。雰囲気も良い感じで良い作品。

    0
    2025年12月18日

六つ首村 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    光文社
  • タイトル
    :
    六つ首村
  • タイトルID
    :
    2065193
  • 電子版発売日
    :
    2025年11月19日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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