関根虎洸の作品一覧
「関根虎洸」の「遊廓に泊まる(とんぼの本)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「関根虎洸」の「遊廓に泊まる(とんぼの本)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
古い建物などが好きで、
よく見に行ったり泊まりに行ったりする。
遊郭は「別世界」を演出するということで
やりすぎ感あふれる装飾や意匠を施したものが多い。
(それがいいんだけどな~)
でもそれがもう今では作ることができないほど贅沢な材質や美術だったりする。
絶滅寸前ともいわれている遊郭の建物は
近代化と共にどんどん取り壊されていく
まるでそこに初めからなかったかのように
人々の記憶からも消え去るかのようになくなっていく。
大きなお金が動くところには
華やかで艶やかな世界もまた広がる
それも歴史の一つ。
人々の人生が重なっていった場所でもあるんだろな
で、何気なく見ていたら…
かなり前に伊
Posted by ブクログ
昔から古い町並みが好きです。
おそらく、その理由は私が子どもの頃に過ごした元遊郭の街・飛田にあるのだと思う。
4歳から9歳からの約5年間、両親が居酒屋を経営していた関係で、飛田百番のわりと近くに住んでいました。家族で百番に行ってすき焼き食べたりということもありました。なので、本書の飛田百番の写真はとても懐かしく感じます。
実は全国には遊郭だった建物を旅館として営業しているところがけっこうあるということをこの本で知りました。写真が中心の本書には明治、大正、昭和の懐かしい町並に外観、内装の写真がたくさん。どことなく懐かしい雰囲気に惹かれながら読みました。
しかし、この界隈では多くの遊女さんたち
Posted by ブクログ
内容(「BOOK」データベースより)
昭和33年4月、売春防止法が施行され、日本地図から「遊廓」は消え、娼妓たちは去り、建物が残った。その後、あるものは元妓楼経営者の住処となり、あるものはアパートや店舗となった。60年を経た現在、建物の老朽化が進み、取り壊されたものも多いが、いまなお奇跡的にその姿を留めているのが「転業旅館」。現在全国にわずかに残る、現役で営業中の「泊まれる遊廓」を渾身取材。独特の廓建築を内観外観ともに隅々まで撮影。往時を知る人たちの証言も収載。これぞ日本最後の遊廓の姿を伝える貴重な記録である。
編集者の文章かもしれないが、的確な内容紹介と、本全体に漂う匂いまで伝えて名文だと