学校が子どもを殺すとき

学校が子どもを殺すとき

ビジネス・実用
1,980円 (税込)

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4.0

筆者は、学校に関連して死んでいく子どもたちの死因を「学校死」と定義したうえで、当事者を取材する。そこから見えてきたものは、学校が生徒を見殺しにしている実態であった。「学校死」は、どうすれば減らすことができるのか。その方法を探る。

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  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 教育
  • 出版社
    :
    論創社
  • タイトル
    :
    学校が子どもを殺すとき
  • タイトルID
    :
    949096
  • ページ数
    :
    248ページ
  • 電子版発売日
    :
    2021年05月14日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

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    Posted by ブクログ

    2019年のいじめの認知件数は、前年度より6万8,563件増え、過去最多の61万2,496件となった。

    そして、自殺した原因が、いじめと認定された小中高生の数は317人いる。
    これは、驚くべき数字だろう。

    ただ、この数字は、多分過少されているだろう。教育委員会は、「基本方針として」いじめと自殺を結び付けたくないからだ。
    日本は、今も、昔も、いじめに対して、自浄作用などない。

    大人たちが、本当に解決しなければいけない問題だと思っていないからだろう。
    また、これは、学校だけの責任だけではなく、日本人全体の問題として、
    捉えられていないからだろう。

    日本では、毎日1人以上の中高生が、自ら命を絶っている、
    その何倍もの子が、自殺未遂をし、その数百倍の子が、現在進行形でイジメに苦しんでいる。
    この事実は、あまりに重すぎて言葉にならない。

    この著者は、ネットに関わる若者の問題をメインに調査してきたジャーナリストという印象がある。
    当事者に会い、現場を見て、実際、足を使って緻密に取材をしているので、非常に信頼している。

    日本では、いじめられていたとカミングアウトする人はたくさんいるが、
    自分は、いじめていましたという人は、ほとんどいない。
    日本の小中高の8割でイジメが確認されているのだから、多くの人がイジメを経験している。
    私は中学校の時、クラスの同級生をいじめていた。ずっと後悔していた。
    大学の時に、たまたま英検の試験会場で偶然出会って、声を掛けた。
    その時、彼は、私を見て、怯えていた。その表情が今でも忘れられない。

    イジメはどこまでも続く。
    会社に入れば、その内部で、凄惨なイジメを何度もみた。
    それはそうだろう、みんな経験者なわけだから、
    オトナになっても、イジメがなくなるわけはない。
    会社同士のイジメも、なくならない。
    それで、自殺する人は、ごまんといる。

    この本に出てくるイジメのエピソードは、どれも強烈だが、知っておくべきことだと思う。
    イジメる側だったからよくわかるが、自分に自信がないから、他人をイジメる。そうしないと不安だからだ。
    大人になっても、イジメがなくならないのも、全く同じだと思う。
    自分の立場に固執して、それを脅かすものがいたらイジメたり、
    これも自信のなさや不安からきている。弱い立場になったている人を、
    イジメて、カタルシスを覚えるサディスティックな人もいる。

    今の日本社会は、ココロの戦争が毎日繰り広げられているようだ。自殺者は、毎年2万人を超える。その数倍の自殺未遂者、そして、数百倍もの自殺志願者がいる。中高生に、貴方には自信がありますか、日本の将来は明るいと思いますか、とアンケート調査した結果、7割が「ない」と答えている。
    ほんとの戦場よりも、ひどいココロの状態になっている。

    毎日、外に出るということは、戦場にいくようなことだと思ってほしい。
    それは、物理的な争いではなく、精神的な殺し合いが、日々、日本で起こっていると思っていい。毎日、70人近くが自殺する。私の居住地域の人口が2万5千人、毎年、この数が自ら死を選んでいると想像するだけで、頭がおかしくなりそうだ。

    もし、イジメられていて、学校や会社に行きたくないのなら、行くべきじゃない。できれば、イジメられた事実を証拠として残しておくといい。

    誰が、いつ、何をしたか。両親が信用できなかったら、塾や習い事の先生でもいい。
    ほんとに苦しんでいるんだと、伝えてれば、きっと誰かが助けてくれる。
    少なくとも10人ぐらいに当たれば、1人はひっかかる。

    そういう現実を知って、自分や愛する人を守ってほしいと思う。
    相当ヘビーな世の中だが、より良く生きる上で、
    日本は、まだ捨てたものじゃないと思わせるモノがたくさんある。そういうモノを知り、また出会い、身に着けて、何としても、今、厳しい状況にいる人は、生き抜いてもらいたい。

    0
    2020年12月03日

    Posted by ブクログ

    自殺後に周りは驚く。「不用意な言動、いじめ」が被害者をどれだけ苦しめるかを再認識した。周りの予想より、自殺への距離は近い。優しい人、正義感の強い人は、尚更近い。不快な思いを他人にさせない心配りと、不快にさせられたときは立ち向かう勇気を持ちたいと感じた。(本の主題とは違う感想ですみません...)

    0
    2021年01月10日

学校が子どもを殺すとき の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 教育
  • 出版社
    :
    論創社
  • タイトル
    :
    学校が子どもを殺すとき
  • タイトルID
    :
    949096
  • ページ数
    :
    248ページ
  • 電子版発売日
    :
    2021年05月14日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

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