加藤幸子の作品一覧

「加藤幸子」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

ユーザーレビュー

  • 十三匹の犬
    各章の主人公は歴代の犬たち(主犬公?)。帯に「札幌から北京 そして東京へ――」とあるように、これも“佐智シリーズ”の一つとして読んでいいのではないでしょうか。あのとき傍らにはこんな犬がいたんだなぁ、犬から見るとこんな感じだったのかなぁ、と想像しつつ読みました。『夢の壁』から読むと長い長い「佐智の半生...続きを読む
  • 十三匹の犬
    ある一家の戦前からの歴代の犬たちと家族、そして社会状況の変化も反映された物語。
    一頭ずつ犬の目線からのストーリーがあり、続いてその犬と過ごした人間目線の振り返りがあり「あーなるほど、そういうことだったの」と読み進められます。
    人間から見ると困った犬もその犬にとっては理由があり、人間と暮らすのに向き不...続きを読む
  • 十三匹の犬
    13匹の犬の目線で書かれた物語。

    犬たちとかかわっている家族は、両親と娘。
    その娘が赤ちゃんの時代から老年の域に達するころまで、近くに居た犬たち。

    犬にも個性があって感情があって、犬生があるんだね、、、という1冊です。
  • 十三匹の犬
    13匹の犬たちが語る人間との関係。
    13話の短編集。

    戦中戦後と、わりと最近の犬たち。
    それぞれの犬の個性と思考が違っていて楽しめた。
    犬の気持ちで書かれた本。
    犬ゆえに残酷な運命に絡めとられることもあるのだと、あらためて思い知った。
  • 十三匹の犬
    自身が飼っていた犬たちをモデルにした犬目線のストーリー。
    戦時中、犬好きの父親が飼っていて交通事故で死んでしまった「赤」の剥製の頭部に始まり、13匹の犬たちの独白と飼い主たちの曰く。
    ユーコが赤ちゃんのころから、成人して結婚し、離婚し、小説家になり、子どもたちが独立した現在まで。

    ペキニーズやヨー...続きを読む

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