ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
2pt
殻を破りなさい。ジーン(遺伝子)の声に導かれ地上に生まれた私。たった1羽の渡り鳥として未知への旅が始まった。2本足(人間)の襲来、餌の調達、熱い恋心、交尾と共食い、卵の心配、そしてジーンとの別れ、即ち死――(「ジーンとともに」)。ほかに「主人公のいない場所」「渡鶴詩」「雀遺文」「アズマヤの情事」。野鳥愛好家として知られる著者が鳥と人間を同位置で観察し、生きものの心と体のありようを鋭敏に、ユーモラスに描き出した新機軸の傑作小説集。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
2012/10月 ジーンとともに、鳥の世界を不思議な目線で語る。梨木香歩さんの本で紹介されていた。 何の鳥だろうと想像しながら読んだが、にじとりとの幻の鳥あとがきでよんでビックリ。やはり不思議世界の住人だ
小鳥の眼から世界を理解するという、ストーリー。 ジーンは遺伝子です。 卵の殻を破って、この世に生まれてくるのも ジーンの導きによって。 そしてひとりだちし、南へと渡る。 南の島で初めてオスと出会い、交尾する。 命を燃やす激しいひととき・・・ 無事に卵をやどした小鳥は やがてまた北へと飛んで、卵...続きを読むを生む場所を作りはじめる。 すべてのエネルギーを使い果たすそのときまで ジーンは常によりそって一心同体だったのですが、 最後、小鳥が精魂尽き果てた瞬間、離れて行ってしまうのです。 ジーンの関心はもはや、次の命である卵に向かうんですよね。 それは小鳥も深く納得できることでした。 ジーンはずっと長いこと そうやって、過去から未来へと命をつないでいくものなのだから。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
心ヲナクセ体ヲ残セ
新刊情報をお知らせします。
加藤幸子
フォロー機能について
「角川文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
夢の壁
池辺の棲家
十三匹の犬
「加藤幸子」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲心ヲナクセ体ヲ残セ ページトップヘ