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亡くなった夫はいったい何者だったのか?
奇妙な小説の世界と現実の事件が共鳴する、折原ワールド全開の長篇ミステリー!
かつてDVによる離婚を経験した秋月雅代。
週末だけ同棲していた内縁の夫・十津根麻里夫が突然病死した。
葬式を出すために夫の身元を調べるが免許証も保険証もなく、勤務先をあたるが、そんな人物は存在しないと否定されてしまう。
数少ない遺品の中に大学ノートがあり、そこに記されていたのは『マリオネット』という奇妙な小説だった。
そこには、埼玉県北部のある町で連続少年失踪事件が起こり、死体を発見した中学三年の「僕」が犯人を追って謎の館を訪ねる冒険を描かれていた。
この小説に手掛かりがあると直感した彼女は、夫が何者なのかを探る旅を始める。
だが、彼女自身もストーカー化した前夫につきまとわれ、命の危険にさらされるのだった。
彼女と「僕」の並行する二つの物語が重なった時、事件は意外な展開を見せる!
解説・末國善己
Posted by ブクログ 2019年08月17日
夕食の席で突然死んだ夫は、名前も仕事もすべてが偽りだった。
真実を求めて、妻は夫の残した小説を読み始める。それには奇妙な連続少年失踪事件が描かれていた。
ストーカー化して元夫も絡んできて、ややこしいことになりますよ。
てか、小説と現実がどんどん交差してきて、時間軸も怪しくなっていく。
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Posted by ブクログ 2019年09月11日
折原作品は残虐さで怖がらせるのではないのが好きです。でも読み終わって、「そうだったのか!」とならないのは困ります。時間軸がわけわからなくなって、わけわからないまま終わるのはやめてほしい。最後は雅代のマンションで亡くなったときのモヤモヤが全て解決してほしいのに、前夫と離婚して麻里夫と事実婚のつもりだっ...続きを読む
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