ゆうじょこう

ゆうじょこう

作者名 :
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作品内容

貧しさゆえ熊本の廓に売られた海女の娘イチ。廓の学校〈女紅場(じょこうば)〉で読み書きを学び、娼妓として鍛錬を積むうち、女たちの悲哀を目の当たりにする。妊娠する者、逃亡する者、刃傷沙汰で命を落とす者や親のさらなる借金のため転売される者もいた。しかし、明治の改革の風を受け、ついに彼女たちはストライキを決意する――過酷な運命を逞しく生きぬく遊女を描いた、読売文学賞受賞作。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内小説
出版社
新潮社
掲載誌・レーベル
新潮文庫
電子版発売日
2016年07月22日
紙の本の発売
2016年01月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
1MB

ゆうじょこう のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2016年05月08日

    三冊続けて少女を主人公にした女性作家の作品を読む。
    原田マハ「永遠をさがしに」、高田郁「あきない世傳 金と銀 源流編」、そして村田喜代子さんの本作。
    前の二冊は一気読みでしたが、この作品はじっくりと。少女漫画的な設定やストーリーの前二作とは密度が全く違います。
    明治初年、薩摩の先の硫黄島から熊本の廓...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年07月11日

    よくある花魁モノとは全然違う。
    作者はこの時代この場所におったんか?ってくらい細かい描写が廓の地獄をよりリアルにする。
    でも主人公の性格のせいか、地獄の描写が暗くない。カラッとした不幸、滔々たる不遇。
    絶対だった物の崩壊と、女達の闘い。学問の必要性。

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    Posted by ブクログ 2018年01月24日

    明治の熊本の遊郭を舞台にした作品。
    「吉原炎上」やら、荷風その他の男性作家の作品と大きく違う。
    硫黄島から、両親に売り飛ばされた娘、イチ。
    その境遇は苛酷だけれど、「かわいそうな女性」と、ヘンに美化されない。
    その体の上に起こる様々な状況、生々しい身体感覚も、意外とドライに描かれる。
    だからこそ、心...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年01月31日

    粗にして野だが率直で利発、磨かれる前の原石そのもののイチがどう成長していくのか、廓の天国と地獄の狭間でハラハラしつつ興味が尽きない。
    「踏みしめる足場のない所」で垣間見える鐵子さんや東雲さんの優しさにホロッとくる。三人の心が交流する紅絹の休みの話が好き。反面、娼妓を取り巻く世間や環境は怒りが湧くこと...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年05月16日

    先日花魁道中を見に行った。
    これがあの八文字かと胸を高鳴らせた。
    混み合っている中、そばにいた中年女性が連れに言った。
    「女なら憧れるわよねえ。綺麗な着物着てさ」

    確かに綺麗な着物には憧れるけれど、実際の花魁に憧れを持つかといえば、どうだろう?
    身体を売ることに抵抗がある(だからと言ってその職にい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年04月17日

    時代は明治初期、場所は熊本の遊郭。ちょっと変わった設定だが苦界に身を置かざるをえなくなった少女を中心に、社会の変化に戸惑いながらも新しい時代を逞しく生きる女性の姿が描かれる。方言で綴られた少女の日記が効果的にその真摯な思いを訴える。

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    Posted by ブクログ 2016年03月31日

    南の小さな島で、貧しい漁師の家に生まれたイチは、15歳で熊本の遊郭に売られる。
    広い海で大きな海亀と泳ぎ暮らしていた少女は、きらびやかな牢獄で囚われの日々を送ることになる。
    鄙で生まれ育ったイチは、訛りがきつい。「ください」は「けー」、「ここへ」は「こけー」、「これ」は「こー」、「食え」は「けー」、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年10月17日

    硫黄島を離れ、熊本の廓へと売られた主人公イチ。
    悲惨な話なのに何故か温かさを感じる作品。
    遊女らしくない天真爛漫なイチにとても惹かれました。
    途中、福沢諭吉の学問のすゝめが一部抜粋されており、かなり奇抜な事を書いているんだと無知な私はちょっと鳥肌モノでした。

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2018年02月11日

    熊本の遊郭に売られた15才の少女の物語。

    主人公のイチは硫黄島の漁村で生まれ育った。
    しかし、生活が苦しい家族によって熊本の遊郭に売られてしまう。
    彼女は、これまで自然豊かな島でどちらかというとプリミティブな生活を送ってきており、教育も受けたことが無い。
    元々は健康ですごくピュアな感性を持っている...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2016年05月30日

    遊女もの、は好きで色々読んだけどなかなか新しい視点とヒロインで面白かった。
    村田喜代子、の時点でなんというか土着的な空気は予想していたけれど。
    願わくばもうちょっと、色めいていてもよかったかなぁ。好みとして。
    ヒロインがあまりにも女、として開いていかないのがちょっと不思議ではあった。

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