イアン・マキューアンの一覧

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作品一覧

2018/06/22更新

ユーザーレビュー

  • 憂鬱な10か月
    母親のお腹にいるわたし。お腹のなかで聞く愛の囁き、ポッドキャストの教養、胎盤から味わうワイン、犯罪の計画…
    なんなのだ、これは。
    ブラックユーモアたっぷりに語られる、胎児版ハムレット。
    普段の綿密な調査から離れて書いた、という作者のストーリーテリングのおもしろさ。
  • 憂鬱な10か月
    胎児の独白?なんだそりゃ、という読み始めの感覚は知らないうちにどっかに行って、ひきこまれて読んだ。皮肉なのに冷たくないという、マキューアン独特の世界。

    生まれるときは誰もが、自分では選びようのない状況下に、無力な状態で投げ込まれる。この世は決して生きていくのにたやすいところではないし、醜いこと、不...続きを読む
  • 憂鬱な10か月
    『というわけで、わたしはここにいる、逆さまになって、ある女のなかにいる』という出だしで始まるこの小説の語り手は、もうすぐ生まれる予定の胎児だ。しかしこの胎児は母親の聴いているラジオ番組や外界の音から様々な情報を得て、周囲の人物の様子から世界情勢まで理解しているというとんでもない胎児なのだ。
    彼の両親...続きを読む
  • 憂鬱な10か月
    胎児のハムレット!アイデアが秀逸ですごく面白い。子宮の中で乳殺しについて高度に知的に考えをめぐらすが、母親の腹を蹴るくらいしか意思表示ができない。主人公、胎児。
  • 憂鬱な10か月
    一人称の小説は苦手(町田康は除く)なんだけどこれは面白い。
    母親が見聞きするものから知識を得てる感じなのに母親より賢そうなのはなぜだ?