西尾幹二の作品一覧

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作品一覧

2024/03/15更新

ユーザーレビュー

  • 意志と表象としての世界I
    ばりおもろい。
    ニーチェの哲学的熱情を駆り立てたショーペンおじさんの主著であり、二十世紀の西洋思想を語る上で特に重要な一冊。
    時間と空間の考察を読むあいだアインシュタインの相対性理論が脳内をチラチラしたが、案の定アインシュタインはショーペンハウアーを深く敬愛していたらしい。
    科学的努力とは世界の仕組...続きを読む
  • 意志と表象としての世界III
     最終巻となる本書には『意志と表象としての世界(正篇)』の第四巻「意志としての世界の第二考察」および序文が収められている(付録の『カント哲学の批判』は収録されていない)。
     第四巻の冒頭でショーペンハウアー自身がおごそかに宣言しているとおり、『意志と表象としての世界(正篇)』のクライマックスである本...続きを読む
  • 意志と表象としての世界II
     本書はショーペンハウアーの主著『意志と表象としての世界(正編)』の第三巻に相当する(第四巻の一部も含まれる)。「表象としての世界の第二考察」は芸術論であり、ショーペンハウアー哲学の最も個性的な側面といえよう。
     世界は私の表象に過ぎず、その表象を認識させている知性は意志の奴隷に過ぎない。しかしこの...続きを読む
  • 意志と表象としての世界I
     ニーチェに影響を与えた実存主義哲学者として、ヘーゲルと犬猿の仲だった在野哲学者として、数々のアフォリズムを残した厭世哲学者として、間接的に名前だけは知られているショーペンハウアーを、直接読もうとする読者があまりにも少ないのが残念で仕方が無い。これほど分かりやすく、面白く、魅力的な哲学者は滅多にいな...続きを読む
  • 意志と表象としての世界III
    現象とは表象であり、意志のみが物自体である。
    物自体は説明不可能な物(根拠の原理外)なので、
    意志は表象ではあり得ない。
    表象の内奥・核心こそが意志であり、表裏一体の関係にある。
    つまり、世界は表象であり、意志である。
    という認識(一巻)から、自然(二巻)、芸術(三巻)、倫理(四巻)と、あらゆる角度...続きを読む

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