大平徹の作品一覧
「大平徹」の「「ゆらぎ」と「遅れ」―不確実さの数理学―」「予測学―未来はどこまで読めるのか―(新潮選書)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「大平徹」の「「ゆらぎ」と「遅れ」―不確実さの数理学―」「予測学―未来はどこまで読めるのか―(新潮選書)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
今年一番と言っても良い。良書。
一般的にミクロの物理現象である「ゆらぎ」「ノイズ」「遅れ」という不確実性についてのお話。普通の人は興味がない事柄を具体例と抽象をうまく結び付けていて興味深い本となっている。
ゆらぎ
・・・共鳴により増幅する。スポーツで言えばサーフィン、ブランコ(リズムとタイミングで力を得る)
ラジオは回路の振動数と電波の周波数を合わせる共鳴運動だし、吊り橋の崩壊は吊り橋の固有振動数と行進の振動数が一致した時にしばしば起こる。その他、共鳴を利用した器具として電子レンジがある。
共鳴が好ましくない場合、ゆらぎをゆらぎで止める制振という方法が伝統的にある(五重塔など)
ノイズ・