人間に向いてない

人間に向いてない

小説・文芸
902円 (税込)

4pt

「今年(2018年)読んだ本の中で、私のベスト3に入る1冊!」――宮部みゆき(単行本帯コメントより)
話題騒然のメフィスト賞受賞作。読者から届いた熱い、熱い声。続々重版出来。

子供を殺す前に。親に殺される前に。
すべての「向いてない人」に捧ぐ、禁断のオゾミス、または落涙の家族サスペンス!

一夜のうちに人間を異形の姿へと変貌させる奇病「異形性変異症候群」。
この世にも奇妙な病が蔓延する日本で、家族は。

ある日、美晴の息子の部屋を、気味の悪いクリーチャーが徘徊していた。
――冗談でしょう。まさか、うちのユウくんも・・・!!??
そこから平凡な家族の、壮絶な戦いが幕を開ける。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    講談社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    講談社文庫
  • タイトル
    :
    人間に向いてない
  • タイトルID
    :
    755748
  • ページ数
    :
    400ページ
  • 電子版発売日
    :
    2020年05月15日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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人間に向いてない のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    題材はぶっ飛んでたし、タイトルはそういうこと?と思いながら読んでました。
    途中までなら☆2個でした。

    でも最後の方、とても響きました。
    きっとみんな一度は思ったことをストレートに言語化されている感じ。
    「自分はここにいるんです。」
    「誰かの役に立たなければ、私なんていないのと同じなんですから。」

    0
    2026年05月20日

    Posted by ブクログ

    一夜で異形に変貌する奇病が巷で流行。引きこもりの息子が芋虫と化した。異形には人権はなく死亡と判断され、異形の処分の有無については家族判断。変わり果てた家族に愛情は注げるのか。

    誰もが自問自答する。
    自分ならどうするだろう…

    0
    2026年05月07日

    Posted by ブクログ

    人間を異形の形へ変化させる奇病「異形性変異症候群」が蔓延する世界線のお話(?)。

    社会不適合者が罹る病気とされ、異形になってしまった子を思う母親。異形になると死んだものとみなされる中、共に生きる道を模索し、己を省みる。異形な作品だった。

    親子関係や親戚関係、人間関係など異形(社会不適合者?)に対する風刺的な側面もあり。

    終わり方どうなるんだろうと思ったら、ちゃんときれいに落ち着いていたのでよかった。

    自分も現在、異形になってしまいそうな環境で生活しているので身につまされる思いも?。

    0
    2026年03月21日

    Posted by ブクログ

    分かりやすく残酷で、分かりやすく気持ち悪く、そして分かりやすく感動させてもらった。

    ある日突然、人間が異形の姿に変わってしまう「異形性変異症候群」。 引きこもりだった息子が異形になり、法的には死亡したことになる。

    どんな姿になっても息子なのだから愛したい母親の気持ちも分かる。 それまで穀潰しだった息子が人間ではなくなり、法的にも死者となったのだから、もう終わりにしたい父親の気持ちも分かってしまう。

    そんな「どちらの気持ちも分かる」状態から始まって、異形となった人々とその家族を見ていくうちに、そもそも人間とは、家族とは、愛情とは何なのかが少しずつ気持ち悪くなっていく。

    見た目の気持ち悪さもかなりのものだけど、本当に気持ち悪いのはそこじゃない。

    子どものためを思っている。 愛している。 幸せになってほしい。

    それが本当に相手のためだったのか。

    子どもが異形になってから自分の育て方を悔い改めるとは、なんとも皮肉な話ですな。

    かなりぶっ飛んだ設定なのに、最後に残ったのは妙に生々しい親子の話だった。

    0
    2026年09月16日

    Posted by ブクログ

    引きこもりニートたちが突然人間と違う異形に変貌して家族間の愛や社会的弱者たちをどう受け止めてその当事者たちがどう変わって行くのか変われば幸せなのかを心身的に教えてくれる物語。終章の社会的弱者たちが押し込められていく苦しみの描写が見事だった。

    社会的弱者を通して人間とは何かを社会とは何かを抉られた話でもあった。

    0
    2026年06月12日

    Posted by ブクログ

    独特な設定が見事に活きる作品。
    異形になる病の子供を持った親のお話。
    自分だったらとてもまともに育てることはできない、と思いながら親の愛情に心打たれました。
    でも読んでいくうちに、その親が追い詰めたんだな、と気づいていきます。病の原因も察知する頃には、片方が悪いわけではないという思いになりました。
    不快だったのは、助けあいましょうと言いながら、現実逃避に走る変異者の親たち。必死に問題と向き合おうとする人の前で、のらりくらりしながら、こんな子供でも私たちは大事にしてます、とアピールされているようで、好きになれませんでした。
    でも、そういう色々な家族の姿を、独特の設定を活かして描いた、心に響く小説でした。

    0
    2026年03月20日

    Posted by ブクログ

    もしも息子が虫になったとしたら、愛情を注ぎ続けられるのだろうか。
    この小説では虫に限らず、犬や植物、魚などにも変身する。
    しかし単なる変身ではなく、どれもグロテスクな外見になってしまう。
    その姿を受け入れられず殺してしまう親もいれば、主人公のようにこれまでの関係性を見つめ直し、親子関係を立て直そうとする人もいる。
    コミュニケーションが取れずに外見も受け入れられないとなれば、拒絶してしまう家族の気持ちも正直わかってしまう。

    子どもは親の所有物のように扱われ、それが優一にとっては苦痛だった。
    過干渉はよくないが、子どもの幸せを思うからこそ、親はつい口を出してしまうもの。
    親と子の在り方を見つめ直すことができる内容だった。

    0
    2026年02月14日

    購入済み

    日常では味わえない感情

    引きこもりの息子が異形と化した母のお話。
    登場人物それぞれの主張により色んな角度から感情を揺さぶられます。
    普段は使わない感情の筋肉を使って筋肉痛になるような、そんな作品でした。

    #怖い #ドロドロ #ダーク

    0
    2026年01月29日

    Posted by ブクログ

    宮部みゆきが衝撃を受けたと紹介していた1冊

    カフカの『変身』が病として起こった世界
    罹患すると、ある者は鳥のような異形に、ある者は植物のような異形に、一夜にして姿を変える

    昆虫のような異形に変わった息子を持つひとりの母親
    父親は、もう人間では無いのだから処分するように主張する

    『変身』後の家族の絆がリアルに描かれていて考えさせられるし、これでもかというくらい良質などんでん返しが続くので、脳トレにもなる小説

    A book that Miyuki Miyabe once mentioned as having deeply shocked her.

    A world where Kafka’s The Metamorphosis has become a kind of disease—
    those afflicted transform overnight: some into bird-like creatures, others into beings resembling plants.

    At the center is a mother whose son has turned into an insect-like creature.
    The father insists that since he’s no longer human, he should be disposed of.

    It’s a thought-provoking story that vividly portrays the bonds of family after the metamorphosis, with a series of superb twist endings that make it as stimulating for the mind as it is moving for the heart.

    0
    2026年01月24日

    Posted by ブクログ

    第57回メフィスト賞

    家族が病気により全く別の存在になってしまったら?
    無償の愛で守ろうとする母親と、処分を望む父親。
    少し状況は違うけど、認知症が進み別人になってしまった私の父を思わせる部分があってなんとも言えない気持ちになってしまった。
    先の見えない困難な状況が続き、母親の過干渉にまで話が広がっていくのは意外だった。
    ラストは衝撃的で母親の気持ちが理解できるだけに泣いてしまった。
    設定は斬新だけど、実はテーマは子をもつ親に共通するものかも。

    0
    2026年01月13日

人間に向いてない の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    講談社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    講談社文庫
  • タイトル
    :
    人間に向いてない
  • タイトルID
    :
    755748
  • ページ数
    :
    400ページ
  • 電子版発売日
    :
    2020年05月15日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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