村田喜代子の作品一覧
「村田喜代子」の「姉の島」「エリザベスの友達(新潮文庫)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「村田喜代子」の「姉の島」「エリザベスの友達(新潮文庫)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
作者は、「新古事記」というタイトルを付けたことによって、絶望の度合いを和らげる、といった趣旨のコメントをしているらしい。
確かにキリスト教では、人は絶対的に正しい唯一神が作りたもうたもの。じゃあ、絶対正しい神が人間を作ったなら、なぜ原爆なんて起きたんだろうか。そんなに正しくて素晴らしい神なのに、人間の愚かさを予見できなかったのか?神に対する絶望があるのだろうと思う。
一方で日本の神々は、間違う存在、弱い、脆い存在として描かれている。
絶対的に正しい神がこの世を作り、その中で人間が過ちを犯したと考えるよりも、情けない人間くさい神々がこの世を作ったから、過ちが起こることもあると考えた方が、絶望の度
Posted by ブクログ
両親により貧しさのために遊郭に売られた少女が読み書きを覚え言葉を通して自分の世界を広げていく姿は健気で美しくて希望を感じます。そしてその希望は社会の理不尽さや大人達の搾取によって容赦なく踏みにじられていく。10代の少女達がそんな現実をどう受け止めたんだろう、とても痛ましく思いました。
1万円札でお馴染みの福沢諭吉。女性にも教育を!と立ち上がってくれていたのかと思いきや「娼婦は人間以下」と語る場面には心底がっかりし、時代の残酷さを感じました。
どなたかのレビューで東雲さんを壇蜜さんをイメージしながら読んでいました、という方がいらっしゃいましたが私は木村多江さんでした。
Posted by ブクログ
倉田美土里(くらた みどり)は、夫の寛宣(ひろのぶ)(80歳)を亡くして未亡人となった。
彼女のまわりには、何となく未亡人が集ってくる。
まだ夫を失ったことがないので、共感するとか、分かる、というふうにこの小説を読む事はできない。
けれど、もうそれなりの歳なので、勉強させていただいた。もちろん、自分が先に逝くという場合もあるかもだけど。
長年連れ添った夫を亡くした場合、若いカップルが相手を失ったような瑞々しい喪失感や号泣というものは伴わないであろうと思う。
美土里の友人・山埜くら(やまの くら)によれば、長年一緒に過ごした夫婦には「夫婦ぐせ」というものがあり相手をなくして時間が経つにつれ、だ