無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
山崎豊子のみが同時代の国民的大衆作家と比較して「男らしい」男(著者はあえてここのような表現を使っている)を唯一描けたという主張をしており、敗戦をどのように引き受けたか?またはそれに準じるものを引き受ける者を日本人は「男らしい」・「ほんものの」男として捉えてきたのではないかという。
山崎豊子の小説が描くテーマの変遷(大阪の舟場を舞台にした初期作品からアフリカに左遷される男の生き様等)に基づくキャラクター造形が変化していくこと、同時代の国民的大衆作家である松本清張作品(砂の器など)との比較、それらに付随する様々な同時代の国民意識を捉えようとする分析が面白い。
改めて感じる国民的大衆作家と呼ばれるにふさわしい、膨大な取材に基づく数々の長編作品群とそれらがほとんど映像化され、さらにヒットしているという事実。
にもかかわらず、しっかりとした評論がなされてこなかったことを村上春樹と対比して語っている。
全体的に次の論に興味を持続させていく話の展開も良い。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用