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Posted by ブクログ 2023年07月31日
表題作が1961(昭和36)年、併収の「鏡が浦の殺人」が1957(昭和32)年の作。
いずれも水準に達した横溝作品。前者はアパートらしきところに住んでいる金田一耕助の生活の様子が垣間見られて楽しい。
最近はやや頭を使うような書物を続けて読んでいて、息抜きとしての娯楽小説が読みたくなって本書を開...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年08月18日
『扉の影の女』と『鏡が浦の殺人』の中編2篇が収録されている。
『扉の影の女』は金田一耕助と容疑者候補の人々、そして等々力警部が互いに騙し合いながら話が進んでいく。しかし、犯人は最後の方に出てきた奴だったのがビックリ!ただ、犯人が誰かということよりも犯人に至るまでの経緯は読み応えがあるので、全体的に満...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年01月24日
金田一耕助シリーズも、これでコンプリート。
あとはジュブナイル作品のみ。という時点での一冊。
まさか角川文庫で復刊するとは!
扉の影の女
金田一耕助のこの時点のおおよその年齢、食生活、探偵としてのやる気が起こる時、虚無感に襲われる時それはどんな時か。お金の使い方、など人物像にせまる記述も多い。
結...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年09月21日
ハットピンでの殺害というあまり聞き慣れない殺害方法に驚いた。
確か村上春樹のIQ小説でもアイスピックで暗殺するというのがあり、驚いたのを思い出した。
さらに2つ目のお話でも毒針という殺し方で、中々に気づきにくい方法があるんだなあと変に感心してしまった。
どちらの殺人も殺害の動機はよくあるものだったけ...続きを読む
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