渋井哲也の作品一覧

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作品一覧

2023/02/17更新

ユーザーレビュー

  • ルポ自殺 生きづらさの先にあるのか
    多くのケースが紹介されていて、自殺の実態の一端を知れる。また自殺を防ぐ難しさもよく伝わってくる。

    印象的だったのは、ネット心中で複数人で集まったものの色々な理由で場所を変えていったケース。葛藤の現れだったのかも知れない。

    「おわりに」で「遺族は家族だけじゃない」としているが、その通りと思う。著書...続きを読む
  • 学校が子どもを殺すとき
    2019年のいじめの認知件数は、前年度より6万8,563件増え、過去最多の61万2,496件となった。

    そして、自殺した原因が、いじめと認定された小中高生の数は317人いる。
    これは、驚くべき数字だろう。

    ただ、この数字は、多分過少されているだろう。教育委員会は、「基本方針として」いじめと自殺を...続きを読む
  • ルポ自殺 生きづらさの先にあるのか
    どこかのレビューで「統計や数字が多く、読みにくい」のようなことが書かれていたが、個人的には具体的数字とインタビューの記録がメインであった事(ルポルタージュなので当たり前だが)がむしろ著者の思考などの惑わされず意見を考えながら読めるので興味深い一冊だったなと感じる。
    こういったインタビューや取材をした...続きを読む
  • ルポ自殺 生きづらさの先にあるのか
    筆者がインタビューして関わっていても最終的に死に至ったり近しい状況となるところはリアルというかこの問題の根深さを物語っている気がする。
    本書では経済的よりも家庭環境諸々の闇を抱えた若者が多かったが、この先(感想を書いているのは2023年2月頃)増税を国民の責務と考える首相の元自殺者が増加しそうな予感...続きを読む
  • ルポ 座間9人殺害事件~被害者はなぜ引き寄せられたのか~
    被害者は全員20代以下、9人中8人が女性、3人が女子高生。希死念慮「死にたい」。逃げ先がそこにしかない。死は甘美。しかし、一人では死ねない。Twitterで呟き、他人を巻き込む。誰かと交わり、誰かに気にされる。死に向かうことで、また生きる。強制性交。ロープで吊られ、遺体は解体。こんな死は願っていなか...続きを読む

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