新潮社の検索結果
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「他人の気持ちが分からない」ことが悩みの谷原豊(たにはらゆたか)(18)は、曾祖母の死(享年100)をきっかけに、謎の霊媒師・鵜沼(うぬま)ハルと出会った。自称大正生まれのハルは、幽霊が見えず存在を信じてない理屈っぽい理系大学生の豊に、奇妙な“慰霊”のアルバイトを依頼する。彼女の正体と、この街の秘密とは――。モラトリアムの青春を爽やかに描く、すこし不思議なジェントル・ゴースト・ストーリー。
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16年の時を経て大ブレイクした、1991年度「このミステリーがすごい!」第1位作品。雅子はわたしのすべてだった。自分の一生を賭けた恋愛だった――。それを、教師と教え子という関係にのみ焦点をあて、スキャンダルに仕立て上げられて、わたしは学園と東京から追い払われた。退職後、郷里で塾講師をしていたわたしは、失踪した教え子を捜しに12年ぶりに東京へ足を踏み入れた。やがて自分を追放した学園がこの事件に関係しているという事実を知り……。事件とともに、あの悪夢のような過去を清算すべき時が来たのか――ミステリー史に残る大傑作。
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由布院は盆地である。かつては山に囲まれた普通の田舎だった。名所旧跡もない。温泉の湧出量は全国第二位という豊富さだが、客は少なかった。現在、旅館も増え、みやげ物屋が立ち並び、国内温泉地のなかでトップクラスの人気を集めるようになった。年間の観光客は三百八十万人、宿泊客は九十五万人を数える。この奇跡的な成功の陰にはどのような努力があったのか。「由布院ブランド」を築き上げたまちづくりの物語。
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楽しい遊園地デートになるはずだった杏那と優。しかし二人は突如別々の世界に引き裂かれた。杏那は異世界を魔王から救う役目を担わされ、残された優は遊園地で起きた密室殺人事件の謎を解く羽目に……。現実と夢の国、二つの密室、パズルと魔法の謎を解き、二人は再会できるのか? 紙とペンを用意して読んでも必ず欺(だま)される、異色の新感覚本格ミステリ。『わたしの隣の王国』改題。
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昭和6年。文士と親しく交流する女優の母と相場師の父との間に鬼六は生れた。純文学を志すが挫折、酒場経営で夜逃げ、一転中学教師を経て、SM作家として莫大な稼ぎを得る。しかし、映画製作や雑誌の発行に乗り出し破産。周囲は怪しげな輩が取巻いていた……。栄光と転落を繰返す人生は、無限の優しさと赦しに貫かれ、晩年に罹患した病にさえも泰然としていた。波瀾万丈の一代記。
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天皇、断髪なさる。皇后も少し前にオハグロをおやめになった(明治六年)。時計の国産化に成功。いずれは輸入しなくてもいい時代が来るだろう(明治十六年)。元号の原案に「天興」や「興化」もあったとのこと(明治四十五年)。当時の世相や風俗、ゴシップなどのニュースで、近代化の流れをたどるユニークな編年史。文明開化から始まった明治という時代にタイムスリップできる一冊。
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ある春の夕暮、曲角に奇妙な印を書き残す老人が向う先には一軒の洋館。そこに捕らわれていたのは、手足を縛られた美少女だった。彼女を救うため屋敷に潜入した少年探偵団員、相川泰二は帰還後、原因不明の奇行に走り、三人の仲間は行方不明に。なぜ彼らばかりが狙われるのか? 事件は天才・明智に託されたが、謎の探偵・殿村弘三の参戦により、団員は新たな渦に巻き込まれていく。(解説・北村薫)
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成熟を拒否して、永遠の若さへ――。美容整形、省エネ小型化技術、デコトラ、仮面ライダー、スーパー戦隊シリーズ……。作家は、文化や産業の最先端を探訪する。3・11という巨大な裂け目を経ながら、新たに発見されたこの国の可能性とは? 現代日本文化に指摘される「未成熟性」の正体を探る、著者初のノンフィクション!
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「夏樹静子のお葬式を出しましょう」──苦しみ抜き、疲れ果て、不治の恐怖に脅かされた闘病の果てに、医者はこう言った。時には死までを思い浮かべた鋭い腰の疼痛は、実は抑制された内なる魂の叫びだった。そして著者もいまだに信じられないという、劇的な結末が訪れる。3年間の地獄の責め苦は、指一本触れられずに完治した。感動の腰痛闘病記。『椅子がこわい─私の腰痛放浪記』改題。
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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 お菓子をもう一個取っていいんじゃない? もうちょっと寝ててもいいんじゃない? 人間って、プチ欲が出たとき、何とも言えなーい顔をする。そんな一瞬を、絵本作家ヨシタケシンスケが、「深く浅く」切り取ってみると……欲が出るから失敗するけど、欲が出るから人間って面白い!? ※当電子版は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。ご了承ください。
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学校や店の「黙食」から、黙浴(銭湯)、黙煙(喫煙所)、黙乗(バス)まで――。理由のないことではないだろう。しかし、今日もこの国には閉塞感いっぱいのキャッチコピーが溢れ続ける。恐ろしいのは、コロナにナーバスになりすぎる人と、スマホで価値判断を狂わせた人の急増だ。大方の世界の流れに逆行し、政府とメディア、「専門家」たちは人々をいかにミスリードしてきたか。ネットニュース編集者によるコロナ狂騒観察記。
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「結婚したら小説が書けなくなる」。プロポーズをいなす津村を吉村は何度もかき口説いた。「書けなくなるかどうか、試しにしてみてはどうか」。そして始まった二人の人生は、予想外の行路を辿っていく。生活のための行商旅。茶碗が飛ぶ食卓。それでも妥協せず日々を積み重ねる二人に、やがて脚光が……。互いを信じ抜いた夫婦の物語。
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